所沢市(ところざわし)は、埼玉県の南部に位置する市。施行時特例市に指定されている。埼玉西武ライオンズが本拠地としている西武ドーム(ベルーナドーム)が所在する。
人口は約34万人で、さいたま市、川口市、川越市に次ぐ県内第4位。旧入間郡。1950年(昭和25年)市制施行。
概要
東京近郊のベッドタウンとして、新所沢地区、小手指地区には集合住宅が多く、中心部の所沢地区は複数の高層マンションが連なっている。西武池袋線と西武新宿線が交差する所沢駅周辺はプロペ通り商店街や大型商業施設、西武鉄道の本社などが位置しており、所沢市の中心市街地となっている。松井地区や柳瀬地区はJR武蔵野線が開業した当時に比べ、人口が急増しており、主に住宅街となっている。その反面、北部の富岡地区は江戸時代に行われた開拓により整備された農地(三富新田)が広がり、中央部の並木地区には所沢カルチャーパーク、南西部の山口地区には宮崎駿(所沢市在住)監督作品の映画『となりのトトロ』の舞台(モデル地は所沢市内に点在する)にもなった狭山丘陵(トトロの森)や狭山湖(山口貯水池)が広がっているなど、豊かな自然にも恵まれている。
日本初の飛行場が開設されたことから、所沢市は「日本の航空発祥の地」としても知られている。1911年、日本初の飛行場である所沢陸軍飛行場が開設された。同年4月5日早朝、徳川好敏大尉の操縦する「アンリ・ファルマン1910年型機」が所沢飛行場での初飛行を記録した。戦後、所沢飛行場が在日米軍の所沢通信基地となるが、現在、7割が市に返還されている。 返還された土地には、所沢航空記念公園が整備され、公園内には所沢航空発祥記念館が建設されたほか、防衛省の防衛医科大学校・防衛医科大学校病院、厚生労働省の国立障害者リハビリテーションセンター、環境省の環境調査研修所、国土交通省の東京航空交通管制部、所沢市の所沢市役所・所沢市民体育館・所沢市民文化センター ミューズ・所沢市立図書館本館などがあり、所沢市の中枢機能や国の出先機関が集中している。未だに返還されていない残りの3割(約97ha)は、現在も在日米軍の所沢通信基地として稼働している。
「保健所発祥の地」としても知られており、記念碑が所沢駅東口ロータリーに設置されている。1937年、東京・京橋に「都市保健館」と所沢市(現在の所沢駅東口付近)に「農村保健館」が建てられた。農村保健館を開設して3年後、「所沢保健所」に改称された。1964年には、けやき台に移転し、2010年に狭山保健所に統合されるまで業務を行った[1]。
静岡茶、宇治茶と並んで日本三大茶の一つと称される狭山茶の生産地としても知られており、生産量は埼玉県入間市に次ぐ全国第2位となっている。狭山茶は市内全域で栽培されており、特に三ヶ島地区、富岡地区で栽培面積、収穫量が多くなっている。
プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地球場であるベルーナドーム(西武ドーム)の所在地である。また、西武グループの本拠地(本店所在地は主に池袋)でもある。所沢市内にはベルーナドームを始め、西武鉄道本社、所沢駅ビルのGrand Emio(グランエミオ)所沢、西武所沢S.C.(旧セゾングループ、かつての西武流通グループ)、西友(旧セゾングループ)、西武園ゆうえんち、西武園競輪場、狭山スキー場、ところざわのゆり園(旧ユネスコ村)など、西武系列の施設が多く所在する。また豊島区のダイヤゲート池袋に移転するまでは西武ホールディングスの本社も位置していた。また、近年は、西武グループによって所沢駅周辺(エミテラス所沢)やベルーナドーム・西武園ゆうえんち周辺の再開発が行われている。
主に閑静な住宅街や工業団地、のどかな田園風景となっている松井地区(東所沢和田)には、KADOKAWAのところざわサクラタウンが所在する[2]。
日本経済新聞社産業地域研究所が全国815市区を対象に実施した「SDGs(持続可能な開発目標)先進度調査」において、所沢市が環境部門で全国1位となった。電気自動車充電インフラの整備や、スマートエネルギー補助金による、市域全体の再生可能エネルギー利用や省エネの促進などが高く評価された。2020年11月3日の市制施行70周年記念式典において、2050年までに市内の二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を市長が表明した。また、2021年2月15日に、所沢市は近隣4市(飯能市、狭山市、入間市、日高市)と共に、「ゼロカーボンシティ」共同宣言を表明した。
住宅情報誌『SUUMO』が2020年10月に発表した「災害に強い街」ランキングで、所沢市は1都3県の184市区のうち1位となった。この順位は公益財団法人の地盤工学会関東支部が、自然災害発生頻度と被害人口に、ハード・ソフト対策の充実度を掛け合わせ算出した、自然災害に対する独自のリスク指標「GNS」に基づいており、市の大半が武蔵野台地に位置していることが有利に働いた。(2位は和光市、3位は北本市)[3]
地名の由来
「所沢」という地名は、野老(トコロ。ヤマノイモ科の植物)が群生する湿地の意といわれるが不詳。古くは「野老澤」(ところさわ)の字が当てられた。市内西部から市内中心部を通り、東部に流れる東川(あずまがわ)を指しているとする説もある。
