関芳弘
関 芳弘(せき よしひろ、1965年6月7日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(6期)、自由民主党自由民主党広報本部副本部長兼広報戦略局長。 衆議院環境委員長、経済産業副大臣(第4次安倍第1次改造内閣)、環境副大臣(第3次安倍第2次改造内閣)、経済産業大臣政務官(第2次安倍改造内閣・第3次安倍内閣)を歴任。 経歴
徳島県立城ノ内高等学校を卒業後、関西学院大学経済学部に進学。在学中は金融政策や銀行論などを専門とする川口慎二のゼミで学ぶ[2]。卒業後は住友銀行(現三井住友銀行)に就職。 2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙に自由民主党公認で兵庫3区から出馬、民主党の土肥隆一を破り初当選。 2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙に自民党から出馬。公明党の推薦も受けたが次点[3]。 2011年10月、英国国立ウェールズ大学大学院経営学修士プログラム University of Wales (UK) 入学[要出典]。 2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙で自民党から出馬し2選。 2014年9月、経済産業大臣政務官に就任。同年12月14日の第47回衆議院議員総選挙で自民党から出馬し3選。 2015年11月、英国国立ウェールズ大学大学院経営学修士 University of Wales (UK), MBA取得。 2016年8月、環境副大臣に就任[4]。2017年10月22日の第48回衆議院議員総選挙で自民党から出馬し4選。 2019年9月、自民党内閣第二部会長(沖縄・北方対策、科学技術、宇宙政策、クールジャパン、IT関連、原子力防災、経済財政政策、金融(金融庁関係を除く)、デフレ脱却、マイナンバー、規制改革、地方創生、地方分権、行革、人事院・人事などに関する政策)に就任。 2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙では、日本維新の会新人の和田有一朗らを破り、5選(和田は比例復活で当選)[6][7]。 2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示され、9人が立候補した。関は高市早苗の推薦人に名を連ねた[8]。9月17日、候補者9人はTBSの報道番組「news23」に出演しテレビ討論を行った。高市は、推薦人20人のうち、13人が党本部が公表した「裏金議員」であること、役職停止や戒告の処分を受けた議員が含まれていること(関は両方に該当した[9][10])などを指摘されると、「どの方を20人に入れるかは選対、チームにまかせたので、私は翌日の新聞(を読む)まで知らなかった」と答えた[11][12]。9月27日総裁選執行。高市は1回目の投票で1位となるが、決選投票で石破茂に敗れた[13]。同年10月27日に投開票された第50回衆議院議員総選挙で兵庫3区から出馬し、6選[14]。同年11月15日、自由民主党広報本部副本部長兼広報報戦略局長に就任[15]。 政策・主張憲法外交・安全保障ジェンダー
その他
人物政治資金パーティー収入の裏金問題2024年2月13日、自由民主党は、政治資金パーティー収入の裏金問題をめぐり、党所属のすぺての国会議員らを対象に実施したアンケートの集計結果を公表した。関はノルマの超過分に対する清和政策研究会(安倍派)からのキックバックとして、2018年から2022年にかけての5年間で計836万円を裏金にしていたことが明らかとなった[26]。 同年4月4日、党は安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定。関は「戒告」を受けた[10]。 同年5月14日、衆議院政治倫理審査会は、裏金事件に関与しながら同審査会で弁明していない自民党議員44人に出席と説明を求める野党の申立てを全会一致で可決した[27]。同月17日、参議院政治倫理審査会も同様に、弁明していない議員29人に出席と説明を求める申立てを全会一致で可決した[28]。関を含む関係議員73人は全員出席を拒否し、6月23日に通常国会は閉会した[29]。 同年12月26日、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の疑いで告発された関を起訴猶予処分とした[30]。 その他
所属団体・議員連盟脚注注釈出典
外部リンク
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