福岡県
福岡県(ふくおかけん)は、日本の九州地方に位置する県。県庁所在地は福岡市[1]。 九州地方北部に位置し、九州地方の県では最も人口が多い。県庁所在地の福岡市は、九州地方最多の人口を擁する市であり、西日本[注釈 2] においても大阪市に次ぐ人口を擁する。福岡市と北九州市の2つの政令指定都市を抱え、いわゆる三大都市圏以外では人口密度が1,000人/km2を超える唯一の県である[2]。全国では人口は兵庫県に次ぐ8位、面積は千葉県に次ぐ29位。 地理・地域北部は日本海(響灘・玄界灘)、東部は瀬戸内海(周防灘)、筑後地方は有明海に面している。県の中心部を筑紫山地が連なっており、筑後川・矢部川・遠賀川流域、宗像地域、京築地域では平野が広がっており水田地帯が多い。福岡市、北九州市と2つの政令指定都市を抱えており、北九州・福岡大都市圏の人口は首都圏、近畿圏、中京圏に次ぐ規模である[3]。 玄界灘の壱岐や対馬をはさんで大韓民国があり、同国南部の主要都市である釜山までは福岡市から直線距離で200km程度である[注釈 3]。また、中国の上海市までは同様に850km程度といずれも東京より近い。このように、近隣諸国の主要都市がおおむね1,000km圏内に存在するため、博多港、福岡空港、北九州港、北九州空港などから韓国や中国、台湾などのほか東南アジアの主要都市への航路が多く設定され、これらの地域からの観光客が増加傾向にある。古来から朝鮮半島のある大陸との玄関口となっている福岡市は世界においても影響力を持つ都市として「世界の都市総合力ランキング」などでも評価されている[4][5][6]。 福岡県の東西南北それぞれの端と、都道府県界の未確定部分に仮の境界線を入れて求めた重心は以下の位置である[7][8]。北端は沖ノ島の割鼻、南端は三池港のKMアルミニウムの工場、東端は国道10号と国道212号の交差点の南東付近、西端は烏帽子島。また統計局の平成22年国勢調査によると、人口重心は飯塚市の内住にある[9]。 隣接都道府県地形
自然公園
気候日本海に面しているが一部を除いて、全般には太平洋気候区に属し、温暖である。
2000年以降の気象変動
地域区分と市町村福岡県による 地域区分 では、以下の4つの地域に大きく分けられ、さらに15の圏域に区分されている。ただし、これは地域区分であり、都市圏による区分とは異なる。 また、県内には29市・11郡・29町・2村がある。市町村数60は全都道府県中北海道・長野県・埼玉県に次いで第4位[注釈 4](2010年(平成22年)2月1日現在)であり、同第29位の面積に比して多いといえる。 ただし、平成の大合併によって、2003年(平成15年)3月31日の時点では97あった市町村数が38%減少しており、特に筑後地域では、2005年(平成17年)2月4日までの26市町村から12市町までに減少している。 なお、「町」の読みは、遠賀町のみ「ちょう」、他はすべて「まち」。「村」の読みはすべて「むら」。
2010年(平成22年)と2015年(平成27年)の両国勢調査を比較すると、県全体としては30,903人の人口増となっているが、福岡市やその周辺の市町で人口が増加傾向にあるのに対し、それ以外の地域は概ね人口が減少傾向にある。 その他の区分
市町村旗・市町村章
すでに消滅した市町村→福岡県の廃止市町村一覧参照
町村会