地理
埼玉県南部、武蔵野台地に位置し、南部には狭山丘陵が広がっている。狭山丘陵から流れる東川、柳瀬川は市内東部へ流れ、最終的には荒川に至る。山口貯水池(通称:狭山湖)は当市内にあるが、東京都民用の水源となっている(東京都水道局が管理)。
池袋を起点とする西武池袋線と西武新宿を起点とする西武新宿線の2つの幹線が東と南からやってきて、所沢駅に互い違いで乗り入れている。その後2つの路線はそれぞれ北と西とに進路を変え、当市内を横断する。
西武池袋線は西武有楽町線経由で東京メトロ有楽町線・副都心線・東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線と相互直通運転を行っている。
JR武蔵野線は、当市内での他路線との接続はない(ただし、市境に新秋津駅と西武池袋線秋津駅がある)。
関越自動車道が東部を通過しており、国道463号(旧・県道浦和所沢線)と所沢ICで接続する。国道254号と国道463号は新座市の英(はなぶさ)インターで交差した後、市中心近くに至り、宮本町交差点を起点にそこから2本に分かれ(北側は通称「行政道路」、南側は通称「(国道463号、若しくは行政)バイパス」と呼ばれる)、入間市へと続いている。
所沢駅前のプロペ通りを中心とした地域は繁華街で西武百貨店の他、多くの飲食店、衣料品店などがある。プロペ通りから続くファルマン通りも古くからの繁華街で、旧市役所のあった元町を経て、金山町の交差点まで続く銀座商店街がある。現在は高層マンションが立ち並んでいる。航空公園を中心とする並木地区には公共機関が集中し、また在日米軍所沢通信基地がある。
新所沢は都市公団(現・都市再生機構)、小手指は西武鉄道とそれぞれが開発した集合住宅が広がっている。近年では旧市街地に超高層マンション建設が相次いでいる。
地形
河川
- 主な川
気候
所沢市(所沢地域気象観測所)の気候
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月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
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最高気温記録 °C (°F)
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19.0 (66.2)
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23.3 (73.9)
|
26.2 (79.2)
|
32.0 (89.6)
|
33.8 (92.8)
|
37.4 (99.3)
|
39.8 (103.6)
|
38.7 (101.7)
|
37.4 (99.3)
|
32.3 (90.1)
|
26.0 (78.8)
|
25.7 (78.3)
|
39.8 (103.6)
|
平均最高気温 °C (°F)
|
9.1 (48.4)
|
10.0 (50)
|
13.3 (55.9)
|
18.7 (65.7)
|
23.2 (73.8)
|
25.8 (78.4)
|
29.8 (85.6)
|
31.3 (88.3)
|
27.0 (80.6)
|
21.4 (70.5)
|
16.2 (61.2)
|
11.5 (52.7)
|
19.7 (67.5)
|
日平均気温 °C (°F)
|
3.7 (38.7)
|
4.5 (40.1)
|
7.8 (46)
|
13.1 (55.6)
|
17.8 (64)
|
21.2 (70.2)
|
25.0 (77)
|
26.2 (79.2)
|
22.4 (72.3)
|
16.8 (62.2)
|
11.1 (52)
|
6.2 (43.2)
|
14.6 (58.3)
|
平均最低気温 °C (°F)
|
−0.6 (30.9)
|
−0.2 (31.6)
|
2.9 (37.2)
|
7.9 (46.2)
|
13.2 (55.8)
|
17.5 (63.5)
|
21.5 (70.7)
|
22.6 (72.7)
|
19.0 (66.2)
|
13.3 (55.9)
|
7.2 (45)
|
1.9 (35.4)
|
10.5 (50.9)
|
最低気温記録 °C (°F)
|
−7.8 (18)
|
−6.6 (20.1)
|
−5.2 (22.6)
|
−2.1 (28.2)
|
4.8 (40.6)
|
10.7 (51.3)
|
13.6 (56.5)
|
16.3 (61.3)
|
9.3 (48.7)
|
4.5 (40.1)
|
−0.8 (30.6)
|
−4.3 (24.3)
|
−7.8 (18)
|
降水量 mm (inch)
|
50.9 (2.004)
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47.0 (1.85)
|
98.3 (3.87)
|
110.1 (4.335)
|
125.8 (4.953)
|
166.7 (6.563)
|
172.4 (6.787)
|
190.4 (7.496)
|
233.2 (9.181)
|
212.6 (8.37)
