笹川吉康
笹川 吉康(ささがわ よしやす、2002年5月31日 - )は、神奈川県横浜市西区出身のプロ野球選手(外野手)[3]。左投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。 経歴プロ入り前横浜市立西前小学校3年から明神台リトルグランパースで野球を始め、横浜市立西中学校時代は「中本牧シニア」に所属[3]。 高校は横浜市立横浜商業高等学校に進学し、1年時から外野手兼投手を務めた[3]。甲子園出場経験は無く、2年生の夏の第101回全国高等学校野球選手権神奈川大会5回戦で、3番・先発投手兼中堅手として出場し、投手として1回1/3を無失点、打者として1安打1打点を挙げるが、神奈川県立相模原高等学校に3-4で敗れた[4]。高校通算40本塁打[3]。 2020年10月26日のドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスからドラフト2位で指名され[5]、11月13日、横浜市内にて入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸600万円(金額は推定)で契約合意に達し[6]、12月10日、入団発表会見が行われた[7]。背番号は44。高校では“二刀流”として活躍したが、プロでは「センターで勝負したい」と外野手に専念することとなった[8]。 ソフトバンク時代2021年は、新人合同自主トレ期間中の1月14日、体力測定の5段跳びで着地に失敗し、左足の母趾基節骨の不全骨折、第3指関節の軽度の骨挫傷と診断されリハビリ組に合流した[9]。復帰後は主にファーム非公式戦(三軍)の試合に出場していたが、10月、練習中に第1肋骨を疲労骨折し、再びリハビリ組に合流した[10]。 2022年は、3月20日のウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦(タマスタ筑後)で初めて公式戦で本塁打を放った[11]。二軍の試合には70試合に出場し、打率は.195だったが、4本塁打を記録した[12]。 2023年は二軍戦で90試合に出場、前年と同じ本塁打4本、打率は前年より向上したものの.211にとどまる[13]。ファーム日本選手権にも先発出場したが4打数無安打[14]。 2024年は二軍戦で55試合に出場し、打率.271、2本塁打、20打点を記録。6月11日、初の一軍出場選手登録を果たす[15]。同月14日、交流戦・対阪神タイガース1回戦(みずほPayPayドーム福岡)でプロ初先発出場し、阪神先発伊藤将司から5回裏二死からプロ初安打を放ち、続く廣瀨隆太の打席中にプロ初盗塁、廣瀨の決勝点となるプロ初本塁打に繋げた[16]。翌15日には、3-0の5回裏に、阪神先発ビーズリーからプロ初本塁打を放った[17]。6月20日に登録を抹消される[18]。7月20日にはウインク球場で開催されたフレッシュオールスターに出場した[19]。シーズン終盤の9月30日に再び一軍に昇格[20]。3試合でスタメン起用され、10月1日のオリックス戦(みずほPayPay)では、プロ初適時打を含む2安打1盗塁の活躍で、ポストシーズンへ向けてアピール[21][22]。横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズでは、10月30日の第4戦で9番・左翼手として日本シリーズ初出場・初先発を果たし、6回には初安打と初盗塁を記録した[23]。 選手としての特徴50メートルのタイムは6秒2[3]。柳田悠岐を彷彿とさせるフルスイングが持ち味[24]。投手としては最速140 km/hのストレートを投じる[25]。 人物詳細情報記録
背番号
登場曲
脚注
関連項目外部リンク
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