山本博司
山本 博司(やまもと ひろし、1954年12月9日 - )は、日本の政治家。公明党所属の参議院議員(3期)、公明党参議院国会対策委員長。 財務大臣政務官、参議院消費者問題に関する特別委員長・総務委員長・災害対策特別委員長、公明党参議院国会対策委員長、厚生労働副大臣兼内閣府副大臣を歴任した。 来歴生い立ち1954年12月9日、愛媛県八幡浜市に生まれる(現在は香川県高松市在住)。八幡浜市立松蔭小学校、八幡浜市立八代中学校を経て、愛媛県立八幡浜高等学校に入学。中学・高校と卓球に汗を流し、高校ではチームとして四国大会ベスト8に入った。 高校を卒業後、慶應義塾大学に入学。可能性をどこまでも信じ抜いてくれる友人や恩師との出会いが人生の大きな転機となった。 日本IBM時代大学を卒業後、日本IBMに入社。29年間、営業に従事し、年間売り上げ目標を12回達成する。社内部門MVPも獲得した。人材育成を担当し、独自の研修コースを開発。全国、約1500人の営業職、システムエンジニアの育成に携わる。 東京在住の約15年間、町内会の活動にも参加。交通部長、副会長として防火・防犯パトロールなどを行った。 また、若者の就職活動を支援する特定非営利法人「NPO人材アカデミー」の理事を務め、シンポジウムや講習会を開催するなど、若者の就職支援を続けている。 参議院議員長女が2歳の時、睡眠障害などを伴う重度の知的障害と判明。妻と2人で介護・子育てを続け、障害者団体主催の訓練や行事に長女を連れて積極的に参加してきた。山本は「娘を通して、いろんな世界を見ることができ、謙虚さを学びました。平凡なことに幸せを感じ、感謝の思いがこみ上げてきました」と語っている。 こうした苦闘の経験が政治を志す大きな原点となっており、「国民に尽くすことが政治本来の使命。悩める庶民の側に立った優しさこそ政治に必要」との信念を掲げ、「社会的弱者に温かい手を差し伸べる福祉のネットワークづくり」や「子育て支援策の拡充」「離島振興」などのテーマに取り組んでいる。 2007年に初当選してからは、6年間で1500を超える障害者や介護、教育関係などの施設を訪問。国会論戦は120回に及び、「声なき声」を国政に届け続けている。 2019年7月の第23回参議院議員通常選挙では、党の規約では「任期中に69歳を超える場合は公認しない」とある[1]が、当時64歳(任期満了すると70歳)で特例で公認された[2]。 経歴
政策・主張
人物現在の役職参議院
公明党
過去の役職内閣参議院
脚注
関連項目外部リンク
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