歴史地名の由来地名「福岡」の由来は、かつて筑前国域を治めていた黒田氏が築城した福岡城と言われている[23]。福岡城の由来は黒田氏ゆかりの備前福岡(岡山県瀬戸内市)に因むという説が有名だが、ゆかりの地としては関係が希薄なため、福崎の丘陵地に築城したため福岡城としたという説もある。 古代福岡県は中国大陸や朝鮮半島に近いという地理的条件の影響を受け、古代より多くの交易または侵略の歴史に富んでいる。 福岡に最初に人が現れたのは旧石器時代後期であり[24]、その時代の遺跡としては福岡市の大原D遺跡、久留米市の野口遺跡などが上げられる。 縄文時代、福岡平野の大部分が海底にあり、福岡県内の縄文遺跡の分布は山鹿貝塚など遠賀川流域[25] と糸島半島に集中している。 弥生時代には稲作が日本で最初に伝来した地といわれており、板付遺跡では環濠集落や水田が発見された。九州に広く分布する甕棺墓は県内でも西半を中心に分布し、志登支石墓群や金隈遺跡、須玖岡本遺跡などで集団墓地が見つかった。弥生時代後期には、野方遺跡や那珂遺跡群、比恵遺跡群、須玖遺跡群、三雲・井原遺跡、平塚川添遺跡などの大規模な集落遺跡が見つかっている。『魏志倭人伝』によれば現在の福岡市西区・糸島市の辺りに伊都国が存在し、現在の福岡市博多区の辺りに奴国が存在したと伝えられている。伊都国は三雲南小路遺跡が伊都国王の墓とされているほか、奴国については、江戸時代に志賀島の農民により金印が発見され、須玖岡本遺跡が国の中心部とされており、実在が確認されている。また『魏志倭人伝』に書かれている中国の皇帝から「親魏倭王」の金印を授かった女王卑弥呼が統治した邪馬台国も福岡県など北部九州に存在したとする説が唱えられているが、これについては近畿地方にあったとする説と真っ向から対立しており、いわゆる「邪馬台国論争」となっており現在も解明されていない(両説に含まれない他地域にあったとする研究者も少なからず存在する)。 古墳時代には、祇園山古墳や那珂八幡古墳などの出現期古墳から、前方後円墳である光正寺古墳や老司古墳、田主丸大塚古墳、豊富な品々が出土した一貴山銚子塚古墳や船原古墳、終末期古墳である宮地嶽古墳など、多数の古墳が残る。福岡県内の古墳では、八女古墳群をはじめ石人石馬が分布するほか、王塚古墳や五郎山古墳、仙道古墳、日岡古墳などの装飾古墳が分布する。527年(継体天皇21年)、筑紫君磐井が大和朝廷に反旗を翻したが、物部麁鹿火率いる朝廷の軍に鎮圧された(磐井の乱)。磐井の墓は八女市の岩戸山古墳とされており、周辺の前方後円墳と共に構成される八女古墳群は、複数の前方後円墳が集中する。 玄界灘に浮かぶ沖ノ島では、4世紀から9世紀にかけて祭祀が行われたことが発掘調査で明らかになっている。ペルシャガラスなどの出土した豊富な装飾品などから「海の正倉院」の異名を持ち、新原・奴山古墳群や宗像大社などと共にユネスコの世界遺産「「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」に登録された。 天智朝の初めごろ(660年代の初め)に、白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)に敗れた大和朝廷は、唐や新羅の連合軍が来襲するやも知れないとして九州の防備を固めるため、水城や大野城、怡土城の古代山城、高良山、女山、御所ヶ谷、鹿毛馬などの神籠石式山城が築いた。また、西国の管轄のために大宰府が置かれた[26]。大宰府には大伴旅人などが大宰帥として赴任したほか、山上憶良も筑前守として赴任した。また、菅原道真が左遷されたことで有名で、大楠天満宮や榎社、そして太宰府天満宮など、道真ゆかりの神社が残る。大宰府に近い博多湾岸には、外交や貿易の拠点として鴻臚館が置かれた。 日本の文献に記述される時代になると、筑紫国と豊国があったようである。7世紀末に筑紫国は筑前国と筑後国に、豊国は豊前国と豊後国に分割された。現在の福岡県の県域は律令制における筑前国・筑後国の全域と、豊前国の一部である。
中世中世には、「袖の湊」が設けられた博多が大規模な貿易港として栄えた。博多遺跡群(福岡市博多区)からは、中世に貿易でもたらされた陶磁器が大量に出土している。一方で大陸に近い場所に位置することから、元の襲来を二度にわたって受けた(いわゆる元寇、蒙古襲来)。博多湾岸には現在も元寇防塁が残るほか、筥崎宮には亀山天皇による「敵国降伏」の扁額が残る。
