原田 曜平(はらだ ようへい、1977年4月4日 - )は、日本のマーケティングアナリスト。
芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授、信州大学・特任教授[1]、レイヤーズ・コンサルティング顧問、玉川大学・非常勤講師、経営学部国際経営学科「マーケティング、消費者行動論、若者研究」[2]。ワタナベエンターテインメント所属。BSテレビ東京番組審議会委員。
専門は日本や世界の若者の消費・メディア行動研究及びマーケティング(調査、インサイト開発、商品・パッケージ開発、広告制作等)。
2013年「さとり世代」、2014年「マイルドヤンキー」がユーキャン新語・流行語大賞にノミネート。「タイパ(タイムパフォーマンスの略)」「伊達マスク」という言葉の生みの親でもあり、様々な流行語を作り出している。
2020年には、海外で使われていた用語「Z世代」を著書を通じて日本のメディアに紹介し、この言葉は2021年のユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に選出された[3][4]。
来歴
東京都杉並区生まれ、北区育ち。商社に勤務する父親の転勤に伴い、小6の9月から中2の10月までオーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニーに住んでいた[5]。シドニー日本人学校小学部・中学部、中野区立第三中学校、巣鴨高等学校、駿台予備学校お茶の水校を経て[6]、慶應義塾大学商学部を卒業後、博報堂に入社[6]。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーに就任し、世界中で若者研究及び若者向けのマーケティングや商品開発を行った。博報堂を退社後は、マーケティングアナリスト、芝浦工業大学・教授、信州大学・特任教授、レイヤーズ・コンサルティング顧問。専門は日本のジェネレーションZなど若者研究、メディア研究。
著作
単著
共著
メディア出演
テレビ
ラジオ
インターネット
- ニコ生トークセッション「近頃の若者は、なぜ、ダメなのか?」原田曜平×ひろゆき(ニコニコ生放送、2011年3月8日)
- ニコ生トークセッション「中国人一億人ネット調査〜共産党より日本が好き?〜」(ニコニコ生放送、2011年7月11日)
- ニコ生トークセッション「TOKYO PANDAに聞く!中国ワカモノ最新事情」(ニコニコ生放送、2011年8月19日)
- 「萱野稔人の“ゆるゆる”時事放談〜若者の苦悩、フランス大統領選、就カツ・転職、フーコー/ドゥルーズまで〜」(ニコニコ生放送、2012年5月2日)
- 「スマホ就活族の陽性な若者消費」(日経消費ウオッチャー、2012年8月)
- 「いまどきの「働き方」を考える連載フォーラム 飯田泰之×常見陽平の『饒舌大陸』 第3回」(ニコニコ生放送、2012年10月18日)
- YouTubeチャンネル「原田曜平マーケティング研究所」所長(YouTube)
新聞
- 日本経済新聞「面倒だからやみつき 想定外買って楽しむ」(2011年3月13日)
- 朝日新聞夕刊「ステップアップ 新生活」欄『世代間コミュニケーション』特集(2011年4月8日)
- 聖教新聞「ケータイ・ネーティブの今」(2011年9月10日)
- 日本経済新聞「C世代駆ける」(2012年1月9日)
- 毎日新聞「特集ワイド」(2012年1月23日)
- 読売新聞「学生寮再発見 マンガやアニメ 同好の館」(2012年2月22日)
- 朝日新聞「若者の性交率低下の背景は」(2012年9月1日)
- 日本経済新聞「つまみは宅配 職場で一杯 手軽に居酒屋気分 外食より割安、上司も安心」(2012年11月9日)
- 朝日新聞「若者の男女共働き意識」(2012年12月16日)
- 朝日新聞「さとり世代 車乗らない 恋愛は淡白 浸透中」(2013年3月18日)
- 日本経済新聞「新生活テレビ消えた 家電セット 必要なものだけ スマホで代替 若者 予算絞る」(2013年3月20日)
イベント
- UNIDOL(ユニドル) - 審査員
- 虚無僧バー - 1日店長(2020年3月20日)
関連人物
- 首藤明敏(博報堂コンサルティング代表取締役社長、多摩大学大学院客員教授)
脚注
外部リンク