小栗有以
小栗 有以(おぐり ゆい、2001年〈平成13年〉12月26日 - )は、日本のアイドル、タレント、ファッションモデル、女優であり、女性アイドルグループ・AKB48のメンバーである[1]。元チーム8 東京都代表。東京都出身[1]。ゼスト所属。『LARME』のレギュラーモデル[5]。 来歴→「AKB48の歴史」も参照
2014年の『AKB48 Team 8 全国一斉オーディション』に東京都代表として合格し、同年4月3日に発足したチーム8のメンバーとしてお披露目される[6]。 2016年7月から8月にかけて行われた『れなっち総選挙』で1位を獲得し[7][8]、「レナッチーズ」として参加した楽曲「ハッピーエンド」ではセンターを務め[9]、れなっち総選挙選抜メンバーによる写真集『AKB48れなっち総選挙選抜写真集 16colors』も発売された[10]。11月16日発売のAKB48の46thシングル『ハイテンション』で初めてシングル表題曲の選抜メンバーに入った[11]。12月20日発売の『LOVE berry』vol.5より、同誌の専属モデル(ラブモ)に起用される[12]。また、2018年3月17日発売の33号より、女性ファッション誌『LARME』のレギュラーモデルに起用される[13][14]。 2017年1月14日には、TOKYO DOME CITY HALLで自身初のソロコンサート『チーム8 小栗有以ソロコンサート「新春!チーム8祭り〜小栗有以の乱〜」』を行った[15][16]。同年に実施された『AKB48 49thシングル 選抜総選挙』では51位(フューチャーガールズに選出)となり、初ランクインする[17]。12月8日に行われた『AKB48劇場12周年特別記念公演』で発表された組閣人事においてチームA兼任となった(新チーム体制への移行は2018年4月から)[18][19]。 2018年6月12日の新チームA『目撃者』初日公演で前田敦子のポジションを担当した[20]。5月30日発売の52ndシングル『Teacher Teacher』でシングル表題曲において自身初のセンターに抜擢される[21][22]。同年に実施された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では25位(アンダーガールズに選出)となり、ランクアップする[23][24]。また、7月放送開始のテレビドラマ『マジムリ学園』では連続ドラマ初主演を務め[25]、10月19日から28日にかけて上演された舞台版『マジムリ学園』では、岡田奈々とのダブル主演となった[26][27]。インドネシア国内のポカリスエットのCMキャラクターに抜擢され、9月テレビ放送開始の『POCARI7』のCMにより、初めて日本国外のテレビCMに出演する[28]。ウェブでの公開開始から1か月経たない10月に、CM動画のミュージックビデオ(MV)「Sweat For Your Dream」の再生回数が1000万回を突破した[29]。 2019年12月31日の『第70回NHK紅白歌合戦』では、センターポジションを務めた[30][31]。 2020年1月26日には、TOKYO DOME CITY HALLで自身2回目のソロコンサート『AKB48小栗有以ソロコンサート〜YUIYUI TOKYO〜』を開催した[32]。2月22日、渋谷ストリームで開催された『2020 AKB48新ユニット!新体感ライブ祭り♪』初日公演で美少女5人組ユニット「IxR」(アイル)のメンバーとしてパフォーマンスを披露[33]。同年3月、高等学校を卒業した[31]。 2021年1月18日、SKE48の運営会社の「ゼスト」に所属することが発表された[34][35]。11月5日、1st写真集『君と出逢った日から』[36]が翌2022年1月18日に発売されることが公表された[37]。11月21日・22日に開催された『東京ネイルエキスポ ONLINE 2021』において「ネイルクイーン 2021」に選出された[38]。 2021年12月8日に開催された『AKB48劇場16周年特別記念公演』において組閣発表が行われ、チームA兼任からチームB兼任に変更になることが発表された[39]。 2022年1月10日、神田明神で開催されたAKB48の新成人メンバーによる成人式に出席した[40]。 同年1月28日発表の「オリコン週間BOOKランキング」で1月18日発売の1st写真集『君と出逢った日から』が週間1万6000部を売り上げて2位となり、同ランキングのジャンル別「写真集」では1位となった[41]。 