近世関ヶ原の戦いの後、筑前国は黒田長政に、筑後国は田中吉政に、豊前国は細川忠興に与えられた。元和6年(1620年)に田中氏は吉政の子忠政が無嫡のまま死去したため改易され、新たに筑後国北部に有馬豊氏、南部に立花宗茂が入った。寛永9年(1632年)には、細川忠利が肥後国熊本藩に転封されたため、小倉藩に小笠原忠真が入った。以降、幕末まで福岡藩(筑前国、黒田氏、52万3,000石)と久留米藩(筑後国北部、摂津有馬氏、21万石)、小倉藩(後に豊津藩。豊前国北部、小笠原氏、15万石)、柳河藩(筑後国南部、立花氏、10万9,000石)秋月藩(筑前国南部、秋月黒田氏、5万石)、小倉新田藩(後に千束藩。豊前国北部、小笠原氏、1万石)(三池藩(筑後国南部、立花氏→天領→立花氏、1万石)による藩政が行われた。
幕末には、福岡藩と小倉藩が台場を築いたほか、大鵬丸・蒼隼丸・環瀛丸・日華丸(福岡藩)、千歳丸・晨風丸・雄飛丸など(久留米藩)、飛龍丸(小倉藩)などの洋式帆船・蒸気船を購入し軍備を増強した。福岡藩で筑前勤王党(加藤司書、月形洗蔵、野村望東尼など)や平野国臣、久留米藩で真木保臣などの勤皇派が台頭したが、いずれも弾圧された。戊辰戦争では久留米藩と柳河藩が出兵しているほか、各藩の軍艦が出動している。
近現代明治時代
大正時代
昭和時代
平成時代
令和時代
新型コロナウイルス関連
人口昭和期には福岡市と北九州市の二極を中心に人口が分散していたが、平成以降は福岡市とその周辺地域の人口増が著しい一方で北九州市を含めたその他の地域は減少が進んでおり、一極集中の傾向が徐々に強まっている。
福岡県人口動態2024年現在は微減で推移している。1960年(昭和35年)時点での人口は400万人を抱えており、これは東京都、大阪府、北海道、愛知県に次ぐ5位の規模であった。高度経済成長期は自然増加分を超える、当時の人口の1%に相当する年間4万人近い大幅な社会減少が続き人口は400万人を割り込むなど低迷した。1974年のオイルショック以降は三大都市圏への人口流失は収まり九州の中心としての地位も確立され、自然動態・社会動態共にプラスで人口増加が続いた。1999年に人口が500万人を突破してから微増が20年近く続いている。2000年以降は自然動態の悪化分を補うように社会増加が年々増えており人口増加率の落ち込みは見られず、社人研の将来推計人口においても福岡県の人口は上方修正されている。
政治県政県知事組織県議会
国政
裁判所
検察庁
検察審査会
法務局
自衛隊陸上自衛隊
航空自衛隊経済・産業証券取引所日本銀行福岡県に本店がある金融機関
経済団体産業福岡県の平成28年度の県内総生産は約19兆円で、全国8位[102]。 第1次産業農業農業産出額では全国16位と、いわゆる農業県ではないが、種苗・苗木などの産出額が日本一であるほか、「博多とよのか」や「あまおう」ブランドに代表される、産出額全国2位の苺、同じく全国2位の小麦、同じく3位の菊などが主要産品である。また、「ひのひかり」「夢つくし」「つくしろまん」などの県産米も生産されている。「博多万能ねぎ」と呼ばれる小ねぎも県の特産品として全国的なブランドになっている。 水産業北に玄界灘・響灘、東に周防灘、南西に有明海があり、玄界灘・響灘では、鯖、鯵、イカ、ヒラメ、フグなど、周防灘ではカレイ、ヒラメ、クルマエビ、ワタリガニやカキなどの貝類、有明海では海苔養殖が主力で、その他有明海特有の魚介類なども水揚げされている。 林業2003年(平成15年)度現在、223,222haの森林面積があり、その58%が人工林、天然林は20.3%である。(出典:福岡県林政課「森林・林業白書」) 第2次産業鉱業筑豊地区に筑豊炭田が、粕屋地区に糟屋炭田が、大牟田地区に三池炭田があり、明治から昭和の高度成長期のころまでこれらの炭田地域に炭鉱が数多く存在し、多くの石炭が採掘され活況を呈した。 