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赤間二郎

あかま 二郎
あかま じろう
公式肖像写真
生年月日 (1968-03-27) 1968年3月27日(56歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県相模原市
出身校 立教大学経済学部卒業
前職 プロボクサー
神奈川県議会議員
所属政党 自由民主党麻生派
称号 経済学士(立教大学)
親族 赤間一之(父・神奈川県議会議員)
公式サイト あかま二郎 公式サイト

選挙区 神奈川14区
当選回数 6回
在任期間 2005年 - 2009年
2012年12月19日[1] - 現職

選挙区 相模原市
当選回数 2回
在任期間 1999年 - 2005年
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赤間 二郎(あかま じろう、1968年3月27日 - )は、日本政治家、元プロボクサー自由民主党所属の衆議院議員(6期)。

衆議院国土交通委員長内閣府副大臣第3次安倍第3次改造内閣第4次安倍内閣)、総務副大臣内閣府副大臣第3次安倍第2次改造内閣)、総務大臣政務官第2次安倍改造内閣第3次安倍内閣)、自民党副幹事長神奈川県議会議員(2期)を務めた。

衆議院議員としての通称はあかま二郎。

経歴

神奈川県相模原市生まれ(現住所は同市中央区横山台2丁目[2])。相模原市立横山小学校、相模原市立清新中学校神奈川県立相模原高等学校立教大学経済学部卒業。

大学時代は体育会ボクシング部で副主将を務め、リーグ優勝を経験。1998年には、横田スポーツジム所属ライト級プロボクサーとして4回戦を後楽園ホールで経験した[3]

大学卒業後、渡英しマンチェスター大学大学院にて社会政策を学び、ディプロマを取得している。帰国後、当時神奈川県議会議員であった父の赤間一之を手伝う傍ら、知的障がい者地域作業所の運営に協力している。現在も保護司として活動している。

地方議員に

1999年、神奈川県議会議員選挙へ無所属で挑戦し、初当選(当時31歳)。県議会議員相模原市選挙区での無所属の当選は16年ぶりのことであった。県議会議員当選後、自民党に所属した。

初当選から4年間、「県会議員あかま二郎の“おさるでも分かる”政治手帖」とのタイトルでマンガ機関紙を毎月2回発行していた。その機関紙は本として2002年12月に発刊された[4]

2003年、神奈川県議会議員選挙でトップ当選で再選される。自転車にノボリを付けての選挙運動[5]は相模原において草分け的存在とされ、真似る議員が続出した。神奈川県議会では、自民党県議団政調会副会長や特別委員会副委員長を歴任。

国政へ

神奈川県議会議員2期目では自民党県議団の次代を担うホープと見なされていた一方で神奈川14区藤井裕久(当時は民主党代表代行)の対抗馬として名前が挙がる。自民党候補者の選考にあたり、相模原としては初となる公募方式となり、論文審査・面接をクリアし、自民党公認候補者となった。2005年9月11日第44回衆議院議員総選挙では、神奈川14区で藤井を破り、初当選。国会では、議院運営委員会総務委員会などに所属し、もっぱら地方自治の法整備に注力した。

2009年第45回衆議院議員総選挙で神奈川14区から出馬し落選。同選挙では、公明党の推薦も受けていた[6]

2012年第46回衆議院議員総選挙で当選、国政に復帰した。

2014年9月4日第2次安倍改造内閣総務大臣政務官に就任。同年の第47回衆議院議員総選挙で3選。

2016年8月5日第3次安倍第2次改造内閣総務副大臣内閣府副大臣に就任[7]

2017年3月に総務副大臣として台湾に訪問し、日本台湾交流協会が主催する食品・観光イベントの開幕式に出席した[8]。1972年の日台断交以来、副大臣級が公務で台湾を訪問するのは初めて(2006年に宮腰光寛農林水産副大臣が訪台して陳水扁総統らと会談しているが、これは私的訪問との位置付けだった)[8]。同年9月27日、自民党を離党して希望の党結党に参加した福田峰之の後任として、内閣府副大臣に就任[9]。同年の第48回衆議院議員総選挙で4選。

2018年10月、自民党総務部会長に就任[10]

2020年10月、衆議院国土交通委員長に就任[11]

2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で5選。

2024年10月27日、第50回衆議院議員総選挙で6選[12]

