金の国(きんのくに)は、日本のお笑いコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
メンバー
- 渡部 おにぎり(わたべ おにぎり、1994年8月14日 - )(30歳)
- ボケ(一部のネタではツッコミ)担当。
- 旧芸名及び本名、渡部 恭平(わたべ きょうへい)[1]。
- 神奈川県横浜市出身[2]、武相高等学校卒業。桑元孝雄監督時代の野球部に所属し、1学年上の塩見泰隆(東京ヤクルト)が3番、渡部が4番打者だった[3]。ポジションは捕手で[4]、井口和朋(オリックス)とバッテリーを組んでいた[3]。2012年夏季の神奈川県大会で日本大学藤沢高等学校と対戦の際、「サヨナラインフィールドフライ」判定へ納得できない武相の選手らが審判に詰め寄ったため、地元テレビ局の映像がネットで拡散して炎上に発展。2022年8月時点でも動画は残っており、最も視聴されているものでは880万回以上も再生された[5]。横浜商科大学進学後も野球部へ所属したが、プロ入りは難しいと悟り退部。野球部ではイジられ役のお笑い担当だったことから芸人を志した[6]。
- 横浜DeNAベイスターズファン[2]。
- R-1グランプリ2022第3位タイ[7]。
- 個人のYouTubeチャンネル「にぎにぎちゃんねる」を持つ[8]。
- 桃沢 健輔(ももざわ けんすけ、1993年3月25日 - )(31歳)
- ツッコミ(一部のネタではボケ)・ネタ作り[9]担当。
- 新潟県新潟市出身、新潟明訓高等学校・武蔵野大学文学部卒業。声優の花澤香菜とは同じゼミ出身[10]。
- 大学時代は漫画研究会所属で[2]、ゴトウユキコのアシスタントを数回務めた[6]。絵が得意。
- 中学時代に友人の影響で『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)のビデオや、『ゴッドタン』(テレビ東京)を観たのがきっかけでお笑いにハマった[6][11]。高校時代は吹奏楽部に所属しており、トランペットを担当。相方・渡部が出場したことのない全国高等学校野球選手権大会に、応援のブラスバンドとして出場した経験がある[12]。
- 大学では俳句を学んでおり、句集を出すという目標がある[13]。
来歴
ワタナベコメディスクール25期出身。渡部は養成所入学前から高校の同級生とコンビを組んでフリーライブに出演していた。養成所ではそのキャラクターから渡部と組みたがる同期が多くいたが、同級生と組んだコンビが明るいキャラ同士でぶつかってしまった経験から自分とは真逆な暗めのキャラを持つ相方と組みたいと考えて桃沢を誘い、現在のコンビとなった[6]。
養成所の卒業ライブでは1位に輝いた[6]。卒業後は事務所の先輩であるサンシャイン池崎の単独ライブに呼ばれ、同じ舞台でネタをさせてもらった。2日間で3公演あり、池崎は最初からフルスロットルで叫びすぎて最終的に声がガラガラになっていたが桃沢は先輩のその姿に感銘を覚えていた[14]。
結成してから2年は特に結果を残せなかったが同事務所の先輩・ハナコの単独ライブを手伝う機会が生まれ、打ち上げで渡部は菊田竜大(ハナコ)と席が一緒になり結果を残せていないことについて相談してみると「相方を信じていれば大丈夫だよ」とさらっと言われ、それがとても心に残っていた[14]。
『お笑いABEMA CUP2021〜ワタナベNo.1決定戦』では芸歴4年にして決勝進出[15]。
2021年9月18日、『ツギクル芸人グランプリ2021』(フジテレビ系)にて優勝[16]。同年10月16日、『マイナビ Laughter Night』(TBSラジオ)グランドチャンピオン大会で7代目王者に選ばれる[17]。
芸風
主にコントで、演技派と称される[18]。ボケ・ツッコミの役割はネタによって替わる。渡部がピンで1人コントを披露する機会があり、その際もネタは桃沢が作っている[19]。桃沢は「配役が自分たちにピッタリで、自分たちにしか出来ないようなネタにすること」と決めた上でネタ作りを行なっている[11]。
M-1グランプリへ出場して漫才を演じることもある[1]。
受賞歴
賞レースでの戦績
出演
テレビ
ドラマ
- マイダイアリー 第6話(2024年12月1日、朝日放送テレビ・テレビ朝日系) - 優希の隣人 役(渡部)[39]
ウェブテレビ
ラジオ
単独ライブ
脚注
注釈
- ^ 準決勝にてネタを飛ばし、1分弱で自ら舞台を去ってしまったことで話題となった[18]。
出典
外部リンク
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★は九州事業本部、▲は関西事業本部、△は名古屋事業本部所属。 |