中居正広 ON&ON AIR
『中居正広 ON&ON AIR』 (なかいまさひろ オン・アンド・オンエアー)は、ニッポン放送をキーステーションに放送しているラジオ番組で、中居正広の冠番組である。 本項目では、前身番組である『中居正広のSome girl' SMAP』(なかいまさひろのサム・ガール スマップ)についても記述する。 概要1995年7月1日放送開始。ニッポン放送では毎週土曜日の23:00 - 23:30に放送されている。原則として、生放送は行わず、録音番組である。 番組開始当初は中居と中居以外のSMAPのメンバー1人の合わせて2人(タイトルコールでは「中居正広と○○(もう1人のメンバーの名前)」)で番組進行をしており、番組内容も各界で活躍する女性をゲストに迎えトークする内容であった。その後、中居以外のSMAPの他のメンバーが出演することはなくなり、ゲストを招くことも2001年頃でなくなった。その後、「中居探偵所」などのコーナーを設けるも数年で行われなくなり、現在はリスナーからのハガキを中心に中居が1人でフリートークを行う形式となっている。なお、メールやFAXなどハガキ以外の投稿は開始から30年近く経つ2022年現在に至るまで一貫して受け付けておらず、他番組のような収録後記などが掲載される番組ホームページ・公式Twitterアカウントすら開設していない(後述のリンク先にある義援金のお知らせが書かれたページのみ)。 番組名は前述のように初期は女性ゲストとのトークがメインコーナーだった事に由来。名残でそのまま使われている為、現在は全く関係ない。 放送開始当初は前番組「中山美穂 P.S. I LOVE YOU」から引き続く形で資生堂がニッポン放送のローカルスポンサーだった。そのため、ニッポン放送に限り初期はタイトルの前に「SHISEIDO SPRENDED PARTY」(しせいどう・スプレンデッド・パーティー)という冠タイトルが付いていた(資生堂が提供しない地方局向けには外されていた)。その後、2006年4月から明治製菓(当時、現:明治)がスポンサーについた(2007年度ナイターオフ期までニッポン放送のみ)[1]。その後2009年7月に明治製菓がスポンサーを降りたが、2012年7月からセブン&アイ・ホールディングスが「渡り廊下走り隊7(ラジオ番組)」と交換する形でスポンサーについた(SMAPがセブン&アイグループのCMに出演することになったため。SMAPは2016年3月で降板)。スポンサー紹介はニッポン放送の東島衣里アナウンサー(ニッポン放送のみ、下角陽子アナウンサー(当時) → 荘口彰久アナウンサー(当時) → 増山さやかアナウンサー → 2005年9月までは垣花正アナウンサー → 2010年6月までは新保友映アナウンサー → 2016年4月までは箱崎みどりアナウンサー)。セブン&アイ・ホールディングスが降板した後、現在はノンスポンサーで放送している。 2016年、SMAP解散騒動が発生し、同年8月に正式に年内での解散を発表。直後の8月20日放送分で冒頭90秒間「ファンの皆様、関係各位の皆様、我々SMAPが解散する事をご報告させて頂きます。ご迷惑をお掛けしました。ご心配をお掛けしました。お世話にもなりました。このような結果に至った事をお許しください。申し訳…ありませんでした…。」と解散発表時にマスコミ各社に送ったFAXと同じコメントを述べ、さらに、中居が解散発表期間中に開催されていた『リオデジャネイロオリンピック』のTBS系列の五輪キャスターを務めていた事もあり、「リオ五輪期間中の発表は水を差すような時期だった、深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。」と謝罪[2]。 これ以外、同番組では他の4人のメンバー(木村が騒動時に一部騒動について言及していた)同様にこの件については触れられておらず、言及していない。 その後、11月10日、ニッポン放送は、『中居正広のSome girl’SMAP』は、グループが解散する翌2017年以降は番組名を変更して(「SMAP」を外した番組名で)継続されることが、この日行われた同局の社長定例会見で発表される[3]。 同年、12月17日放送分のエンディングにて、中居自らが新番組名を発表し、解散する大晦日(12月31日放送分までこのタイトル名)で、解散後の2017年1月7日放送分からは『中居正広 ON&ON AIR』に変更。尚、放送時間の変更は無し[4]。また、後述する外部リンクにあるように『SMAP×SMAP』で行っていた東日本大震災の義援金の告知も引き継いでいる。 12月31日、SMAP活動最終日にて奇しくもSMAPのリーダーかつメンバー最後のラジオ番組となった『Some girl’SMAP』放送分では、解散騒動から1年間騒動について何一つも語らなかった中居だったが(解散発表時に謝罪したのみ)、最終日という事もあり、騒動からの1年間を番組冒頭から最後まで語り始め、「神様は31日という日をどういう意味で与えてくれたのか。なんで31日だったんだろうね」と語り、この1年について「敏感な時期だったりデリケートな時期が毎日続きました。あんまりこういう日が目まぐるしく続きますと、鈍感になっていくというか、麻痺しているというのが正しいかな」と語り、自身やメンバーにとっても 「人間の真価を問われる1年だった」と説明し、一部で解散の要因となったワイドショーや週刊誌、スポーツ紙等で報じられている一部メンバーの不仲説についても「誰も悪くないんです。」と擁護し、「メンバーは、今年1年本当によく頑張った。よく踏ん張った。ちょっと年明けたら、そっとしてあげたいなというのがありますよね」とメンバーを労う言葉をかけた。さらに、SMAP存続の37万人を超えた署名運動、『世界に一つだけの花』の購買運動、ベストアルバム『SMAP 25 YEARS』に投票してくれたこと、9月9日のSMAP25周年に各地でイベントしてくれたこと、新聞の広告欄にメッセージをくれてることなどファンが自発的に起こしてくれた行動についても感謝の言葉を述べ、 SMAPのリーダーとして「最後まで、しっかりSMAPを務めたと思います」とほかの4人を誇り、「労いとかお褒めの言葉を上げてほしいなと思います」と呼びかけた。そして、エンディングにて、「Some girl’SMAP」も最後ですね。SMAP中居正広としても最後の放送です。勝手ながら、締めさせていただきたいと思います。」と話し、ラストにて、「慎吾!剛!吾郎!木村!SMAP!じゃーねー!バイバイ!」とメンバーとSMAPの名前を叫び、『SMAP』を流し終了した[5]。 なお、当番組は、ジャニーズ事務所の方針によりradikoによる関東以外からのエリアフリー聴取やタイムフリー聴取には対応していなかったが、2018年4月1日よりradikoのエリアフリー聴取とタイムフリー聴取が可能になった。 2022年11月5日に、中居が体調不良により番組継続についての1ヵ月間の休養期間を、「番組に放送している前の“藤ヶ谷太輔 Peaceful Days”である、藤ヶ谷太輔さんに指名[6]」され、radikoの番組ヘッダーが、『中居正広 ON&ON AIR 代役:藤ヶ谷太輔[7]』された。 テーマ曲
CMフィラー曲※ニッポン放送ではCMが放送されている間、ネット局で流れているBGM(曲の冒頭を流している。なおローカルCMがつく場合はCM終了後に飛び乗りの形で流れる)。
ネット局と放送時間(2024年4月 - )放送時間の早い順から記載。
過去のネット局
脚注
外部リンク「中居正広 ON & ON AIR」から復興支援のお願い - ニッポン放送
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