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この項目では、お笑いコンビについて説明しています。その他の用法については「七曲」をご覧ください。 |
ななまがり |
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YouTube |
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チャンネル |
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活動期間 |
2018年 - |
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ジャンル |
コメディ |
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登録者数 |
3.38万人 |
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総再生回数 |
731万回 |
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チャンネル登録者数・総再生回数は 000000002024-02-02-00002024年2月2日時点。 |
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ななまがりは、吉本興業東京本社(東京吉本)所属の森下直人、初瀬悠太からなる日本のお笑いコンビ。2008年11月結成。2014年に大阪から東京へ活動拠点を移した。NSCの卒業生でなく、オーディションで吉本興業の所属となった。芸歴は、NSC大阪校28期及び東京校11期と同期扱いである。キングオブコント2016ファイナリスト、
THE SECOND~漫才トーナメント~ 2024ファイナリスト。
2020年10月22日、ななまがりトークライブ「ななしゃべり」の質問コーナーにてななまがりファンの呼称を「架空客ペセ」と森下が命名した[1]。
メンバー
- 森下 直人(もりした なおと、1986年5月20日 - )(38歳)
- ボケ担当、立ち位置は向かって左。
- 初瀬 悠太(はつせ ゆうた、1986年4月5日 - )(38歳)
- ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。
来歴
- 2人とも大阪芸術大学の出身。
- 在学中は落語研究寄席の会と桑原征平(元関西テレビアナウンサー、当時は客員教授)が主宰するゼミに所属していた。
- 当時は先輩にミルクボーイ、後輩に鈴木もぐら(空気階段)と落語家の笑福亭智丸がいた。
- 森下がM-1グランプリへ出場したいという理由で落語研究寄席の会のメンバーに相方募集のメールを一斉送信するも、返信が来たのは初瀬からだけだった。これを機にM-1グランプリ用の仮コンビを結成。1回戦で酷く滑って敗退し、その悔しさから活動を続けることになり今に至る。
- 2007年、『カイブツ』(日本テレビ)に出演した際、MCのきたろうからASH&Dコーポレーションにスカウトされた。しかし同時期に吉本のオーディションで合格となり、吉本所属を選んだ。吉本所属以降もきたろうからは「天才コンビ」と呼ばれており、きたろう単独ライブに出演したりと交流が続いている。
- 2008年11月、正式にコンビ結成。
- コンビ名の由来は照れから「辞書で指差した単語にしよう」ということになり、指した文字が「ななまがり」だったことから。森下の出身地である神奈川県横浜市には、「七曲(り)」とついた地名が多数ある。
- 2014年、活動拠点を大阪から東京へ移転。
- 2016年、キングオブコントファイナリストとなる。
- 2019年5月 、『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ)の企画である『新元号当てられるまで脱出できない生活』に出演し、大きく知名度を上げる。ギャラクシー賞2019年5月度月間賞を受賞する[7]。
- 2020年、森下がR-1ぐらんぷりファイナリストとなる。
- 2021年1月1日、生放送『日本で一番早いお笑いバトル!フットンダ王決定戦2021』(日本テレビ)に100通を超える「モジり書類審査」応募の中から「ワイルドカード」として本選に森下が出場決定。
エピソード
- 森下
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- 初瀬
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- 大阪芸術大学、落語研究寄席の会での高座名は、東家 四六歩(あずまや よんろくふ)。
- 小学生の頃から千葉ロッテマリーンズファンで、一番好きな選手は黒木知宏(2007年引退)。考え方、芸風は黒木のプレースタイルに強く影響を受けているという[19]。
- 実家は香川県高松市で「つるいち」という讃岐うどん屋を経営していたが、2021年6月18日をもって閉店[20]。父は2010年「さぬきうどん技能グランプリ」ファイナリスト。
- 大阪芸術大学では1年生の時に新入生歓迎イベントで当時落研(落語研究寄席の会)に所属していたミルクボーイの漫才を見て、その面白さに衝撃を受け入会を決める[21]。落研時代から内海とは非常に仲が良く、吉本に所属してからも大阪時代はずっと一緒にいた。
- 同期の三島達矢(すゑひろがりず)とは親友[10]。
- 上京してから約7年間、後輩とルームシェアをしていた[22]。当初のメンバーは、初瀬、KLキンジョー、グリフォン國松[23]。引っ越しやメンバーの入れ替えを経て[24]、方南町駅近くの物件でゲラゲラ星人、原田フニャオ(ダンビラムーチョ)、有宗高志(キンボシ)[25]とのルームシェアを開始[24]。「方南町ハウス」の通称で、トークライブなどを開催していた[25]。2020年秋、同じメンバーで新中野駅近くの物件に引っ越し、通称を「新中野ハウス」に変更[26]。2021年5月、えいながチョコレートかずひろ(サンジェルマン)が加入し[27]、同月末、ゲラゲラ星人が脱退[24]。同年12月、ルームシェアを解消した[22]。
- 「大好き過ぎる」と公言している彼女がおり、初瀬のことはわんわん、彼女のことはにゃんにゃんと呼び合っている。由来はEテレの乳幼児向け教養番組『いないいないばあっ!』に登場する犬のキャラクター・ワンワンに初瀬の顔が似ていると彼女が言ったことから。犬とペア的な動物は猫なので彼女は必然的ににゃんにゃんとなった。2021年12月末に後輩芸人たちとのルームシェアを解消後、にゃんにゃんと半同棲を始めた。2022年11月22日、"わんわん(11)にゃんにゃん(22)の日"に入籍した[28]。
- Twitterでは「ななまがり初瀬の類似犬『わんわん』です」と名乗る本人のアカウントも存在する[29]。
芸風
- 基本的にコント専攻だったが、後に漫才にも力を入れており、M-1グランプリ2020においては1回戦、9月14日では1位通過であった[30]。2016年から6年連続準々決勝敗退していたが、2022年・2023年には準決勝進出を成し遂げた。
- ネタは2人で作っており、場所を変えながら長時間ネタ合わせすることもある。
- 大喜利は「頭脳くん」「パズル」等の有名な大喜利ライブで優勝経験がある。
- 大阪時代から共通語でネタを演じている。
賞レース等の戦歴
コンビ
- その他
森下
R-1ぐらんぷり
年度
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結果
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会場
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日程
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備考
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2007年(第5回)
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2回戦進出[75]
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[大阪] ヨシモト∞ホール大阪
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1月27日
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アマチュア時代に出場 「ペーパーサーバー」名義
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2008年(第6回)
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1回戦敗退[76]
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[大阪] パークスホール
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1月14日[77]
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2009年(第7回)
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不出場[76]
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2010年(第8回)
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1回戦敗退[78]
