『ナカイの窓』(ナカイのまど)は、日本テレビ系列で2012年10月11日[1] から2019年3月27日まで、水曜日の『プラチナイト』枠で放送されていた心理トークバラエティ番組。カタカナではあるが中居正広の冠番組である。
概要
人気芸能人の心の中を、トークと心理分析で明らかにするバラエティ番組。中居正広と毎回異なるゲストMC(主にお笑い芸人)が、各テーマによって集められた芸能人とトークを繰り広げる。それを心理分析集団「ココロジスト」が観察し、番組の最後に「○○な人」が発表され(主にネガティブな悪い - テーマに反する - 内容であるが、稀にポジティブな良い内容の場合もある)、出演者の深層心理を明らかにする。番組名は「ジョハリの窓」から。番組内でサカナクションの楽曲が使われている。
オープニングCGではロンドン・エレクトリシティの「Meteorites」のうちピアノリフ部分が使用されている。2014年に入るとオープニング無しで本編に入っていたが、3月19日放送分から復活したが、現在はまたオープニングは廃止されている。エンディング前には、中居自身の心理分析結果も発表されていた[2]。2013年5月4日、初のゴールデン枠進出となる2時間スペシャルが放送された。
当初は23:58 - 翌0:53に放送されていたが、2013年10月から放送時間を1分遅らせ、23:59 - 翌0:54[1] に変更となった[3]。
現時点での最高視聴率は、レギュラー回では2016年9月21日放送回の9.7%[4]、SP回では2015年9月30日放送回の14.1%[5](いずれもビデオリサーチ調べ。関東地区・世帯・リアルタイム)。
2018年4月から番組内容が大幅にリニューアルされた。番組側(中居・ゲストMC・ゲスト)が様々な場所に出張し、そこにまつわる人とトークするスタイルとなったが、同年10月からはスタジオ収録回も復活・併用している。
2019年3月で終了、同時に『プラチナイト』水曜版においての日本テレビ制作枠も撤退することとなり、後番組は在名基幹系列局である中京テレビ(東海広域圏)制作の『それって!?実際どうなの課』が開始[6]。同年4月6日から『プラチナイト』枠の「金曜版」が土曜0時30分 - 0時59分(全編ローカルセールス枠番組『プラチナプラス』枠の後枠扱い)に増枠され、そのレギュラー新番組として中居が司会の新番組「新・日本男児と中居」が令和元年5月4日から放送されている[7](4月いっぱいはつなぎ番組として特番を編成)。最終回は中居から「このメンバーで会うことは2度とないです。もう2度と共演できないかも知れないという気持ちでやってほしい」と述べていた。全員で乾杯してから、最後のエンディングロールで、SMAPの『オレンジ』をBGMに、過去の名場面ダイジェストで放送し、「6年半ご覧頂きありがとうございました。」のテロップと出演者の記念写真で番組は終了した。『ナカイの窓』としては今後、特番が放送されるかは未定のままであるが、同年9月22日の22:30 - 23:25に当番組のスタッフが手掛ける特番『中居正広の【悲報】館』が放送され、2020年3月29日の22:30 - 23:25には第2弾が放送された。
復活SP
2024年11月29日から番組公式のXが4年8ヶ月ぶりに再始動。「ふと思い出す あの楽しかった日々を」「つい心の声を投稿してしまったらすごい反響…!」「かならずまた会いたいと思ってます」「つながってくれていた皆様 ありがとう」「決めたことは必ず実行します」「定期的に投稿もしていきます」と縦読みすると「ふつかつ(ふっかつ)決定」と読める投稿が続けられ、12月10日に約6年ぶりとなる復活スペシャルの放送が決定したことを発表[8]。
テロップ回数ランキング
毎年ゲストMCが集まる回で発表されている、コメントのテロップ化回数のランキング。
2013年 |
2014年 |
2015年 |
2016年
|
陣内智則(38.3) |
陣内智則(16.1) |
山里亮太(33) |
近藤春菜(26.8)
|
若林正恭(21.5) |
山里亮太(15.1) |
陣内智則(25) |
綾部祐二(20.3)
|
山里亮太(19.7) |
若林正恭(14.6) |
近藤春菜(22) |
