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「なゐ震る」はこの項目へ転送されています。「地震が起こること」を意味する古語「なゐふる」については「地震」をご覧ください。 |
ザ・プラン9(ザ・プランナイン)は、吉本興業に所属する日本の6人組お笑いグループ。2001年4月結成。『M-1グランプリ2006』ファイナリスト。
メンバー
- お〜い!久馬(おーいきゅうま、1972年7月22日 - )(52歳)
- 結成初期からのメンバーであり、リーダー。
- 浅越 ゴエ(あさごえ ゴエ、1973年12月20日 - )(51歳)
- 結成初期からのメンバー。
- ヤナギブソン(1976年3月25日 - )(48歳)
- 2002年4月加入。当初は他のメンバーより芸歴が短かったため吉本側から正式加入を認められず、言わばサポートメンバーのような扱いだった[1]。
- コヴァンサン(1975年9月30日 - )(49歳)
- 2020年10月加入。コンビ「チョップリン」としても活動している。
- きょうくん(1976年2月23日 - )(48歳)
- 2020年10月加入。コンビ「チョップリン」としても活動している。
→コヴァンサンときょうくんの詳細については「
チョップリン」を参照
- 爆ノ介(ばくのすけ、1979年6月10日 - )(45歳)
- 2020年10月加入。「カバと爆ノ介」の解散後、しばらくの間ピン芸人として活動していた。
元メンバー
- 鈴木 つかさ(すずき つかさ、1972年8月29日 - )(52歳)
- 結成初期からのメンバー。2008年2月28日脱退。
- なだぎ 武(なだぎ たけし、1970年10月9日 - )(54歳)
- 2002年4月加入、2015年5月17日脱退[2]。
その他メンバー
- 覚王山(かくおうざん、1971年5月21日 - )(53歳)
- 大阪府大阪市福島区生まれ、本名:寺本 覚(てらもと かく)。
- 構成作家。芸名は「たまたま通った名古屋の地名と本名のコラボ」らしい[3]。
来歴
- 2001年4月、それぞれグループを解散した久馬・鈴木・浅越により結成。baseよしもとの主力メンバーとなる。
- 2002年4月、なだぎ・ヤナギブソンが加入して5人組体制になる。
- 2003年7月、baseよしもと卒業。同年8月よりうめだ花月を中心に活躍。
- 2004年、第34回NHK上方漫才コンテストにて優秀賞受賞。
- 2006年、『M-1グランプリ2006』にて決勝戦進出。2人組以外のグループ・ユニットで決勝戦進出を果たしたのは2023年現在でも彼らのみ。また、当時のメンバーであったなだぎの決勝戦進出時の芸歴「17年目」という記録も当時は最長で、2017年に村田秀亮(とろサーモン)が19年目で決勝戦進出を果たすまで破られていなかった[4]。ネタ後、審査員の南原清隆(ウッチャンナンチャン)からは「設定自体は“天使と悪魔”で非常にオーソドックスなんですけども、5人がやると全然違うように見えるんで、それが見ていて面白かったですね。もうちょっと5人ならではの(方向性)が見えてくると、もっと凄くなるような可能性があります」と5人でのスタイルが高評価を受けたが、最終結果は7位に終わった。なお、『キングオブコント』は2008年から出場しているが、決勝戦進出は果たせていない。
- 2008年2月、他メンバーとの方向性の違いを理由に鈴木が脱退。
- 2015年5月、なだぎが脱退してトリオになる。
- 2016年3月、結成15周年を記念してメンバー増員計画を発表[5]。
- 2020年10月23日、大阪なんばグランド花月にて開催の単独ライブ『3543』公演中に新メンバーをお披露目。コンビ「チョップリン」のコヴァンサン・きょうくん、ピン芸人の爆ノ介の加入が発表され、ザ・プラン9史上初の6人組となった[6]。
特徴
- 演劇のようなコントを持ち味とし、“本公演”と呼ばれるライブは芝居をメインとした2時間公演である。本公演の他に各メンバーがプロデュースする『THE PLANET9』という、コントが主体となった単独ライブも行っている。
- テレビ・舞台ではメンバー全員での漫才も演じる。ネタはヤナギブソン以外の全員が一体となって行うボケや、次々に畳み掛けるボケに対してヤナギブソン1人がツッコむというスタイル。
- オリジナルメンバー全員がピン芸人としてのスキルも持っており、浅越となだぎに関してはピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり』にて優勝及び『S-1バトル』月間チャンピオン獲得を果たしている。
賞レース成績・受賞歴など
M-1グランプリ
2006年では結成年が「2002年」とされていたが、大会復活後に「2001年4月」に修正された。
年
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結果
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エントリーNo.