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[大阪] パークスホール
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1月14日
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「ペーパーサーバー」名義
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2011年(第9回)
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2回戦進出[79]
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[大阪] テイジンホール
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1月17日
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2012年(第10回)
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1回戦敗退[80]
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[大阪] ワッハ上方
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1月24日
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2013年(第11回)
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2回戦進出[81]
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[大阪] テイジンホール
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1月13日[82]
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2014年(第12回)
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3回戦進出[83]
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[大阪] 5upよしもと
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2月11日
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2015年(第13回)
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1回戦敗退[84]
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[東京] 新宿シアターモリエール
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12月24日
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2016年(第14回)
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2回戦進出[85]
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[東京] TOKYO FM HALL
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1月23日
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2017年(第15回)
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1回戦敗退[86]
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[東京] 新宿シアターモリエール
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1月6日
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2018年(第16回)
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3回戦進出[87]
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[東京] ヨシモト∞ホール
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1月29日
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「キモお兄さん」名義
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2019年(第17回)
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1回戦敗退[88]
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[東京] 新宿シアターブラッツ
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1月9日
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2020年(第18回)
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決勝進出[89] Bブロック3位[90]
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[東京] フジテレビ
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3月8日
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2021年(第19回)
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不出場(大会の出場条件が「芸歴10年以下」に変更されたため)
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2022年(第20回)
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2023年(第21回)
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2024年(第22回)
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準決勝進出[91]
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[東京] 有楽町朝日ホール
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2月11日
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大会の芸歴制限が撤廃され、出場資格復活
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初瀬
R-1ぐらんぷり
年度
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結果
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会場
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日程
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備考
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2007年(第5回)
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1回戦敗退[76]
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[大阪] 大阪国際交流センター小ホール
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1月14日
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アマチュア時代に出場 「はつせ」名義[92]
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2008年(第6回)
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1回戦敗退[93]
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[大阪] パークスホール
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アマチュア時代に出場 「ウッズ」名義[94][95]