バカリズム(19.8)
|
向井慧(14.3) |
綾部祐二(14.2) |
綾部祐二(19) |
山里亮太(19.3)
|
吉村崇(8) |
柴田英嗣(12.3) |
あばれる君(11) |
陣内智則(16.8)
|
- |
向井慧(9.5) |
-
|
出演者
メインMC
- 中居正広 - 「MC」というよりも聞き役に徹することが多い。中居以外の「○○を知る人」の回では、名目上ではゲストMC(#放送リスト参照)となる。
ゲストMC
※以下の者が週替わりで担当。ここでは、出演回数の多い者のみ記載。通常回のMCも拡大版を担当することもある。
- 通常回
- スペシャル・拡大版
ココロジスト
- 基本的に以下の中から4名が出演。2018年4月のリニューアルにより心理分析コーナーは終了したが、2019年3月6日放送分「最後のスタジオ収録 酒飲みSP」で限定復活した。
主なシリーズ企画
- ○○VS○○
- 「昭和 VS 平成」「犬派 VS 猫派」といったように、2つのジャンルに属するゲストに魅力などを語ってもらう。
- NGワードの窓
- ゲーム企画の1つ。中居・ゲストMCを含む8人の頭上にモニターがセットされ、それぞれ言ってはいけない「NGワード」が設定。各自NGワードを言わないようにしつつ、ほかの人が言うようにトークを進めていく。一度でもNGワードを言ってしまうと失格(その後のトークには参加でき、まだ残っている参加者を落としにかかることも可能)。最後まで残った人が優勝となる。
- ○○世代
- 中居と年齢の近い「中居世代(1970年代前半生まれ)」をはじめ、山里と年齢の近い「山里世代(1970年代後半生まれ)」、パンサー向井と年齢の近い「向井世代(1980年代半ば生まれ)」など近い世代のメンバーでトークを行う。
- 芸能プロダクション
- 各ゲストが所属するプロダクションを代表し、プロダクションの特徴などを語る。
- ○○を知る人
- 特定の人物に対し、仕事でよく共演する芸能人や、プライベートで仲のいい一般人など、表・裏ともにその人物を知る人たちが集まり、その人に対して語ってもらう。なお、この回ではMCはテーマとなっている人物が務め、中居はあくまでゲストMCとして進行する。
- 覆面の窓
- ゲストが覆面を被って出演、トークをしながら誰なのか当てていく。
放送リスト
※各回のテーマは、2018年3月までは「〇〇(テーマ)SP」。2018年4月以降は「ナカイの窓×〇〇(テーマ)」となる回もある。
2019年
|
回 |
放送日時 |
テーマ |
分析テーマ |
ゲスト・サポートMC・進行 |
ゲスト
|
287
|
1月10日(木)[1] |
番付の窓3 |
- |
陣内智則、土田晃之、バカリズム、ブルゾンちえみ
|
288
|
1月16日 |
ザキヤマを知る人(○○を知る人7) |
指原莉乃(HKT48) (中居正広) |
山崎弘也(アンタッチャブル) 伊集院光、岡田圭右(ますだおかだ)、尾竹伸司、塚地武雅(ドランクドラゴン)、土井功輔
|
289
|
1月23日 |
一点突破のモノマネ芸人&ナカイの窓にハマらなかった人2本立て(2本立て2) |
バカリズム、山里亮太(南海キャンディーズ) |
大山英雄、田島直弥(アイデンティティ)、北条ふとし、ゆうたろう 尾形貴弘(パンサー)、初恋タロー(初恋タロー)、ふかわりょう、やまもとまさみ 英明、坂本冬休み、まねだ聖子
|
290
|
1月30日 |
バカな男に教えるイマドキ女子の生態 |
田中みな実 |
袴田吉彦、バカリズム、山崎弘也(アンタッチャブル) あさにゃん、伊藤早紀、えみう、小林ひろみ、チャベス愛、西谷麻糸呂、福田真希子、ゆりか
|
291
|
2月6日 |
覆面の窓7 指原 |
指原莉乃(HKT48) |
ブルー[12]、パープル[12]、グリーン[12]、イエロー、ピンク[12]、レッド[12]
|
292
|
2月13日 |
美人女医2 |
矢作兼(おぎやはぎ) |
霜降り明星 木村好珠、髙田女里、髙橋怜奈、永井真知子、原かや しゅんしゅんクリニックP
|
293
|
2月20日 |
社長 |
山里亮太(南海キャンディーズ) |
朝日奈央 一瀬邦夫、國分利治、堀江裕介、前田裕二、米良はるか