しかし、1960年代に国内の主要エネルギーが石炭から石油へと転換すると炭鉱の閉山が相次ぎ、1970年代までに筑豊炭田と糟屋炭田の炭鉱はすべて閉山し、最後に残った三井三池炭鉱も1997年(平成9年)に閉山して福岡県内から炭鉱が消滅した。 筑豊東部の田川市船尾地区や香春町の香春岳などで石灰石が採掘されている。 工業工業都市北九州市では、官営製鐵所(現・日本製鉄八幡製鐵所)を中心に鉄鋼業・製造業が盛んになり、出光商会(現・出光興産)、戸畑鋳物(プロテリアル、日産自動車の源流企業)や浅野小倉製鋼(現・日本製鉄八幡製鐵所小倉地区)など多くの企業や工場が集積し北九州工業地帯と呼ばれるまでに発展した。 その後、エネルギー資源の転換や、東アジアの素材産業への台頭により、産業構造の転換が求められてきている。現在でも北九州市にはTOTOや安川電機などの大手製造メーカーの本社がある。 ブリヂストンの創業地である久留米市はゴム製品の製造が盛んで、他にもムーンスター、アサヒコーポレーションと、ゴム加工品メーカーの工場が多く所在している。 かつて三池炭鉱で産出される石炭を背景に石炭化学工業が栄えた大牟田市には、三井化学を中心とした三井グループをはじめ、関東化学などの化学工業を中心とした工場があるほか、最近では環境リサイクル産業関連の工場が進出している。 筑豊地域では炭鉱が閉山したのち、工業団地を造成し工場の誘致を進めており、トヨタ自動車九州(宮若市)や麻生グループ(本社:飯塚市)の拠点がある。 福岡県では、愛知県に次ぐ自動車製造拠点にする構想を推進しており、現在日産自動車の子会社である日産自動車九州・日産車体九州と、トヨタ自動車の子会社であるトヨタ自動車九州の3社が車両製造工場を操業している。 2005年(平成17年)には苅田町にトヨタ自動車九州のエンジン工場が操業を開始し、2008年(平成20年)には北九州市にトヨタ自動車九州の部品工場が操業開始したほか、久留米市にもダイハツ工業の子会社であるダイハツ九州のエンジン工場が進出した。 また、九州はシリコンアイランドと呼ばれるように多くの半導体製造工場があるが、行橋市や宮若市にもローム福岡や東芝LSIの工場がある。 建設業中央資本の大手ゼネコンが主流だが、九電工(本社:福岡市)など、売上高2,000億円を超える企業もある。 その他、数多くの中小建設業者がおり、県内総生産では、約1兆円の規模である。 第3次産業福岡県内における第3次産業が全産業に占めるシェアは80%と極めて高い。 商業福岡県における商業は福岡市を中心に、九州・沖縄全域に発展しており、九州・沖縄において福岡県の占める割合は、事業所数33.2%、従業者数37.9%、年間商品販売額51.9%であり、特に卸売業の年間商品販売額においては、約6割のシェアを占めている。小売業では福岡・天神など九州最大の商業集積地を有しており、近年の商業施設の充実や高速道路網の整備などもあって、福岡都市圏の消費マーケットは九州・山口全体を商圏とする規模にまで拡大している。また、都市部郊外にはショッピングセンターも増え、都心部との競争も激しくなっている。九州地域における福岡県の販売額は大きい。 金融業福岡銀行や西日本シティ銀行など福岡市に本店を置く地銀があり、ともに、九州全域に支店網がある。 福岡銀行は、ふくおかフィナンシャルグループ(本社:福岡市)に属しており、同グループの主要子会社は、他に、熊本銀行(旧:熊本ファミリー銀行)、十八親和銀行 、福岡中央銀行 がある。また、同グループは総資産で横浜銀行を抜き、地銀トップである。 西日本シティ銀行は、福岡銀行とほぼ同等の規模を保っており、子会社に長崎銀行、福岡地所、九州カード、九州リース がある。 また、2011年(平成23年)10月3日には九州内にある山口銀行の支店網を引き継ぐ形で、新しく北九州銀行(本店:北九州市)が山口フィナンシャルグループによって設立された。 