|
75.0 (2.953)
|
47.3 (1.862)
|
1,529.5 (60.217)
|
平均降水日数 (≥1.0 mm)
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4.0
|
5.2
|
9.0
|
9.0
|
10.2
|
12.4
|
12.2
|
10.0
|
12.0
|
10.4
|
7.0
|
4.9
|
106.3
|
平均月間日照時間
|
202.8
|
184.2
|
179.1
|
183.8
|
182.1
|
120.8
|
148.2
|
177.3
|
132.4
|
134.4
|
161.7
|
183.9
|
1,985.8
|
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1977年-現在)[4][5]
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所沢市のほぼ全域は内陸性気候の特色を持ち、夏は高温、冬は寒冷な気候となっている。しかしながら、アメダスは狭山湖畔に設置されており、湖の影響を強く受ける海洋性気候の特徴を持つ。そのため、アメダスで観測される数値は周囲よりも冬は冷え込みが弱く、夏は逆に冷涼となりやすく局所的な影響が強く出る。実際に標高が100 mほど低いさいたま市に比べると1月平均最低気温(-0.6度)や最低気温極値(-7.8度)は高くなっている一方、8月平均最高気温(31.3度)はより低い。しかしながら、夏季の場合は風向き次第ではフェーン現象の影響を受けてこのアメダス地点においても高温となることもあり、所沢の最高気温極値は2018年7月23日に観測された39.8度と、さいたま市の39.3度よりも高くなっており、湖と反対側からの風の影響次第では高温となることもある。
冬季は南岸低気圧の影響で大雪となる事もあり、内陸にあることから雪のまま推移する事が少なくない。その場合、埼玉県内では東部よりも降雪量が多くなる傾向がある。2014年2月14日の大雪の時には所沢中央消防署で積雪57cmを記録している[6]。また、前述通りアメダスは狭山湖畔にあるため、標高が幾分高いこととヒートアイランドの影響が小さいことも加わり、市街地と比較すると雪の日はより低温で積雪も多くなる傾向にある。
地域
町名・字
- あ行
- 青葉台 - あおばだい
- 旭町 - あさひちょう
- 荒幡 - あらはた
- 泉町 - いずみちょう
- 岩岡町 - いわおかちょう
- 牛沼 - うしぬま
- 榎町 - えのきちょう
- か行
- さ行
- た行
- な行
- 中新井(一丁目〜五丁目)- なかあらい
- 中新井(大字)- なかあらい
- 中富 - なかとみ
- 中富南(一丁目〜四丁目)- なかとみみなみ
- 並木(一丁目〜八丁目)- なみき
- 西新井町 - にしあらいちょう
- 西狭山ヶ丘(一丁目・二丁目)- にしさやまがおか
- 西住吉 - にしすみよし
- 西所沢(一丁目・二丁目)- にしところざわ
- は行
- 花園(一丁目〜四丁目)- はなぞの
- 林(一丁目〜三丁目)- はやし
- 東新井町 - ひがしあらいちょう
- 東狭山ヶ丘(一丁目〜六丁目)- ひがしさやまがおか
- 東住吉 - ひがしすみよし
- 東町 - ひがしちょう
- 東所沢(一丁目〜五丁目)- ひがしところざわ
- 東所沢和田(一丁目〜三丁目)- ひがしところざわわだ
- 日比田 - ひびた
- 日吉町 - ひよしちょう
- 星の宮(一丁目・二丁目)- ほしのみや
- 堀之内 - ほりのうち
- 本郷 - ほんごう
- ま行
- 松が丘(一丁目・二丁目)- まつがおか
- 松郷 - まつごう
- 松葉町 - まつばちょう
- 三ヶ島(一丁目〜五丁目)- みかじま
- 緑町(一丁目〜四丁目)- みどりちょう
- 南住吉 - みなみすみよし
- 南永井 - みなみながい
- 美原町(一丁目〜五丁目)- みはらちょう
- 宮本町(一丁目・二丁目)- みやもとちょう
- 御幸町 - みゆきちょう
- 元町 - もとまち
- や行
- わ行
- 若狭(一丁目〜四丁目)- わかさ
- 和ヶ原(一丁目〜三丁目)- わがはら
- 若松町 - わかまつちょう
住宅団地
- 所沢コーポラス
- 所沢パークタウン公園通り団地
- 松が丘団地
- 新所沢第二団地
- ヴィルセゾン小手指
- 西武小手指ハイツ
- 武蔵野団地
- 狭山ヶ丘角栄団地
- 並木通り団地
- 所沢椿峰住宅
- 所沢松郷住宅
- 所沢新郷住宅
- 所沢パークタウン武蔵野住宅
- 新所沢けやき通り住宅
- 愛宕山市営住宅
- URプラザシティ新所沢けやき通り
- URプラザシティ新所沢けやき通り第2
- UR新所沢団地
人口
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所沢市と全国の年齢別人口分布(2005年)