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2009年(第7回)
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不出場[76]
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2010年(第8回)
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2011年(第9回)
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2012年(第10回)
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2回戦進出[96]
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[大阪] HEP HALL
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2月12日
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2013年(第11回)
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3回戦進出[97]
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[大阪] 5upよしもと
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1月19日
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2014年(第12回)
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3回戦進出[83]
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2月11日
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「なんじゃい初瀬」名義
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2015年(第13回)
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2回戦進出[98]
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[東京] TOKYO FM HALL
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1月19日
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2016年(第14回)
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2回戦進出[99]
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1月23日
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2017年(第15回)
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3回戦進出[100]
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[東京] ヨシモト∞ホール
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1月27日
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2018年(第16回)
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1回戦敗退[101]
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[東京] 新宿シアターブラッツ
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1月9日
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2019年(第17回)
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2回戦進出[102]
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[東京] 新宿シアターモリエール
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1月19日
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2020年(第18回)
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3回戦進出[103]
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[東京] ヨシモト∞ホール
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2月3日
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2021年(第19回)
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不出場(大会の出場条件が「芸歴10年以下」に変更されたため)
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2022年(第20回)
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2023年(第21回)
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2024年(第22回)
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2回戦進出
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[東京]シダックスカルチャーホール
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1月22日
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大会の芸歴制限が撤廃され、出場資格復活
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- その他
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単独ライブ
- 2012年04月07日 - ななまがり第一回単独公演『美ゴミ(びゴミ)』 5upよしもと ※初単独ライブ
- 2012年07月17日 - ななまがり第二回単独公演『真つき(まことつき)』 5upよしもと
- 2012年11月17日 - ななまがり第三回単独公演『正ちい(ただちい)』 5upよしもと
- 2013年03月28日 - ななまがり第四回単独公演『掛ゼロ(かけるゼロ)』 5upよしもと
- 2013年08月08日 - ななまがり第五回単独公演『その世(そのよ)』 5upよしもと
- 2014年02月27日 - 『ななまがりの惜しまれ卒業公演』 5upよしもと
- 2014年07月07日 - 『ななまがりの日』 5upよしもと
- 2015年01月11日 - 『ななまがり界』 シアターD ※初東京単独ライブ
- 2015年05月20日 - 『ななまがり力』 シアターD
- 2015年11月17日 - 『ななまがり心』 シアターD
- 2016年05月21日 - 『ななまがり光』 シアターD
- 2017年02月04日 - 『あと、ひとまがり』 ルミネtheよしもと ※初ルミネ単独ライブ
- 2017年06月26日 - 『NAOTO&YUTA』 神保町花月
- 2018年01月06日 - 『まがりコメディ』 ルミネtheよしもと
- 2018年05月12日 - 『フライガイザー』 キンケロ・シアター
- 2019年07月23日 - 『歯姫元年』 ヨシモト∞ホール
- 2020年07月29日 - 『うれしい』 大宮ラクーンよしもと劇場
- 2021年03月23日 - 『曲者王(くせものおう)』 ルミネtheよしもと
- 2022年04月09日 - 『ななまつり二〇二二 〜玄武〜』 北沢タウンホール
- 2022年04月09日 - 『ななまつり二〇二二 〜青龍〜』 北沢タウンホール
- 2022年04月10日 - 『ななまつり二〇二二 〜朱雀〜』 北沢タウンホール
- 2022年04月10日 - 『ななまつり二〇二二 〜白虎〜』 北沢タウンホール
- 2022年08月28日 - 『ななまつり二〇二二 〜黄龍〜』 なんばグランド花月 ※初NGK単独ライブ
- 2023年01月09日 - 漫才単独ライブ『ななまんざい』紀伊國屋サザンシアター[104][105]
出演番組
テレビ
過去のレギュラー出演
その他のテレビ番組
ラジオ
パーソナリティ担当
その他のラジオ番組
配信番組
脚注
注釈
- ^ 初瀬が参加し優勝した「よこすか大声大会」の模様が中継された。
- ^ 後に2017年4月の月間チャンピオンとなった[146]。
- ^ 後に2019年1月の月間チャンピオンとなった[150]。
出典
外部リンク