|
294
|
2月27日 |
世直しの窓2 |
陣内智則 |
指原莉乃(HKT48)、バカリズム、ヒロミ
|
295
|
3月6日 |
最後のスタジオ 酒飲み(お酒大好き4) |
中居を心から愛している人 |
山里亮太(南海キャンディーズ) |
近藤春菜(ハリセンボン)、指原莉乃(HKT48)、トシ(タカアンドトシ)、矢作兼(おぎやはぎ) 四千頭身 ココロジスト、南條庄助(すゑひろがりず)、森脇健児
|
296
|
3月20日 |
最終回 ハワイ(ハワイ2) |
- |
陣内智則、千賀健永(Kis-My-Ft2)、野呂佳代、バカリズム、山崎弘也(アンタッチャブル)、山里亮太(南海キャンディーズ) ジャガー横田親子、Maya
|
297
|
3月27日
|
特別番組
復活特番(2024年)
|
回 |
放送日時 |
テーマ |
ゲスト・サポートMC |
ゲスト
|
2024年
|
1
|
12月27日22:00 - 23:24 |
復活SP |
- |
陣内智則、山里亮太(南海キャンディーズ)、バカリズム、矢作兼(おぎやはぎ)、近藤春菜(ハリセンボン)、指原莉乃、長田庄平(チョコレートプラネット)
|
ネット局
スタッフ
- 企画・演出:黒川高(日本テレビ)
- ナレーション:平田広明
- 構成:池谷勇太、藤井靖大、カツオ
- TM:望月達史(日本テレビ、第215回 - 、一時離脱→復帰)
- SW:鎌倉和由、吉田健治、松嶋賢一
- CAM:福田伸一郎、田代義昭、寺澤由明、岩永雄允、山田祐一、津野祐一、井出善彦、西阪康史
- MIX:山田値久、池田正義、今野健
- AUD:中村宏美、藤岡絵里子、今野健、大島康彦、瀧健太郎、青山禎矢、亘美千子、齋藤翔太、榊原大輔、寺田恭子、鎌田万由子
- VE:三山隆浩、久野崇文、八木一夫、三崎美貴、斎藤孝行、佐久間治雄、武田健文、海部晃行、伊計大介、岩井聡、有川恭波、平山義典、村山聖
- オープニングCG:アイヴリックスタジオ
- モニター:ジャパンテレビ
- 照明:長谷川剛史、香川照代、荻野谷徹
- CG:古川滋彦、安田朝実
- イラスト:安藤尚美、加藤アンナ
- 美術P:戸苅裕一
- デザイン:田澤奈津美
- 電飾:山崎晃裕
- 大道具:矢口幸二
- 小道具:伊沢英樹
- 衣裳:福井聡
- 編集:増田功紀・小澤章二・村田充(麻布プラザ)
- MA:植木俊彦・大野健志(麻布プラザ)
- 音効:岡田淳一
- 技術協力:NiTRO、ヌーベルバーグ
- 美術協力:日本テレビアート
- ロケ技術:C-UP、EAT
- TK:山沢啓子
- リサーチ:高木美嘉、土屋賢人、堀内大希
- スタイリスト:百瀬豪
- ヘアメイク:山内勝博、川崎まろみ
- AD:千葉淳平、篠崎智美、池上雄哉、中山侑奈、杉本瑞季、豊田侑吏恵、谷田真珠、菅瑠梨、川野葵、竹口晃平、佐藤優里
- 協力:ジャニーズ事務所
- AP:安達流海子
- デスク:兒島理佳子
- ディレクター:武田聡志(NON PRO)、安池薫(THE WORKS)、加藤昌之・吉仲哲也・山口耕平(SION)、磯部修、田中亮、加藤杏(田中・加藤→共に以前は、AD、加藤→一時離脱→復帰)、飛田一充
- 演出:大輪和孝(THE WORKS、以前は、ディレクター)
- プロデューサー:小江翼(日本テレビ、第258回 -)、小塩佳宏(SION)、白石綾子(THE WORKS)、菅沼明子(SION、以前は、AP)
- チーフプロデューサー:東井文太(日本テレビ、第258回 -、以前はプロデューサー)
- 制作協力:THE WORKS、SION
- 製作著作:日本テレビ
過去のスタッフ
- TM:江村多加司・新名大作(新名→第168回 - )・小椋敏宏・今村公威(日本テレビ)
- モニター:太田和明、International Creative
- 美術プロデューサー:林健一、上條宏美、杉山知香
- 電飾:花谷恭介
- 衣裳:中島宏人
- 編集:木村有宏・小市亮・蓮田貴志・岩成伸・鈴木大知(ザ・チューブ)
- MA:櫻井伸二・湯井浩司(ザ・チューブ)
- リサーチ:宮内智弘、秋田美月
- 編成:鈴木淳一、佐藤俊之、植野浩之、炭谷宗佑
- 宣伝:西室由香里
- AD:旦野孝征、松本信子、笠井晶平、佐々木美歩、小山文佳、太崎泰義、森山紗季