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所沢市の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 所沢市 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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所沢市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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136,611人
|
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1975年(昭和50年)
|
196,870人
|
|
1980年(昭和55年)
|
236,476人
|
|
1985年(昭和60年)
|
275,168人
|
|
1990年(平成2年)
|
303,040人
|
|
1995年(平成7年)
|
320,406人
|
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2000年(平成12年)
|
330,100人
|
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2005年(平成17年)
|
336,100人
|
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2010年(平成22年)
|
341,900人
|
|
2015年(平成27年)
|
340,386人
|
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2020年(令和2年)
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342,464人
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総務省統計局 国勢調査より
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- 2000年頃より小金井街道沿いの旧市街地周辺に高層マンションが相次いで建てられ転入者が増え、2005年にはさいたま市、川口市に次ぐ県内3位の人口を記録したが、その後伸びは鈍化。
- 2020年4月末現在344,604人。さいたま市、川口市、川越市、越谷市に次ぐ県内5位。
隣接自治体
歴史
先史
- 旧石器時代
所沢の近辺には、約2万年前から人類が定住しており、砂川遺跡を筆頭に市内には旧石器時代以降の遺跡や貝塚が点在している。
古代
- 古墳時代
東日本各地に多く見られることだが、当地にも日本武尊の東征伝説がある。戦勝を祈願したといわれる神社(所澤神明社や北野天神社の由来)や、あるいは篭手をかざした(地名・小手指の由来)といった伝承がある。
- 飛鳥時代
7世紀に律令制度のもと、武蔵国国府が現在の東京都府中市に設置されると、当地は武蔵国入間郡の一部となり、あわせて武蔵国国府と上野国国府を結ぶ官道が築かれた。これが東山道武蔵路であり、市内の南陵中学校でも遺構が確認されている。また、かつての郡境にあたる現在の松が丘付近には悲田処(行路病人などの救護施設)が設置されたという伝承がある。
武蔵国一帯は朝鮮半島からの渡来人が数多く定住しており、当地にも渡来人のコミュニティが存在していたとの説もある。
中世
- 平安時代
平安時代末期になると世情が乱れ、野武士軍団である武蔵七党の一派、村山党が定着した。現在も市内に多く存在する山口、村山、金子といった姓は、この流れである。
- 鎌倉時代
1192年に鎌倉幕府が成立すると、府中方面に通じていた街道は鎌倉街道上道となり、軍事的にも経済的にも重要な幹線道路として整備された。特に所沢は、上道と間道である堀兼道・羽根倉道の合流地点として栄えたという。
- 室町時代・南北朝時代
1333年、隠岐島に島流しされていた後醍醐天皇が伯耆国船上山(現・鳥取県東伯郡琴浦町内)で蜂起すると、上野国(群馬県)の新田義貞は呼応して鎌倉へ向かって進軍し、小手差原(現在の北野付近)で北条氏の兵と衝突、決着はつかず両軍とも一時兵を引いた。世にいう小手指原の戦いである。市内に残る白旗塚・将軍塚(松が丘)・誓詞橋(砂川堀)・勢揃橋(柳瀬川)といった地名は、この戦いに由来する。その後、1352年にも義貞の遺児である義興・義宗の兄弟が足利軍と小手指原付近で衝突している。(武蔵野合戦)
- 室町時代・戦国時代
戦国時代は関東管領扇谷上杉氏の支配下にあり、上杉氏家臣で守護代の大石氏が統治していた。のちに河越夜戦で上杉氏が衰退し後北条氏が台頭してくると、八王子城主北条氏照の支配下となった。柳瀬川沿いに山口城址・滝の城址などの中世城館跡が数か所残っている。
近世
- 江戸時代
江戸時代には江戸近郊として幕府直轄領が多く直接支配が及んでいたが、一部には川越藩領や旗本領も存在している。ただし、現在の市域のうち、日比田村だけは多摩郡に属し、明治13年に入間郡大岱村(現在の東村山市恩多町付近)と交換されるまで飛び地となっていた[7]。
