マナカナ
マナカナこと、 大阪市平野区出身。共に関西学院大学社会学部社会学科卒業。所属事務所はキューブ。子役としてNHKのドラマ『ふたりっ子』でデビューし「マナカナ[注 1]」の愛称で人気を集め、双子の女優・タレントとしてテレビドラマやバラエティ番組、舞台、テレビ広告等に出演。NHKのドラマ『だんだん』でヒロインを務めた。また、双子デュオ『茉奈 佳奈』としてシングル「二月のわた雪」でメジャーデビュー。 人物出生
略歴生い立ち1986年2月23日、一卵性双生児の姉妹として、7分の差で大阪に誕生。揃って4歳から児童劇団に所属し、5歳から子役としてテレビ広告や映画やバラエティ番組に出演。一時は松竹芸能に所属(オセロ、ますだおかだと同期)し、またNHK『ふたりっ子』からは関西の芸能事務所グレースに所属していた[3]。 『ふたりっ子』でデビュー1996年10月、10歳の時にNHKのドラマ『ふたりっ子』でデビュー。子役オーディションを経てヒロインの麗子(菊池麻衣子)・香子(岩崎ひろみ)の少女時代を演じた。わずか8回の出演ながら視聴者からの大反響を呼び、ドラマ終盤には麗子の双子の娘、真実・玲実として当初予定の無かった再登場を果たした[4]。1996年6月11日クランクイン、1997年2月21日クランクアップ。 『ふたりっ子』の放送終了後もその人気は衰えることなく、テレビのバラエティ番組や広告、各種イベント・キャンペーンに次々に出演し、ManaKana名義でCDもリリース。1999年にメイトクシステムの所属となると、同7月にNHKの子供向けドラマ『双子探偵』でヒロインの双子・岩崎亜衣(茉奈)と山下真衣(佳奈)を演じてテレビドラマ初主演。翌2000年8月にはミュージカル『アルプスの少女ハイジ』でハイジ(Wキャスト)を演じてミュージカル初主演、前年夏に上演中止になったミュージカル『ミレット』に代わり初めてのミュージカル主演となった。2003年には『女と愛とミステリー 金田一耕助ファイルII 獄門島』(テレビ東京)で初めて3つ子役を演じた[注 3]。テレビ番組・広告・舞台やイベント・キャンペーン等への出演を重ねる一方で、芸能活動は放課後や週末、長期休暇に制限して学業を優先。運動会・文化祭・遠足といった学校行事には欠かさず参加し、二人揃ってブラスバンド部に所属するなど、ごく普通の学生生活をおくった。 2004年3月に大阪府立東住吉高等学校普通科を卒業[5]。その後、2004年4月より揃って関西学院大学社会学部社会学科へ指定校推薦で進学[6]。2人ともメディア専攻で同じゼミ、バスケットボールサークルに所属。大学内では単独行動が多かったが、休憩時間には中央芝生(通称:中芝)にてバレーボールで遊んでいたとのこと。大学在学中の2007年1月には双子デュオ『茉奈 佳奈』としてメジャーデビューも果たした。2008年3月に関西学院大学を卒業。卒業論文のテーマは「キャラ化する社会」(性格表明化・役割分担化について)(茉奈)、「『視聴率』は本当に悪者なのか」(佳奈)。以後、学業との両立から芸能活動へと専念することとなる。 2度目の朝ドラヒロイン2008年9月、同年後期のNHKのドラマ『だんだん』に主演、Wヒロインの田島めぐみ(茉奈)と一条のぞみ(佳奈)を演じた。初回は子役だったものの、ヒロイン再登板は朝ドラ史上初の実例となった[7]。茉奈は島根県松江市の路上ライブ好きな女子高生役、佳奈は京都府京都市東山区祇園の舞妓役から始まるため、新たに茉奈は大阪でギターを黒岩健二から、佳奈は祇園で京舞を井上八千代から習った(2008年5月26日クランクイン、2009年2月20日クランクアップ)。ドラマ放送中に2009年1月から2月にかけて『茉奈 佳奈』として劇中歌を含むカバーアルバム『ふたりうた』および劇中歌「いのちの歌」のシングルをリリースした。 2009年10月には『舞台版 だんだん』として舞台化され同役で再び主演、ダブル座長として大阪松竹座など全国52公演を務めた[8][9]。 単独での活動へ『だんだん』への出演を境に、「それぞれ女優として仕事がしたい」という両者の意向から、次第に茉奈、佳奈それぞれ単独でのテレビ・舞台等への出演が中心となる[10]。2009年12月には佳奈が井筒和幸総合演出の舞台『パッチギ!』へ単独出演、ヒロイン・キョンジャを演じ、劇中では初めての朝鮮舞踊にも取り組んだ[11]。 一方で、翌2010年の11月には倉本聰作・演出の二人芝居、富良野GROUP公演2010秋『オンディーヌを求めて』に揃って主演、日本の売れっ子女優・谷村めぐみ(佳奈)とニューヨークで演劇を学ぶ売れない女優・久米島愛(茉奈)を演じている。倉本聰が主宰する富良野GROUPの演劇作品に外部から主演女優を迎えるのは初のことであり、北海道富良野市の倉本邸に1ヵ月間滞在して稽古を積み公演に臨んだ。 2011年4月には個人事務所の有限会社ジェミニより株式会社キューブへ移籍、芸能活動の拠点を大阪から東京へと移した。2012年9月期放送の東海テレビのドラマ『赤い糸の女』で茉奈が連続ドラマへ単独初主演[12](2012年7月1日クランクイン、9月20日クランクアップ)。同年1月期放送の東海テレビ『鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記』で初のキスシーンを演じた佳奈に続き、初めてのキスシーン、ベッドシーンを体当たりで演じた。 2016年後期のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に茉奈が出演、『ふたりっ子』『だんだん』に続き3度目の朝ドラ出演を果たした。単独での朝ドラ出演は初となった[13]。NHK連続テレビ小説第100作となる2019年前期の『なつぞら』に茉奈が9人目の歴代朝ドラヒロインとして出演した[14]。 私生活佳奈が大学時代の同級生で1歳年上の男性と7年半の交際期間を経て、2012年2月28日に婚姻届を提出し結婚。翌2013年の5月23日にオアフ島の教会で挙式し[15][16]、交際が始まって8年目の記念日となる同年6月30日に兵庫県神戸市内で披露宴を開いた[17]。2014年5月には妊娠を発表し[18]、10月14日に第1子となる女児を出産した[19]。2015年11月には第2子の妊娠を発表[20]、2016年4月28日に男児を出産した[21]。 茉奈が川村エミコ主催のバーベキューパーティにて2017年に知り合い[22]交際していた関西出身で同年齢の男性と2019年2月2日に婚姻した[23]。2020年8月16日、第1子妊娠を報告[24]。12月24日、第1子女児出産を報告した [25]。 見分け方
性格
恋愛観
趣味・特技
交友関係
双子エピソード
その他エピソード
出演 (マナカナとして)情報・バラエティ番組
その他
音楽番組ラジオ
広告
スチル
イベント・キャンペーン
出演 (三倉茉奈として)テレビドラマ
テレビアニメ情報・バラエティ番組
ラジオ
ラジオドラマ映画
ミュージックビデオ
舞台
出演 (三倉佳奈として)テレビドラマ
テレビアニメ
情報・バラエティ番組
ラジオドラマ映画
ミュージックビデオ
舞台
作品映像作品VHS
DVD
書籍関連項目脚注注釈
出典
外部リンク
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