どぶろっく
どぶろっくは、浅井企画に所属する日本のお笑いコンビ。コンビ名の由来は、「どぶのような男(森)」と「ろくでもない男(江口)」[注 1]から。キングオブコント2019王者[2][3][4][5][6]。 メンバー
来歴2人は江口の通う保育園に森が転入してから、小学校、中学校、高校、大学とずっと一緒の学校の同級生だった[1]。高校時代は共にサッカー部所属。大学卒業後、役者志望で上京していた森を江口が誘い[1]、2004年10月にコンビ結成。2006年に一度解散するも、翌年5月に再結成。以後『お笑いネオネオダイナマイトショー』『たけのこライブ』『55☆NEXT!!』等の事務所ライブの他、多くのお笑いライブに出演している。 2008年からバラエティ番組『あらびき団』(TBSテレビ)へ出演、主なネタは身近にいる女性をテーマに、非常に細かな観察眼を活かした生々しく下品でありながら聴くものの共感を集める歌を披露。MCだった東野幸治からの評価は「我が家の下ネタが軽く見える。坪倉君なんて爽やか」というものであった。最初のネタ見せの反応が芳しくなく「他にネタはないのか」というスタッフの要求に対して歌を披露したのが始まりであったが、以降歌ネタ以外させてもらえなくなった。『M-1グランプリ2010』では準々決勝進出。 2009年は『エンタの神様』(日本テレビ)でトリを務めることが多かった。『キングオブコント2009』で3回戦進出。同年9月30日、CCRE MUSICよりアルバム『どぶロケンロール』でCDデビューする。 2012年より『ごきげんブラザーズ』名義で『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ)に出演。また森が座長となり『劇団森』を結成、同年5月22日に旗揚げ公演『マカロニ』をしもきた空間リバティで行う[9]。8月21日には「どぶろっく単独ライブ『先走れエロス』〜抱きたいから、聴かせたい歌がある〜」を、同じくしもきた空間リバティで行っている[10]。 2013年5月18日、『歌ネタ王決定戦2013』(毎日放送)で決勝進出し第4位となる[11]。同年5月22日、テイチクレコードよりレーベル移籍第1弾シングル『もしかしてだけど』をリリース[注 2]。同年10月19日には、森がリトルマーティンを使用している縁から、マーティンクラブ・ジャパンのイベントに出演[12]。この年は、NTT西日本のCM出演がきっかけで西日本エリアの営業の仕事が急増。年間162本の営業をこなし、テツandトモを抑えて「営業No.1芸人」となる[13]。また、同年11月30日発売のファッション雑誌『ニコラ 』1月号で発表された中学生アンケートの結果、芸能ランキング好きな芸人部門1位を獲得する[14]。12月25日には、森が一般女性との結婚を発表[15]。 2014年7月4日、江口が特定外来生物であるカミツキガメを届け出をせず飼育し、正しく法律を把握していなかったため外来種被害防止法違反で書類送検された[16]。これは同年6月13日、カメが江口不在の時に自宅マンション9階のベランダの隙間から転落、それを通行人が発見したことで事態が発覚したもの。カメは甲羅陥没の怪我を負ったという[16]。同年8月7日に同法違反の罪で略式起訴され[17]、12日に罰金30万円の略式命令を言い渡された[18]。なお、江口はこのカメを法律の改正される2005年より4年前である2001年頃に購入しており、法律の全容を把握しておらず、また自宅のベランダに置かれたプラスチック製容器の中で飼育するなど、安全管理が杜撰であった。 同年7月、同じ浅井企画所属で同学年(4人とも)のコンビ・流れ星☆の単独ライブDVD『ベストネタライブ「回帰」』のエンディング・テーマとして『おんなじ拳』を楽曲提供[注 3]。9月には、音楽クリエイター集団『オフィス樋口』とともに、6人編成のロックバンド『どぶろっかーず』を結成。同年11月7日にライブデビューし(渋谷 gee-ge.)、都内ライブハウスや各種音楽フェスを中心に活動を始めた[注 4][19][20]。