近世には河原宿(現在の宮本町付近)から江戸四谷への道(江戸街道・おおむね現在の西武新宿線沿い・現所沢街道に近い)が整備され、東(江戸街道)・西(秩父道)・南(府中・八王子方面)・北(川越方面)へ延びる主要道路の中継地、あるいは物資の集積地として機能した。
また、市北部の富岡地区では、川越藩主柳沢吉保期に新田開発(三富新田開拓)が行われた(このうち上富地区は、現在は入間郡三芳町の域内にあたる)。
なお、地層が関東ローム層と礫層に覆われた武蔵野台地では地下水脈が深い乏水地域で、所沢市域でも井戸水の確保に苦労した。その惨状たるや「所沢の火事は土で消せ」と言われたくらいであり、実際に1818年(文化15年)2月の神明社、薬王寺及び民家142戸が焼失する大火など、江戸期には数回の大火が発生している。
近代
- 明治時代
明治維新後、現在の当市域の旧幕府直轄領だった大部分は1869年(明治2年)3月21日(旧暦2月9日)に品川県になり、同4月には市西部にあたる部分が韮山県に移管され[注釈 1]。
、1871年8月29日(旧暦7月14日)に川越藩領だった一部は川越県となった。同年12月25日(旧暦11月14日)に入間県発足で全域が入間県になり、1873年6月15日に熊谷県になった後、最終的に1876年8月21日、埼玉県に組み入れられた。1881年(明治14年)には上新井村の本宿と久米村の金山を編入し、所沢村から所沢町になった。1889年(明治22年)4月1日、町村制施行に伴い、入間郡所沢町が成立した。
明治時代にも1875年(明治8年)、1880年(明治13年)、1885年(明治18年)などに大火があり、蔵造りの街並みが造られた。
1911年(明治44年)現在の並木地区を中心とした一帯に陸軍が日本初の飛行場(のち陸軍航空整備学校)を設置し[8]、基地の町という新たな顔をもつことになった。現在、所沢が所沢航空記念公園を持ち「航空発祥の地」を標榜しているのは、これに由来する。
また、臨時軍用気球研究会所沢試験場が翌1911年4月1日に開場。4月5日に陸軍大尉徳川好敏による初飛行が行われたが、この際使用した飛行機がアンリ・ファルマン式複葉機だったことにちなみ、所沢駅西側には「ファルマン通り」という道が存在する。
なお、飛行場完成に合わせて武蔵野鉄道(現在の西武池袋線)や旧西武鉄道(現在の西武新宿線)も競って基地への最寄駅を設置した(現在は両駅とも廃止)。
一方、交易中継地としての機能も健在で、「所沢飛白」「湖月縮」といった名産品により、「織物の町・所沢」として最盛期を迎えた。
- 昭和時代
1927年(昭和2年)東京市民の水がめとして、山口貯水池(狭山湖)の建設が開始され、1934年(昭和9年)に完成した。このため山口村の旧勝楽寺村と上山口村にわたる一帯が水没し、村の住民は隣の小手指村などに移住した。
狭山湖畔からの景観や付近の桜景色は、同湖完成直後から観光名所となり、後に周辺一帯が一大レジャーエリアとして開発される端緒となった。
しかしながら同湖の水は当市には供給されないため、町内では江戸時代と変わらず水の確保に苦労する状況であった。1934年(昭和9年)4月には大干ばつに見舞われ、近隣の町や陸軍飛行学校から給水を受ける有様であった。この状況は、上水道が完成する1937年(昭和12年)3月まで続いた。
1943年(昭和18年)所沢町と小手指・富岡・吾妻・松井・山口の5村が合併した。
戦時中の1945年(昭和20年)にはアメリカ軍による空襲で旧所沢町だけで死傷者が30名以上、家屋への被害も65棟に及んだ[9]。3月10日の東京大空襲では、所沢飛行場にも戦闘機が配備されていたが、強風と延焼により迎撃できなかった。8月15日の敗戦とともに、陸軍所沢飛行場および周辺施設はアメリカ軍に接収され、1971年(昭和46年)に6割、1978年(昭和53年)にさらに1割は返還されたものの、現在も通信基地として残っている。
現代
- 昭和時代
- 市制施行時の人口は約4万2千人であったが、昭和20年代 - 昭和30年代前半に沖縄からの移民団が新所沢東部や小手指付近に入植・開拓を行うなど人口は増加しつづけ、1959年(昭和34年)には住宅公団による新所沢団地の入居が開始された。その後も小手指や新所沢地区を中心に大規模な住宅開発が行われ、2000年には人口33万人を突破している。
- 平成時代
- 令和時代
行政
町長
市長
- 歴代市長
広域行政
- 協議会
- 埼玉県西部地域まちづくり協議会 ‐ 飯能市、狭山市、入間市、日高市とともに5市圏域の市民を対象とした交流事業(講演会やウォーキング大会などのイベント開催や、観光パンフレットの発行や図書館やスポーツ施設などの公共施設の相互利用及び広域での事業実施に向けた検討を行っている。
- 一部事務組合
- 埼玉西部消防組合 ‐ 飯能市、狭山市、入間市、日高市とともに消防・救急業務・火薬類取締法・液化石油ガス法・高圧ガス保安法に基づく事務処理を行っている。
- 事務の委託
- 東京都東村山市 ‐ 市内の一部地域における公共下水道事業を委託している。
- 東京都清瀬市 ‐ 市内の一部地域における公共下水道事業を委託している。
広報番組
- J:COM 所沢
- 毎日 9:25~、12:25~、20:25~
