ガクテンソク
ガクテンソクは、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビ。2005年9月結成、THE MANZAI2011・2013・2014ファイナリスト、THE SECOND2024王者。旧コンビ名、学天即(がくてんそく)。2021年11月6日に現在のコンビ名へと改名した[1]。 メンバー
略歴コンビ名は、1928年の大礼記念京都博覧会で大阪毎日新聞が出品した東洋で初めてのロボットである「學天則」が由来。実物でなく、映画『帝都物語』に登場した學天則に奥田が影響を受けコンビ名につけようと考えたが[35]、M-1グランプリのエントリー用紙に記入したコンビ名の字が汚すぎて「学天則」を「学天即」に間違えられた[36]。 2人は中学からの同級生で在学当時は互いに目立たないキャラで顔見知り程度だったが、20歳の頃に地元のプール監視員のバイトとして偶然再会。2人ともモテたいあまり髪型を丸刈り(奥田はヴィジュアル系に憧れて髪の毛を緑に染め、よじょうは金髪にしたことがある)にしてヒゲを生やし、真っ黒に日焼けをした風貌となったにも拘らず女の子には奥手だったことから意気投合[37]。その後奥田がM-1グランプリへの出場を目指し、よじょうとは別の友人にコンビを組もうと誘うが断られてしまう。やけ酒を飲んでいた時に慰めてくれたよじょうを奥田が誘い、よじょうも「ええけど、俺ボケしかでけへんで」と断りつつもコンビを結成。2005年のM-1グランプリにアマチュアながら準決勝進出を果たす。そして吉本興業のオーディションに合格、2007年12月より吉本へ所属する[38]。一般からの所属でNSCでは大阪校27期及び東京校10期扱いとされる。 ワラbにリニューアルする4ヶ月前から連続してサライヴWARで1位、5upよしもと内のバトル形式のライブ「ファーストバトル」では3ヵ月連続1位を獲得、ABCお笑いグランプリでは第35・36回の2年連続で予選を1位で通過、さらにTHE MANZAIでは4年連続で認定漫才師50組に選出、2011・2013・2014では決勝進出を果たすなど頭角を表す。特に2014の本戦サーキットでは出場した京都ラウンド・大阪ラウンドでいずれも1位を獲得、サーキットランキングを1位で通過した。 第1回ytv漫才新人賞、第42回NHK上方漫才コンテストなど数多くの賞レースで準優勝が続いたものの、平成25年度NHK新人演芸大賞演芸部門でコンビ初となる大賞を受賞。 baseよしもと→5upよしもとに出演していたが、2014年2月に卒業。卒業後はなんばグランド花月を中心に出演。 2021年11月6日に行われた単独ライブ「シン・ガクテンソク劇場版〜さらば、全ての学天即〜」で、コンビ名を漢字表記の「学天即」からカタカナ表記の「ガクテンソク」への改名を発表した。M-1グランプリもラストイヤーを迎え、新たな気持ちで16年目をスタートしたいと考えタイミングを見て改名に踏み切ろうとしたが、コロナ禍で予定が延びて単独ライブ千秋楽公演のタイミングでの改名になった。改名にあたり、初めて姓名判断をしてみたところ漢字の「学天即」は「よく15年持ったなってレベル」の地獄だった一方、カタカナの「ガクテンソク」は大吉だった。なお、大阪吉本で一番偉い社員からは「カタカナに改名するくらいなら、もっと思いっきり変えてみたら?」と「クッキー&クリーム」「ミルクティー」が候補として提案されていた[1][39][40]。 2023年2月14日放送「らじこー」及び放送後の各個人SNSで、2023年4月1日より吉本興業東京本部への移籍を発表した[41][42]。 2024年5月18日、THE SECOND 〜漫才トーナメント〜2024に出場し、コンビ結成初のファイナリストとなる。グランプリファイナルでは1回戦で288点を獲得してラフ次元を、準決勝で283点を獲得して第1回大会ファイナリスト・金属バットをそれぞれ下し、決勝では294点を獲得しザ・パンチと51点もの差をつけて優勝。決勝で獲得した294点は大会史上最高得点である[43]。 芸風
エピソード
よじょうの芸名についてよじょうは出演した番組で後述のように様々な芸名に改名をさせられている。
「らじこー」内のエピソードについてFM大阪にて2014年4月1日から始まり、毎週月曜日〜木曜日の21時から21時54分に放送されているラジオ番組。学天即は「らじこー」放送が始まって以来、毎週火曜日担任(番組内では先生と呼ばれる)、芸人をサポートするアシスタントとしてみぃが副担任を務めた。2023年3月28日放送をもって、担任を卒業。
出囃子
賞レースでの戦績Ⅿー1グランプリ
キングオブコント
その他
出演番組テレビ
ラジオ
ネット配信番組
CM
MVDVD・書籍DVD
書籍
単独ライブ
関連項目脚注注釈
出典
外部リンク |