木村次郎
木村 次郎 (きむら じろう、1967年12月16日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の元衆議院議員(2期)。 国土交通大臣政務官、防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官を歴任。 父は青森県知事や衆議院議員を務めた木村守男。祖父は元衆議院議員の木村文男。兄は元衆議院議員の木村太郎。 経歴1986年、青森県立弘前高等学校卒業。1991年、中央大学法学部法律学科卒業[2]。同年青森県庁に入り、交通政策課副参事、企画政策部地域活力振興課課長代理などを務める[3]。 2017年7月に兄の木村太郎が死去すると、同年10月に予定される衆議院青森4区の補欠選挙に出馬の意欲を示し[4]、青森県庁を退職、9月に自民党公認で出馬することが決まった[5]。しかし、同月、衆議院解散となり、補欠選挙でなく総選挙となったため、区割り変更により選挙区が青森4区から青森3区に変更された。そのため、青森3区の自民党公認候補となり、10月の第48回衆議院議員総選挙で初当選した[1]。11月2日、細田派に入会[6]。 2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で再選。 2024年9月27日に行われた自民党総裁選挙において、1回目の投票では小泉進次郎に投じ[7]、得票数1位の高市早苗と2位の石破茂が進んだ決選投票については、朝日新聞の取材に対し、投票先を公表しなかった[7]。 2024年10月27日実施の第50回衆議院議員総選挙に青森3区から立候補したが、小選挙区で立憲民主党の岡田華子に敗れ、政治資金問題の影響で比例名簿に登載されなかったことから落選した[8]。 政策受動喫煙問題その他
人物・不祥事政治資金パーティー収入の裏金問題2024年1月28日、政治資金パーティー収入の裏金問題で、2018年からの5年間で派閥から受けていた計236万円のキックバックを政治資金収支報告書に記載していなかったことを明らかにした[11]。この問題では計39人の議員が党から処分を受けたが、木村については党則に基づく処分ではなく幹事長による厳重注意となった[12]。 同年5月14日、衆議院政治倫理審査会は、裏金事件に関与しながら同審査会で弁明していない自民党議員44人に出席と説明を求める野党の申立てを全会一致で可決した[13]。同月17日、参議院政治倫理審査会も同様に、弁明していない議員29人に出席と説明を求める申立てを全会一致で可決した[14]。木村を含む関係議員73人は全員出席を拒否し、6月23日に通常国会は閉会した[15]。 統一教会との関係ジャーナリストの鈴木エイトが作成した「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人」によれば、旧統一教会関連団体との関係について、2019年3月に教団関連団体に会費を支出していた。 秘書へのパワハラ2024年8月6日、元秘書の男性が勤務中に木村から繰り返しパワーハラスメントを受けたと訴え出た。信号無視を示唆する指示をして運転席を殴打する、次期衆院選の対立候補予定者のポスターを運転中にスマートフォンで撮影するよう要求するなどの行動があったという。木村はこれに対し、道交法違反を教唆する指示はしていないとしつつ、「一部行き過ぎた言動があったことは事実」などとするコメントを出した[16][17]。 選挙
脚注
外部リンク
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