- 月曜 7:30~、18:00~/火曜 10:00~、18:00~、23:00~/水曜 7:30~、15:00~、18:00~/木曜 10:00~、18:00~、23:00~/金曜 7:30~、15:00~、18:00~/土曜 12:30~、18:30~、23:00~/日曜 7:30~、15:00~、18:30~
指定金融機関
他の埼玉県内の市同様、埼玉りそな銀行を指定金融機関としている。
2019年(令和元年)7月10日までは埼玉りそな銀行と三菱UFJ銀行の輪番制だった(水道事業は三菱UFJ銀行の単独、病院事業は輪番制)が[注釈 2]、三菱UFJ銀行が指定金融機関を辞退した[14] ことにより、埼玉りそな銀行が単独で市の指定金融機関となった[15]。
埼玉県政機関
- 埼玉県所沢児童相談所
- 埼玉県自動車税事務所所沢支所
- 所沢地方庁舎
東京都出先機関
議会
市議会
県議会
- 2023年埼玉県議会議員選挙
- 選挙区:西1区所沢市選挙区
- 定数:4人
- 投票日:2023年4月9日
- 当日有権者数:286,779人
- 投票率:38.03%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
党派名 |
新旧別 |
得票数
|
岡田静佳 |
当 |
49 |
自由民主党 |
現 |
33,663票
|
水村篤弘 |
当 |
49 |
立憲民主党 |
現 |
22,624票
|
小早川一博 |
当 |
40 |
公明党 |
新 |
18,922票
|
城下師子 |
当 |
57 |
日本共産党 |
新 |
16,821票
|
杉田まどか |
落 |
45 |
無所属 |
新 |
15,405票
|
- 2019年埼玉県議会議員選挙
- 選挙区:西1区所沢市選挙区
- 定数:4人
- 投票日:2019年4月7日
- 当日有権者数:284,900人
- 投票率:37.67%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
党派名 |
新旧別 |
得票数
|
岡田静佳 |
当 |
45 |
自由民主党 |
現 |
26,648票
|
西山淳次 |
当 |
60 |
公明党 |
現 |
21,742票
|
水村篤弘 |
当 |
45 |
国民民主党 |
現 |
21,432票
|
柳下礼子 |
当 |
72 |
日本共産党 |
現 |
20,371票
|
安田義広 |
落 |
50 |
自由民主党 |
新 |
15,630票
|
衆議院
- 埼玉8区(所沢市、ふじみ野市(旧大井町域)、三芳町)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:365,768人
- 投票率:56.69%
当落 |
候補者名 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
重複
|
当 |
柴山昌彦 |
55 |
自由民主党 |
新 |
104,650票 |
○
|
|
小野塚勝俊 |
49 |
無所属 |
元 |
98,102票 |
|
国の出先機関
国土交通省
厚生労働省
法務省
- 検察庁
財務省
- 国税庁
環境省
防衛省
- 自衛隊
裁判所
施設
警察
- 本部
- 警察署
消防
- 本部
- 消防署
医療
- 主な病院
文化施設
-
国立障害者リハビリテーションセンター学院棟
-
所沢市立図書館 本館(航空公園内)
- 所沢市立図書館 - 本館のほかに2016年現在は市内に7館の分館を擁する。
- 生涯学習推進センター ‐ ふるさと研究部門で歴史資料を展示。
- 市立埋蔵文化財調査センター
- 中富民俗資料館
- 柳瀬民俗資料館
- 山口民俗資料館
郵便局
所沢市には日本郵便の集配郵便局が2つある。
郵便番号は、市内全域が「359-xxxx」である。
- 集配郵便局
-
特殊法人
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
国内
- 大規模災害時相互応援協定締結都市
- 所沢市・飯能市・狭山市・入間市
- 食糧、飲料水、生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な機材等の提供
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供
- 救助、応急復旧に必要な職員の派遣
- 指定避難場所の相互利用
- 被災者に対する住宅の提供
- 被災児童生徒の小中学校への一時受入
- 所沢市・東村山市・清瀬市・東久留米市・新座市
- 食糧、飲料水、生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な機材等の提供
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供
- 救助、応急復旧に必要な職員の派遣
- 被災者一時収容のための施設の提供
- ボランティアの斡旋
- 千葉県市原市
- 食糧、飲料水、生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供斡旋
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な物資、機材等の提供斡旋
