オダウエダ
オダウエダは、日本のお笑いコンビ。吉本興業所属。第5回女芸人No.1決定戦 THE W王者[2][3]。 メンバー
来歴小田は中学1年からグレ始め、16歳の頃に小田の夜遊びが過ぎることを母親が心配し、愛知県で廣中邦充が住職を務める駆け込み寺の「西居院」へ入っていた時期があった(二度あり、一度目は母親に「食事に行こう」と誘われて車で遠路、愛知まで連れられ16歳の8月から3ヶ月入った)[5][11]。食事や洗濯に掃除と当たり前の生活を繰り返す内に、ヤンキー時代にやっていたことが楽しくなくなり[10]、その頃の仲間とは疎遠になった。住職の助言もあり実家近くのいとこの家で居候しながら学校に復帰する運びになったが一転、引きこもり生活を送るようになった(引きこもり生活を経て自らの意思で再度西居院に入り母親との関係に向き合い、2ヶ月後には実家に戻り母親の下で暮らすようになった)[12]。いとこの家にあった『バイオハザード』をプレイするか『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)を観るかの日々を過ごしていた中、岡村隆史(ナインティナイン)に会いたくて芸人を目指した[5]。 植田は大阪出身のため幼少期からお笑いが身近にあり、主にバッファロー吾郎や野性爆弾、ザ・プラン9を好んでいた[5]。中学時代にはNSCに行きたいと思っていたがきっかけもなく、またNSCの願書をこっそり持っていたのを親に見られ反対されたこともあり[10]、芸人の夢は半ば諦めながら「脚本の勉強がしたい」と大阪芸術大学へ進学[10][13]、そこで落語研究会による新入生歓迎会のビラを貰い、落研へ入部した[5][8]。ある日、過去の先輩によるDVDを観せてもらい、映っていたミルクボーイとななまがりのネタに感化されてNSCに入った[5]。 2人ともNSC在学時に『相方探しの会』へ参加した[5]。植田は1期上の先輩によるMCをアシスタントしており、その姿が印象に残っていた小田が10冊ほどのネタ帳を持って声をかけた[5]。植田がそのネタ帳を読んでみると、ポエムやコント「ソフトクリーム屋さんVSアイスクリーム屋さん」しか書かれていなかったが、やる気は感じられたため試しにとコンビ結成[5]。 コンビ名の候補には植田考案の「めめめめ」「男男女女(なんなんにょにょ)」があったが、小田からは却下された[5]。 ヨシモト∞ホールを拠点に活動していた頃は吉本の外のインディーズライブなどにも出演しており[7]、これを劇場のスタッフに伝えたところ「お前らは他のライブにいっぱい出ろ」と後押しされたことで吉本外のライブなどにも幅広く出演するようになり[10]、他事務所の芸人との共演も多い。 先輩の三浦マイルドが率いる「マイルド軍団」に属している[10]。 『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ)では2018年・2019年の2年連続で準決勝進出に終わっていたが、2020年大会で初の決勝進出を果たす。しかし、Aブロック第1試合においてTEAM BANANAとの接戦の末に敗れた。 2021年、THE Wで2年連続の決勝進出。1stステージでは前回準優勝の紅しょうが(後の2023年王者)を1票に抑え最終決戦へ進出。最終決戦ではAマッソ、天才ピアニスト(後の2022年王者)を退けて優勝を成し遂げた[2][3]。 芸風主にコントで、手作りの小道具を用いるネタがほとんど[5][7]。漫才も演じる機会があり、M-1グランプリに出場経験がある[14]。コントの場合、通常は植田が大声で「オダウエダですー! コント、『○○○』!」とタイトルコールをしてからネタに入っている。 ネタは結成当初植田がほぼ全てを書いていたが、小田に「ツッコんで欲しい」と台本を渡したところツッコめないと泣き出してしまったという[8]。これについて小田は「(故郷の)愛媛県にはツッコむ文化が無いので、どうしたらいいのか分からなくなった」といい、そこでボケとツッコミの役割分担を無くした[8]。小田は自身の好きなことをやると感情が乗って来るため、現在のネタ作りはまず小田がやりたいことや思いついたことを植田に伝え、2人で話し合って最終的に植田が台本をまとめている[13][8]。THE W2021の最終決戦で披露したカニのコントも、小田のカニ好きを基にして出来たものだった[8]。 賞レース成績M-1グランプリ
女芸人No.1決定戦 THE W
出演テレビ
ネット
ラジオ
単独ライブ
脚注注釈出典
外部リンク
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