同年11月18日〜22日には、森が『文化人・芸能人の多才な美術展2014』(渋谷 BUNKA FASHION INCUBATION)に自画像を出展[21]。また同年11月26日には、『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ)の「替え歌最強トーナメント」で嘉門達夫を破り優勝した[22]。この年は、ORICON STYLEによる『2014年上半期"最もブレイクした"と思うお笑い芸人』アンケートの結果、第1位を獲得[23]すると共に、『2014年ブレイク芸人ランキング』では、日本エレキテル連合に続き第2位を獲得している[24]。 2015年2月、ビートたけしが審査委員長を務める『東京スポーツ 第15回ビートたけしのエンターテインメント賞 日本芸能賞』に選出。同年3月、TIMERSによるアンケート『子育てパパ・ママが選ぶ好きな歌ネタ芸人』の結果、第1位を獲得する[25]。同年3月4日には、シングル『新・○○な女』[注 5]、及び書籍『○○な女』を同時発売。同書の巻頭グラビアでは、江口がカメラマンとして女性モデル17名を撮影した[注 6]。また初の映画主題歌を担当、同年5月23日公開の関根勤初監督作品となる映画『騒音』に『テカる星屑達』を書き下ろすと共に出演もしている[26][注 7]。同年6月21日には大河ドラマ『花燃ゆ』へ初出演、森は一橋慶喜、江口は島津久光を演じた[27]。同年9月9日には『歌ネタ王決定戦2015』で決勝進出、第3位となる[28]。同年12月16日には『どぶろっかーず』としてCDデビュー。シングル『女のかわいさはんぱない!』とアルバム『もしかしてだけど、バンドアルバム』を同時リリースした[29]。 2016年1月1日、江口が一般女性との結婚を発表[30]。 2018年7月21日、出身地の基山町をアピールする曲「佐賀の先っぽ基山」を発表すると共に、ふるさと大使に任命される。基山町のふるさと大使は漫画家の原泰久に続いて2人(組)目[31]。 2019年9月21日、7年ぶりにエントリーした『キングオブコント 2019』で決勝進出。『パラビき!パラビき!あらびき団 〜四天王編〜』(TBSテレビ)や『シモネタGP』(AbemaTV)、『歌ネタ王決定戦2018』(毎日放送)の最終ステージで披露していたミュージカル風コント「農夫と神様」に、類似ネタの「山男と神様」を加えた2本分披露、圧倒的な点数で優勝した[2][32]。本人たちはこのネタで『キングオブコント』に挑戦するつもりはなかったが、『シモネタGP』で司会を務めていたケンドーコバヤシから「もっと大きな大会でやった方がいいぞ」「一晩勝負だったら絶対に勝つ」と勧められたことにより、出場を決めたという[33][34]。 芸風「むっつりスケベの森です」「がっつりスケベの江口です」という自己紹介の後、ネタに入ることが多い。テレビでは歌ネタが中心だが、ライブでは漫才やコントも演じている(コントでは作り込んだ設定が多い)。歌ネタには、前半で「○○っつーのは」と歌いながらボケを挟みつつテーマの説明をして、後半ではテーマと一言ネタやテーマにまつわるあるあるネタを交互に歌い合うもの、「もしかしてだけど」「○○な女」といったタイトルのものがある。また、「おだんご三姉妹」のような替え歌ネタもある。 『エンタの神様』ではギターを持ちながら歌っているが、弾くのは前奏のみで歌っている時は基本的にアカペラ[注 8]。また、『あらびき団』など深夜番組では下ネタ中心の歌ネタを披露する機会が多い。『エンタの神様』では、視聴者層が『あらびき団』に比べ低いため下ネタは封印している。これは番組側から警告されたのではなく、自主規制だという[注 9]。『ザ・イロモネア - ゴールドラッシュ』では『あらびき団』同様に下ネタで挑戦している。 賞レース
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脚注注釈
出典
外部リンク
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