その他、筑邦銀行(本店:久留米市)があり、信用金庫などは地域単位で存在する。中央銀行である日本銀行福岡支店は九州・沖縄8県の取りまとめも行っており、定期的に「九州短観」を発表している。 不動産業キャナルシティ博多や、マリノアシティ福岡、リバーウォーク北九州などの複合商業施設を手がける九州最大の(デベロッパー)である福岡地所(本社:福岡市)などの不動産会社が知られる。また、東京や大阪など県外に本社がある業者も支社を多く置いており、オフィスや住宅の開発などを積極的に展開している。 サービス業情報通信業では、ITソフトウェア関連のサービス業が伸びており、その多くが福岡市内に集積している。また最近では、自動車産業の北部九州への進出とは別に、ソフトウェアや設計を専門とする系列企業の福岡市への進出が進んでいる。すでに、トヨタ自動車、日産自動車、ダイハツの各関連企業の進出が決定しているが、福岡市への開設の理由として、情報網や交通網の充実に加え、九州大学など県内の工学系学生の大半が同市に集中していて、優秀な人材に恵まれていることが挙げられる。 現在、福岡県内では将来に向けて学術研究機能・産業機能の高度化を積極的に取り組んでおり、北九州学術研究都市や九州学術研究都市構想計画などがある。また、産官学連携による財団法人北九州産業学術推進機構や九州大学学術研究都市推進機構を設立し、北九州市若松区ひびきのや福岡市西区の伊都キャンパスを中心に、「知的クラスター」造りの構想があり、新産業の展開を目指している。 県内に拠点事業所のある主要企業県内に本社を置く企業福岡市東区 福岡市博多区 福岡市西区 その他の市町 県内に拠点を置く企業(上記を除く)福岡地域
筑後地域 北九州地域 筑豊地域
県内を発祥の一つとする企業
生活・交通警察
海上保安庁
交通空港福岡空港は日本西部地域の拠点と位置づけられているが、需要が逼迫しているため、今後のあり方について検討が進められている。その避難先としても期待される北九州空港は国内でも数少ない24時間常時運用空港。いずれも国直営の第二種空港として指定されている重要な空港である。 鉄道旅客輸送を行っている鉄道を記す。中心となる駅はJRは博多駅で、私鉄は西鉄福岡(天神)駅となる。駅一覧は各路線の項目を参照。
道路
道の駅
航路重要港湾→「重要港湾」も参照
旅客航路網離島航路、同一市町村内の航路
福岡県外への航路(長距離フェリー以外)
長距離フェリー
バス一般路線バスを運行する事業者を以下に記載する。運行市町村は各社の項目を参照。高速バスのみ、コミュニティバスなどの受託のみの運行事業者は除く また、上記以外のものは下のリンクを参照。
東京、神奈川、大阪に次ぐ多くの利用がある[106]。 医療・福祉→詳細は「Category:福岡県の医療機関」を参照
教育大学
短期大学
通信制大学
高等専門学校
専修学校特別支援学校高等学校・中学校・小学校・幼稚園以下の一覧記事を参照。 社会教育施設
マスメディア通信社共同・時事、ともに福岡市に支社を構え県内各地に支局などがある。 日刊新聞
朝日・毎日は福岡都市圏周辺地域の販路拡大・取材拠点拡充などのため「福岡本部」も併設されている(朝日新聞は編集・製作などはここで行っているため、福岡市が実質的な本社化されている)。読売も元は北九州市にあったが、同様の理由でこちらは社屋を福岡市に移転し、北九州には総本部が設置された。西日本新聞は北九州都市圏での取材および営業機能強化などのため北九州支社を北九州本社に組織変更した。 産経新聞は西部本部(旧・九州・山口本部)(2009年(平成21年)4月発足。九州総局を兼務)が福岡市にある。2009年(平成21年)9月30日付までは締め切り時間の都合上、夕方18時締め切りの大阪本社発行の第6版を配送していたため大半の記事内容が1日遅れとなっていた。また、当時は販売店を持たないため、駅売りやコンビニエンスストアなどでの販売などはされておらず、西日本新聞(北九州地区を除く)と毎日新聞(北九州地区のみ)の販売店が委託販売だけをしていた。その後2009年(平成21年)10月1日付の紙面から毎日新聞西部本社の佐賀県鳥栖市の毎日新聞九州センター鳥栖印刷工場で産経新聞九州・山口特別版(紙面は東京本社版ベース)の委託印刷が行われ、駅・コンビニ売りの販売も始めた。
