吉川有美
吉川 有美(よしかわ ゆうみ、1973年〈昭和48年〉9月4日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(2期)、自由民主党副幹事長兼参議院副幹事長。 経済産業大臣政務官兼内閣府大臣政務官、外務大臣政務官などを歴任した。 来歴三重県桑名市生まれ。桑名市立深谷小学校、桑名市立成徳中学校、私立メリノール女子学院高等学校(現メリノール学院)を卒業後、1993年、東京農業大学農学部国際農業開発学科に入学[1]。 1998年、国立大学法人東京農工大学大学院修士課程農学研究科農業経営・生産組織学研究室にて、地域経済発展のための農業担い手問題に取り組む[2]。2000年4月、株式会社農業食品監査システム入社。2003年11月、テュフ・ラインランド・ジャパン株式会社入社。 2005年に標準化された食品安全のための国際標準規格であるISO22000食品安全マネジメントシステムの審査認証登録を日本においてスタートするにあたり、審査員研修立ち上げ等のため、日本環境認証機構に移籍。 2007年1月、三井住友銀行に入行。環境・エネルギー、サスティナビリティ、リスク管理・事業継続(BCP)などを専門に、国内外の企業支援や海外展開業務、省庁や地方行政の民間委員や、セミナー業務・企業支援に資する金融商品開発等に従事[1]。 参議院議員2013年、第23回参議院議員通常選挙に自民党公認候補として三重県選挙区より立候補し、373,035票を得票し当選。三重県では斎藤十朗元参議院議長以来15年ぶりとなる自民党の参議院議員となる。 2014年、参議院環境委員会理事、2017年~2019年、参議院経済産業委員会理事、2017年~2018年、国際経済・外交に関する調査会理事をつとめる。 自民党内では、女性局長代理を2期、青年局国際部副部長、商工・中小企業関係団体委員会 副委員長、環境部会、経済産業部会、内閣部会副部会長等を歴任。 自然災害が多発化・激甚化する昨今において、老朽化しているインフラ整備が急務であり、また国内には整備されていないインフラがまだまだ多くあり、地方経済発展の妨げになっているとの思いから、インフラ整備に尽力。限られた予算のなかで国土強靱化を早急に進めるため、米国のレベニューボンドのような民間の資金を活用する仕組み導入を提唱。[3] また、2016年より小泉進次郎衆議院議員を中心とした「2020年以降の経済財政構想小委員会」にて、自身が注力してきた幼児教育無償化など幼児教育をはじめとする教育や子育て支援予算拡充のための「こども保険」創設や「年金受給開始年齢の柔軟化」等の提言の取りまとめに従事。 サスティナビリティの分野では、2015年「ESG投資・国連投資原則勉強会」、2018年「一億総活躍推進本部 資本市場・ESG投資プロジェクトチーム」座長等をつとめ、企業のサスティナビリティ活動と企業価値向上との両立を実現し、SDGs実現の道筋ともなるESG投資拡大のための環境整備に取り組む[3]。 2019年7月、第25回参議院議員通常選挙にて2期目の当選。同年10月、参議院文教科学委員会委員長に就任。 自民党内では、教育再生実行本部 副本部長、教育・文化・スポーツ関係団体委員会副委員長、 司法制度調査会副会長、女性活躍推進本部幹事、農産物輸出促進対策委員会事務局等を歴任。国立大学法人三重大学大学院地域イノベーション学研究科博士課程に在籍中。 2020年8月6日、無派閥だった吉川は清和政策研究会(細田派)に入会した[4]。 同年9月、自由民主党女性局長に就任[5]。 2024年7月25日、翌年7月の第27回参議院議員通常選挙の三重県選挙区公認候補として擁立することが自民党から発表された[6]。 政策人物旧統一教会との関係ジャーナリストの鈴木エイトが作成した「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人」によれば、旧統一教会関連団体との関係について、2013年の参院選で教団の推薦候補に指定されている。2020年11月には教団系の三重県平和大使協議会が主導するイベント「ファイト三重!県民祭り」に祝電を送り、秘書が代理で来賓出席した[7]。 不祥事所属団体・議員連盟
役職
支援団体
他多数[10] 選挙歴
脚注
関連項目外部リンク
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