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決勝戦キャッチコピー
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備考
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2003年
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準決勝敗退
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2004年
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準決勝敗退
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2005年
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準決勝敗退
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2006年
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決勝7位[7]
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3882
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5人の漫才革命児
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史上唯一のコンビ以外のファイナリスト
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2007年
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準決勝欠場[8]
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敗者復活戦も欠場[8]
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2008年
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不参加
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2009年
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不参加
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2010年
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不参加
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規定上のラストイヤー[9]
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2015年
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準々決勝敗退[10]
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1153[10]
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一部メンバーが脱退してから初の出場
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2016年
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準々決勝敗退[10]
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1729[10]
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2度目のラストイヤー
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キングオブコント
年
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結果
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備考
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2008年
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準決勝敗退
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2014年までは4人組での出場
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2009年
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準決勝敗退
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2010年
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準決勝敗退
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2011年
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準決勝敗退
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2012年
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準決勝敗退
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2013年
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準決勝敗退
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2014年
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準決勝敗退
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2015年
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準決勝敗退
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この年からトリオでの出場
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2016年
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2回戦敗退
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2017年
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準々決勝敗退
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この年から無条件で1回戦免除
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2018年
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準々決勝敗退
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2019年
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準々決勝敗退
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2020年
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不参加
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2021年
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準々決勝敗退
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この年から6人組での出場、それに伴いシード権喪失
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2022年
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準々決勝敗退
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2023年
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準々決勝敗退
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2024年
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準決勝敗退
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6人組になってから初の準決勝進出
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その他(成績)
主な出演番組
DVD
単独DVD
- 「サークルS」(2004年2月25日)収録日:2003年12月12日
- 「西暦二〇〇X年四月一日、禁洒法ヲ施行スル。」(2004年8月11日)収録日:2004年4月
- 「The Ten-Show」(2005年1月26日)収録日:2004年8月28日
- 「弁斗とジェッ太〜大阪ブレインドレイン〜」(2005年5月18日)収録日:2004年12月
- 「THE PLANET9 Earth 見晴らしのええマンション〜コントstyle〜」(2005年6月22日)収録日:2003年2月
- 「こわがり」(2005年10月26日)
- 「アオいアオいアオい空」(2006年1月25日)収録日:2005年8月
- 「編集者 竹一平の苦悩」(2006年5月24日)収録日:2005年
- 「7-8X4月」(2006年8月30日)収録日:2006年3月
- 「足痛いのにがんばった〜コントStyle〜」(2006年10月25日)収録日:2006年5月28日
- 「なゐ震る」(2007年3月28日)
- 「銀行ノススメ」(2007年8月8日)収録日:2006年12月
- 客演:平田敦子、武内由紀子、竹中絵里、チェリーキューピット
- 「功夫ジョン 完全版」(2007年12月5日)収録日:2007年5月
- 「THE PLANET9 Earth〜コントStyle〜 鍛えるぞ!鍛えるぞ!」(2008年5月21日)収録日:2007年8月19日
- 「仇男」(2008年9月24日)収録日:2008年2月8日ワッハホール
- 脚本:演出:久馬 歩
- VTR出演:アジアン隅田美保
- 「室内の人々(お誕生日壊/a room)」(2009年1月28日)収録日:2008年4月27日ワッハホール
- お誕生日壊:脚本:ヤナギブソン 演出:覚王山
- a room:脚本:演出:久馬 歩
- 「THE PLAN9 ウルグアイから来た男〜ネタツアー〜」(2009年6月24日)収録日:2008年8月27日なんばグランド花月
- 「SLIDE AWAY,SLIDE DOWN.」(2009年6月24日)収録日:2008年11月ABCホール
- 脚本:演出:覚王山
- 「ウルグアイ〜」「SLIDE AWAY,〜」はユニット初となる初回限定DVDBOXとして2枚組セット発売もされた。
- 「何かが正解です!」(2010年2月10日)収録日:2009年4月 - 5月
- 脚本:鈴木おさむ:演出:鈴木おさむ:ザ・プラン9
- 客演:アジアン
- ユニット初となる、外部の作家による作品。
- 「ジンジャーエールはない!〜ネタツアー〜」(2010年8月25日) 収録日:2009年8月23日なんばグランド花月
その他
スペシャルコンテンツ
脚注
関連項目
外部リンク