風間球打
風間 球打(かざま きゅうた、2003年10月11日 - )は、山梨県甲州市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。 経歴プロ入り前甲州市立奥野田小学校1年生の時に軟式野球を始め、小学3年生で投手に転向[2]。甲州市立塩山中学校では硬式野球のクラブチームである笛吹ボーイズに入団[2]。 明桜高等学校(2年次よりノースアジア大学明桜高等学校に改名)に進学し、1年夏からベンチ入り。2年秋からエースとなり、東北大会でベスト4に進出したが、準決勝で仙台育英に敗れた[3]。3年夏の秋田大会では、秋田との準々決勝で自己最速となる157km/hを記録し完投勝利[4]。秋田南との決勝で完封勝利して優勝した[5]。第103回全国高等学校野球選手権大会に出場し、1回戦で帯広農業と対戦。先発して4回まで無安打に抑える好投を見せ、チームも5-0とリードしていたが、激しい降雨によりノーゲームとなった[6]。中2日で行われた再試合では150km/hを記録して2失点完投勝利した[7]。明徳義塾との2回戦でも先発したが、ファウルで粘られて球数が増え、6回までに139球を費やし、この回限りで降板[8]。チームも敗れた[9]。大会最速の152km/hを記録した[10]。2021年9月15日にプロ志望届を提出した[11]。 小園健太(市立和歌山高校)、森木大智(高知高校)と合わせて「高校生BIG3」として注目を集める中で10月11日に開催されたドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けた[12]。11月22日、契約金1億円+出来高払い5000万円、年俸1100万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[13]。背番号は1[13]。ホークスで投手が背番号1を付けるのは金彦任重以来62年ぶりとなる[14]。 ソフトバンク時代2022年は、5月6日に右肘の張りと右膝の違和感でリハビリ組に合流[15]。地道な体作りに励み、10月6日に三軍交流試合のアストロブレーブス戦で実戦初登板し、1回を1安打無失点に抑える[16]。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグに参加し、11月11日から12月18日まで、オーストラリアン・ベースボールリーグのメルボルン・エイシズに派遣された[17]。12月20日、20万円減となる推定年俸1080万円で契約を更改した[18]。 2023年は、3月に腰椎分離症を発症してしまいリハビリ組に合流[19]。二軍の公式戦では登板は無かったが、非公式戦には8試合に登板した[20]。10月には韓国遠征に参加し[21]、11月下旬からは台湾で開催される2023アジアウインターベースボールリーグに派遣され[22]、先発1試合リリーフ4試合の計5試合の登板で11回を投げ、1勝1敗、防御率2.45の成績を残す[23]。オフに、80万円減となる推定年俸1000万円で契約を更改した[24]。 2024年も一軍登板は果たせず、11月4日に球団から来季の契約を結ばない事を通告されたが[25]、11月16日に育成契約を締結した[26]。背番号は後日発表される。 選手としての特徴最速157km/hの直球に[27]、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップを交える[28]。 人物名前の「球」は父が好きだった漫画『球道くん』が由来。自身は4兄弟の三男で、兄弟全員の名前に「球」の漢字が入っている[29]。 詳細情報背番号
登場曲
代表歴
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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