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供斡旋
- 救助、応急復旧に必要な医療系職、技術系職、技能系職等職員の派遣
- 群馬県太田市
- 食糧、飲料水、生活必需品並びにその供給に必要な資機材の提供斡旋
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な資機材等の提供
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供
- 救助、応急復旧に必要な職員の派遣
- 被災者一時収容のための施設の利用
- ゴミ、し尿処理のための車輌、施設の利用
- 宮崎県日南市
- 災害応急対策用物資及び資器材の供給援助
- 職員の派遣
- 収容施設の提供
国際機関
領事館
経済
-
旧・西武ライオンズ球団事務所
-
西武鉄道 本社
-
山田食品産業 本社・山田うどん 本店
第一次産業
農業
狭山茶が有名だが、ホウレンソウやサトイモ、ニンジン等の栽培も盛ん。また、サツマイモ掘りやブドウ狩り等の観光農園も点在している。
第二次産業
工業
食品製造や自動車部品・医療機器・電子部品の製造が盛んである。
第三次産業
商業
- 主な商業施設
拠点を置く企業
- 情報通信事業者
- 鉄道事業者・西武鉄道株式会社 本社(くすのき台)
- 建設事業者・西武建設株式会社 本社(くすのき台)
- バス事業者・西武バス株式会社 本社(久米)
- タクシー/ハイヤー事業者・西武ハイヤー株式会社 本社(久米)
- 宅配物流・協栄流通株式会社 本社(大字城)
- プロ野球興行運営会社・株式会社西武ライオンズ 本社(上山口)
- 1985年(昭和60年)5月16日、西武鉄道の本社社屋を、東京都豊島区から所沢市駅前のくすのき台に移転する事業の起工式を挙行。総工費40億円を掛けて建設され、翌年1986年(昭和61年)8月5日に本社を移転。当市に本社を置く企業の中で最大の売上規模(2004年度売上2,030億円)がある西武鉄道に続き、西武グループ関連企業の本社がその後移転され、当市は西武グループの拠点となっている。しかしその多くは「本店所在地」を依然として東京都豊島区に置いている(納税地は東京都豊島区となる)ため、これらの企業の納税による経済効果は限定的である。
- 不動産業・株式会社住協 本社(小手指町)
- 製菓製パン機械製造・株式会社マスダック 本社(小手指元町)
- 食品製造
- 外食レストランチェーン
- 自転車部品製造・株式会社三ヶ島製作所 本社(糀谷)
- 光学機器製造・株式会社ビクセン 本社(東所沢)
- 登山用品製造・株式会社アライテント 本社(東所沢)
- 医療機器製造・ 日本光電工業株式会社 所沢事業所/総合技術開発センタ(くすのき台)
- 計測器製造・株式会社シバソク 所沢事業所(若松町)
- 住宅総合メーカー・パナソニック ホームズ埼玉西株式会社 本社(くすのき台)
- 機械製造
- 卓球用品・株式会社タマス(バタフライ) 所沢事業所(神米金)
- 楽器製造・株式会社村松フルート製作所 本社(美原町)
- 菓子製造・株式会社ねぎし 本社(東町)
- キャンピングカー製造・VANTECH株式会社(日比田)
- 自動車販売その他・ウェルビングループ株式会社(坂之下)
情報・通信
マスメディア
放送局
地域的なもののみ掲載。
- テレビ
- ラジオ
- エフエム茶笛(本社は入間市) - 本市と防災協定締結(コミュニティ放送)
生活基盤
ライフライン
電気
ガス
水道
電信
- 市外局番等
- 04-200x・290x・292x〜296x・299x - 所沢MA(入間市、狭山市、所沢市)
- 従来は「0429」であったが、電話番号逼迫対策のため、以下のように2度変更された。天気予報に関しては、従前と同じく「0429-177」となっている。
- 柏MA(千葉県柏市など)、鴨川MA(鴨川市)も市外局番は「04」であるが、MAが異なるため、発信時に市外局番「04」を付ける必要がある。
教育
大学
短大
高等学校
- 県立
- その他(技能連携施設)
当市は、「所沢市育英奨学金」・「所沢市遺児奨学金」という奨学金制度(高等学校・高等専門学校対象)がある。
小学校
- 市立
- 私立
中学校
- 市立
中等教育学校
- 私立
特別支援学校
- 県立
学校教育以外の学校
交通
鉄道
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 武蔵野線
- 西武鉄道
- 池袋線
- 新宿線
- 狭山線
- 山口線
都心に直結する西武池袋線と西武新宿線の2路線が市域の南東から北西にかけて並走し、西武池袋線は所沢駅の前後で大きく蛇行する線形となっている。JTBパブリッシングや交通新聞社の時刻表における市の代表駅は市内で最も乗降人員が多い所沢駅で、一日平均乗降人員は約10万人である。市域の南東部を武蔵野線が東西に横断するが、市内に乗換駅は存在しない。
上記の駅のほか、西武池袋線秋津駅(東京都東村山市)駅舎の一部が所沢市に属する。また、西武西武園線西武園駅と西武多摩湖線多摩湖駅(ともに東京都東村山市)が南西部の市境付近にある。
なお、武蔵野線と西武鉄道との連絡線が存在するが相互乗り入れは行われておらず、新秋津駅(東京都東村山市)からの甲種輸送が行われている。