政策

  • 憲法改正集団的自衛権の行使に賛成。
  • アベノミクスを評価する。
  • 原発は日本に必要。
  • 村山談話河野談話を見直すべき[13]
  • 選択的夫婦別姓制度導入について、2014年の調査では「どちらとも言えない」としていた[14]が、2017年の調査では、「どちらかといえば賛成」としており[15]、2021年3月には、自民党有志が設立した「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」に参加し、同連盟の幹事に就任している[16]

所属団体・議員連盟

選挙歴

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
1999年神奈川県議員選挙 1999年4月11日 31 相模原市選挙区 無所属 ーー / /
2003年神奈川県議員選挙 2003年4月13日 35 相模原市選挙区 自由民主党 2万6683票 ーー 8 1/12 /
第44回衆議院議員総選挙 2005年09月11日 37 神奈川県第14区 自由民主党 13万5719票 50.95% 1 1/3 /
第45回衆議院議員総選挙 2009年08月30日 41 神奈川県第14区 自由民主党 10万4631票 36.77% 1 2/5 19/6
第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 44 神奈川県第14区 自由民主党 10万494票 39.65% 1 1/6 /
第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 46 神奈川県第14区 自由民主党 10万9408票 47.22% 1 1/4 /
第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 49 神奈川県第14区 自由民主党 10万5953票 46.48% 1 1/3 /
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 53 神奈川県第14区 自由民主党 13万5197票 53.76% 1 1/2 /
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 56 神奈川県第14区 自由民主党 8万1428票 39.63% 1 1/5 /

脚注

  1. ^ 「神奈川県選挙管理委員会告示第119号」『神奈川県公報』神奈川県政策局政策部政策法務課、2012年12月19日、2面。
  2. ^ 政治資金収支報告書 自由民主党神奈川県支部連合会(令和4年分 定期公表)”. 神奈川県選挙管理委員会 (2023年11月28日). 2023年12月20日閲覧。
  3. ^ ボクシング・マガジン(1998年7月号)より
  4. ^ 県会議員 あかま二郎の政治手帖(定価1,200円)
  5. ^ 週刊新潮10月19日号連載コラム「結婚」
  6. ^ 公明、比例15人を公認…自民128人も追加推薦 読売新聞 2009年8月6日
  7. ^ 副大臣:20人交代 閣議決定”. 毎日新聞. 2024年11月7日閲覧。
  8. ^ a b 赤間二郎総務副大臣が訪台、公務では断交後初 産経新聞 2016年3月25日
  9. ^ 復興副大臣に公明・浜田氏 長沢氏辞任で”. 日本経済新聞 (2017年9月27日). 2024年11月7日閲覧。
  10. ^ 産経新聞 (2018年10月15日). “小泉進次郎氏、自民厚労部会長に”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年11月7日閲覧。
  11. ^ “衆参両院、新委員長を決定 衆院予算委員長は金田氏”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65478870W0A021C2M10600/ 2020年11月1日閲覧。 
  12. ^ 神奈川14区で自民党の赤間二郎氏が当選”. 読売新聞オンライン (2024年10月28日). 2024年11月7日閲覧。
  13. ^ 毎日新聞 2014年衆院選アンケート
  14. ^ Company, The Asahi Shimbun. “朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月7日閲覧。
  15. ^ 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2017衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月7日閲覧。
  16. ^ 当議員連盟の役員が決まりましたので公表します。105名の入会議員のうち、90名に役員になっていただきました。一日も早い実現に向けて、力を合わせて取り組んで参ります。
  17. ^ a b 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年

外部リンク

公職
先代
土屋正忠
松下新平
日本の旗 総務副大臣
原田憲治と共同

2016年 - 2017年
次代
奥野信亮
坂井学
先代
高鳥修一
松本文明
松下新平
盛山正仁
冨岡勉
高木陽介
山本順三
井上信治
若宮健嗣
日本の旗 内閣府副大臣
石原宏高
越智隆雄
松本洋平
盛山正仁
水落敏栄
高木陽介
末松信介
伊藤忠彦
若宮健嗣と共同

2015年 - 2016年
次代
越智隆雄
福田峰之
松本文明
坂井学
葉梨康弘
水落敏栄
武藤容治
秋元司
伊藤忠彦
山本朋広
先代
橘慶一郎
片山さつき
北村茂男
日本の旗 総務大臣政務官
武藤容治
長谷川岳と共同

2013年 - 2014年
次代
輿水恵一
森屋宏
古賀篤
議会
先代
土井亨
日本の旗 衆議院国土交通委員長
2020年 - 2021年
次代
中根一幸
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