- AP:鈴木淳司、好田康智、白砂晃、南谷智恵、出浦寿恵、反り目尚美、田中智子、中村麻衣
- デスク:濱村吏加、大橋真理(大橋→第78回 - )
- ディレクター:山本雅一(当時THE WORKS、現在テレビ朝日)、山下聖司・奥陽介(奥→第213回 - 第257回)・渡邊文哉(日本テレビ)
- 演出:波多野俊介、栗原利典
- プロデューサー:小澤太郎・杉本光一朗(杉本→第77回まで)・中野裕子(中野→第78回 - 第167回)(日本テレビ)、坂井康世(SION)
- チーフプロデューサー:安岡喜郎(初回 - 第77回)・森實陽三(第78回 - 第257回)(日本テレビ)
復活特番
- ナレーション:平田広明
- 構成:藤井靖大、カツオ、池谷勇太、鈴木遼
- TM:小椋敏宏(日本テレビ)
- SW:松嶋賢一
- CAM:岩永雄允
- MIX:山田値久
- AUD:山田直生
- VE:吉﨑慶
- モニター:ジャパンテレビ
- 照明:長谷川剛史
- CG:古川滋彦
- 美術プロデューサー:上條宏美
- デザイン:田澤奈津美
- 電飾:河野ゆき
- 大道具:赤木直樹
- メイク:小島梨香
- 編集:増田功紀(ヌーベルアージュ)
- MA:植木俊彦
- 音効:岡田淳一
- 技術協力:NiTRO、ヌーベルバーグ
- 美術協力:日テレアート
- TK:山沢啓子
- デスク:兒島理佳子
- スタイリスト:大村淳子
- ヘアメイク:宮下梨沙
- 協力:のんびりなかい
- ディレクター:山口耕平(SION)、安池薫(THE WORKS)、武田聡志(NON PRO)、加藤杏・原彰太(SION)/神邉真希帆、崎凌、関根空瑠美、村井彩夏
- 演出:大納啓汰(日本テレビ)
- 企画:黒川高(日本テレビ)
- プロデューサー:平井杏奈(日本テレビ)、小塩佳宏(SION)、山口敦司(THE WORKS)、菅沼明子(SION)/鵜沼栞、吉田亜美
- チーフプロデューサー:新井秀和(日本テレビ)
- 制作協力:SION、THE WORKS
- 製作著作:日本テレビ
脚注
外部リンク
日本テレビ系列 水曜プラチナイト枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
|
ナカイの窓 【ここまで日本テレビ制作】
|
|
日本テレビ 水曜23:58 - 翌0:53 |
ピロロン学園
|
ナカイの窓
|
NEWS ZERO※23:00 - 23:59 【6分繰り下げ・5分短縮のうえ、継続】 ナカイの窓※23:59 - 翌0:54
|
日本テレビ 水曜23:59 - 翌0:54 |
ナカイの窓 ※23:58 - 翌0:53 FOCUS ※翌0:53 - 翌0:59 【1分繰り下げ・短縮して継続】
|
ナカイの窓
|
それって!?実際どうなの課 【ここから中京テレビ制作】
|
|
---|
月曜版 | |
---|
火曜版 | |
---|
水曜版 | |
---|
木曜版 | |
---|
金曜版5 | |
---|
関連項目 | |
---|
注釈
特記以外は「プラチナイト」。 1 「夜は別バラ22:54」。 2 「夜は別バラ」。 3 「しんバラ」(『サルヂエ』は途中まで)。 4 「バリューナイト」。 5 土曜未明になってからの放送であるが、番組表上での枠名は『金曜プラチナイト』と呼称している。 太字は、現在プラチナイト枠で放送中。 カテゴリ |
|
---|
現在出演中 の番組
|
|
---|
過去の 出演番組 |
|
---|
主な出演作品 |
|
---|
プロデュース | |
---|
担当キャラ | |
---|
関連項目 | |
---|
関連人物 | |
---|
カテゴリ |
|
---|
現在放送のテレビ番組 | |
---|
過去の出演番組 | |
---|
ラジオ番組 | |
---|
ウェブ番組 | |
---|
関連人物 | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |
|
---|
現在の出演番組 |
|
---|
単発・特別番組 |
|
---|
過去の出演番組 |
|
---|
関連項目 |
|
---|