バス
路線バス
全て西武バスの運行
- 市内に所沢営業所があり、多数路線を管轄するが市内西部では慢性的な道路渋滞により繰り返し廃止が行われ、あまり路線が残っていない。
- 一部路線は飯能営業所の管轄である。
- 過去に清瀬営業所、大宮営業所、川越営業所の管轄路線もあったが、それらは所沢営業所に移管されている。
- 深夜急行バスは練馬営業所・池袋駅東口 - 小手指駅北口線が運行されている。
高速バス
コミュニティバス
- 所沢市内循環バス「ところバス」
- 当市内を走行する域型の公共交通機関である。当市交通安全課が運営しているが運行は西武バスへ委託されており、西武バス所沢営業所が営業を担当している。現在、市によって運行形態の見直しが行われている。
- 使用車両
- 主に路線バスの走行していない地域や細い道を走行する性質上、日野・リエッセや日野・ポンチョが充当されている。
- 路線
-
- 東路線(柳瀬循環コース)
- 東路線(松井循環コース)
- 西路線(新所沢・三ヶ島コース)
- 南路線(吾妻循環コース)
- 南路線(山口循環コース)
- 北路線(富岡循環コース)
- 「ライフバス」(鶴瀬駅西口〜三芳中学校経由・みずほ台駅西口線)
- 東入間二市一町(富士見市・ふじみ野市・三芳町)のコミュニティバスであるが、三芳町に隣接する200メートル強にわたって所沢市内を通り、途中には「埼玉スポーツセンター前」バス停が設置されている。
タクシー
タクシーの営業区域は県南西部交通圏で、川越市・東松山市・飯能市・和光市などと同じエリアとなっている。
道路
高速道路
国道
県道
- 主要地方道
- 一般県道
- 構想がある主な道路
観光
- 市指定文化財については、所沢市指定文化財一覧も参照。
名所・旧跡
- 主な城郭
- 主な寺院
- 主な神社
- 主な史跡
観光スポット
- 公園
- 文化施設
- 運動施設
- 自然
- 娯楽施設
- 温泉
- 湯楽の里 所沢温泉(下富)
- 湯の森所沢(下安松)
- むさしの温泉「彩ゆ記」(南永井)
文化・名物
祭事・催事
-
ところざわサクラタウン
-
第27回・所沢市民フェスティバル風景
-
所沢航空記念公園内 野外ステージ
-
ベルーナドーム
-
狭山スキー場
-
西武園ゆうえんち
-
所澤神明社
-
-
ところざわのゆり園
-
狭山不動尊初詣の風景(2007年)
-
狭山不動尊境内にある釣鐘
名産・特産
スポーツ
野球
- プロ野球
- 社会人野球
バスケットボール
陸上競技
- FAV gaming -ところざわサクラタウンに活動拠点を置く、KADOKAWAが擁するプロゲーミングチーム。
武道
空手
大相撲
出身関連著名人
出身著名人
財界
政界・財界・官界
漫画関係者
文化人
マスコミ
芸能
スポーツ
ゆかりのある有名人
- 漫画家やアニメーターの在住が多い。また日本大学藝術学部への進学をきっかけにそのまま在住するケースもある。
在住の有名人
その他
架空の人物
マスコットキャラクター
- トコろん - 所沢市公認のイメージマスコット。市の鳥「ひばり」をモチーフに、航空発祥の地にちなんでプロペラ飛行機のイメージから、頭にプロペラをつけている。
- 航空戦士トコロザワン - 埼玉ご当地ヒーローズにも参加する、所沢市のローカルヒーロー。
- ラッキーパンダ - イベント時や月に数回、航空公園駅周辺を歩くパンダのキャラクター。
- このほかに、市が発行する広報のマスコットキャラクターとして「ひばりちゃん」がいる。
所沢を舞台とした作品
所沢市が舞台、またはゆかりのある作品(ロケ地も含む)を記載する。
- ※太字はKADOKAWA関連作品。
進行中のプロジェクト
- COOL JAPAN FOREST構想
- 本市と株式会社KADOKAWAの共同プロジェクトで、拠点施設ところざわサクラタウンを中心に、みどりや文化、産業が調和した地域づくりを進める構想。
- マチごとエコタウン所沢構想
- 所沢駅周辺まちづくり基本構想
- 所沢駅西口土地区画整備事業
- 所沢西口北街区市街地再開発事業
- 北秋津・上安松土地区画整理事業
- 若松地区土地区画整理事業
- 都市高速鉄道12号線(都営地下鉄大江戸線)東所沢延伸
脚注
注釈
- ^ このとき移管された区域の詳細は、旧高旧領取調帳 を参照されたい(リンク先は国立歴史民俗博物館データベース)
- ^ 三菱UFJ銀行が市、水道事業及び病院事業の指定金融機関となっていたのは、かつての所沢銀行が合併を経て、現在の「三菱UFJ銀行所沢支店」となった経緯による。
- ^ 郵便番号が359-00xyの区域の集配を担当。
- ^ 郵便番号が359-11xyの区域の集配を担当。
出典
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
所沢市に関連するカテゴリがあります。
ウィキボヤージュには、所沢市に関する旅行情報があります。
- 行政
-
- 観光
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注: 順位は2021年国勢調査時の市域人口による。 |
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