サンケイスポーツについては、産経新聞九州・山口特別版を創刊させた2009年(平成21年)10月1日以後も同本部自社による発行や現地印刷はしていないが、天神駅・博多駅・小倉駅ではお昼ごろから大阪本社発行版が売られている(中央競馬のみ西日本スポーツと提携して同じ内容を掲載していたが、2013年(平成25年)4月より中日スポーツと提携して同じ内容を掲載する事となった。)。また、夕刊紙の夕刊フジも同様で大阪本社発行の早版=A版が午後4時ごろから博多駅・天神駅・小倉駅など一部ターミナルの即売として発売されている。またSANKEI EXPRESS、フジサンケイ ビジネスアイについては九州では宅配・即売とも発売されていない。 九州スポーツは東京スポーツ系列であるが、夕刊紙としてではなく、朝刊紙として販売している。 日刊スポーツ西部本社は、読売西部本社に続いて、2007年(平成19年)に本社を北九州市から福岡市の朝日新聞福岡本部が入居するビルに移した。またスポーツニッポン西部本社も2010年(平成22年)に長らく本社を置いていた北九州市から福岡市の毎日新聞福岡本部が入居するビルに全面移転している。 またデイリースポーツも九州地区の発行拠点がないので、新聞販売店などでの宅配扱いは行われないが、近畿地方地域向けの新聞が福岡市・北九州市など一部ターミナルの即売として発売されている。 テレビ局※KBC・RKB・FBSは佐賀県、TNCは山口県およびTVQは佐賀県と山口県、長崎県・熊本県および大分県も取材対象地域としている。 ※デジタルテレビの親局送信所は福岡タワー。NHK北九州は皿倉山である。
ラジオ局NHK-FMの福岡放送局・CROSS FMの親局送信所は福岡タワー、FM福岡の親局は福岡市の鴻巣山、LOVE FMの親局とRKB・KBCのFM補完放送のメイン中継局は那珂川市の九千部山、NHK-FMの北九州放送局は皿倉山となっている。
ケーブルテレビ局
文化・スポーツ方言福岡県では地域によって使われる方言は様々である。 食文化→「Category:福岡県の食文化」も参照
伝統工芸
→詳細は「日本の伝統工芸品の一覧 § 福岡県」を参照
音楽楽団演奏会・ライブイベント・音楽フェスティバル・コンサートスポーツプロスポーツ/全国リーグ参加チーム→「Category:福岡県のスポーツチーム」も参照
定期開催されるスポーツイベント
過去の実績
公営競技福岡県は、公営競技4種である競馬、競輪、競艇、オートレースの全ての競技場が揃っている珍しい県でもある(ほかに4種揃っているのは埼玉県のみ)。
競艇選手養成所
スポーツ施設陸上競技場
野球場
体育館
水泳競技場
球技場
その他
観光→詳細は「福岡県の観光地」を参照
世界的遺産
文化財→詳細は「福岡県指定文化財一覧」および「福岡県内市町村指定文化財一覧」を参照
有形文化財建造物名所など
博物館・美術館など
テーマパーク・動植物園など
名勝・旧跡→詳細は「九州・沖縄地方の史跡一覧 § 福岡県」を参照
社寺
温泉
祭事・催事
対外関係福岡県の友好提携地域は、以下の通り。
福岡県を舞台とした作品→詳細は「福岡県を舞台とした作品一覧」を参照
福岡県出身の人物→詳細は「福岡県出身の人物一覧」を参照
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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