長野県道339号新田坂城停車場線(ながのけんどう339ごう しんでんさかきていしゃじょうせん)は、長野県千曲市と埴科郡坂城町を結ぶ一般県道。
概要
千曲川左岸と坂城町中心部とを結ぶ路線である。
路線データ
主な構造物
- 笄橋(こうがいばし=千曲市力石 - 埴科郡坂城町坂城苅屋原)
- 千曲川に架かる橋梁。両端とも一旦堤防内に下りてから川を渡る(橋の両端が堤防まで達していない)という長野県道385号松代篠ノ井線の旧赤坂橋と同様の構造になっている。一度堤防に上り、堤防内に下ってから橋にアプローチするというルートをとるため、橋を渡るまでに千曲市側では実に6回も屈折する(坂城町側でも2回屈折する)。こうした構造のため、千曲川の水位による通行止め規制がある(後述)。なお、この場所は「笄の渡し」[1]があったとされる場所であるが、橋の形は、横からだと台形に見え、笄に似せたという後説の逸話がある。以前の橋は、低い位置に在り、大雨の度に川に沈んでいたため、もぐりの橋とも呼ばれていた。
沿革
2012年(平成24年)9月6日、長野上田線の力石北入口交差点から村上北交差点間の旧道部が区域からはずれたことにともない、力石北入口交差点から力石交差点間が新たに区域決定される[2]。
通過する自治体
重複区間
異常気象時通行規制区間
- 坂城町坂城苅屋原(笄橋)
- 通行止:千曲川の水位が生田観測所で1.9mを超えた場合[3]
交差・接続する道路
- 力石北入口交差点(千曲市上山田三本木=起点)
- 笄橋西詰(千曲市力石)
- 苅屋原交差点(坂城町坂城苅屋原)
- (坂城町坂城付近)
- 坂城駅(坂城町坂城=終点)
周辺
脚注
- ^ 笄の渡し - 坂城町(この名の由来は、天文22年(1553年)の葛尾城落城の際、敵軍に追われる村上義清の奥方を無事に対岸(千曲市側)に逃した渡しの船頭に、奥方が礼として自らの笄を贈ったという古事によるという。)
- ^ 平成24年長野県千曲建設事務所告示第1号
- ^ 交通規制情報 - 長野県千曲建設事務所
関連項目