2022年10月5日よりTBS『ラヴィット!』10 - 12月の「ラヴィット!ファミリー」水曜担当として出演[42]。 2023年4月末でのチーム8の活動休止に伴い、5月1日よりチームB専任のメンバーとなった[43]。 同年9月27日に発売される62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』で、『Teacher Teacher』(2018年5月発売)以来、5年ぶり2度目のシングル表題曲のセンターを務める[44][45]。 同年の『夢叶えるプロジェクト』で映画単独初主演[46]。 人物ブランコに乗るのが好きで、中学校1年生の時になくなってしまった近所の公園にいつも学校帰りに立ち寄って、ブランコに乗って友達と話をしていた[48]。中学生の頃まではサンタクロースの存在を信じていて、中学校2年生の時に母親がクリスマスプレゼントを用意していたことに気付き、それまで気を遣って6つ上の兄と3つ上の姉が自分たちも信じているふりをしてくれていたことにも気付いた[48]。 「小さい頃からカントリーマアムが大好き」で、AKB48のチーム8のメンバーとして各都道府県に行って色々な味があることを知り、「各地のカントリーマアムを集めるのに、はまってしまいました」と2019年7月の「カントリーマアム35周年誕生祭」イベントで明かした[49][50]。カントリーマアムのほかに好きな食べ物は、寿司、肉、パンケーキ、果物[4]。 趣味はカメラで写真を撮ること、食べ物の栄養を調べること[4]。 新型コロナウイルスの感染拡大による2020年の自粛期間にウクレレを習得した[51]。 出演ドラマに関するインタビューで、自分の夢を叶える秘訣についてという質問に、「自分のゴールを決めすぎずに何事にも挑戦すること」、「自分に自信がある人はすごくキラキラしているし素敵なオーラを感じるので、とにかく楽しんで目標があれば努力して自分に自信をつけることが大事だと思います」と答えている[52]。また、「たくさんの作品に出演して、いろんな役を演じることができる俳優が素敵で魅力的に感じる。ナチュラルな、自然な演技をできる人になりたい」と言い、憧れの女優としてAKB48の先輩の川栄李奈の名前を挙げている[53]。 AKB48キャッチフレーズは、「みーんなのハートを(とっちゃう、とっちゃう) 東京から来ました“ゆいゆい”こと小栗有以です」[22]。AKB48内で独自に動くチーム8では人気メンバーであり、「2万年に1人の美少女」の異名を持つ[54][55]。 チーム8のオーディションを受けたきっかけは、AKB48を好きな友達に誘われたことだったが、実際に応募したのは小栗だけだった[56]。 小学3年生の時に、友達の親が作ってくれた衣装を着て友達と「ヘビーローテーション」を歌うなど、地区会館でミニコンサートをやっていた[56]。 2016年に入り、ソロ活動やAKB48選抜メンバーとしての活動も増えたが、「チーム8」を背負っていることを意識して撮影や収録に臨んでいるという[57]。 2017年1月開催のソロコンサート「小栗有以の乱」については、シングル表題曲初選抜となった「ハイテンション」のMV撮影時に親しくなった指原莉乃から「何か困ったことがあったら相談して」と言われていたこともあり、不安になって指原に相談してセットリスト作りを助けてもらった[58]。また、指原に「どうすればそんなに煽りが上手くなれますか?」と聞いたら「“ゆいゆいらしく”が一番だよ」とアドバイスされ、「私は私らしくいよう!と、自分の言葉で気持ちを伝えることを意識するように」なったという[58]。 目標、憧れている人は渡辺麻友である[4]。2017年10月31日に行われた渡辺麻友の卒業コンサートで、渡辺から王道アイドルの後継者に指名された[56][59][60]。アイドルでいる上で何が必要か渡辺に尋ねたことがあり、「自分を持つこと」「自分を守るのは自分しかいないから」「自分の信じた道を真っ直ぐ行くこと」だという答えが返ってきて、2018年は「自分の信じた道を真っ直ぐに行く」を意識していきたいと、雑誌のインタビューで語っている[56]。 1st写真集出版の取材インタビューでは「ちょっと背伸びした大人っぽい私も見せたい。ファンの方にドキッとしてほしい」という思いが込められており、「お風呂のカットは本当にちょっとのぼせているのでぜひ見てほしいし、すっぴんはメンバーにも家族にもほとんど見せたことがないので貴重です(笑)」と述べている[61]。また、「王道とか、正統派アイドルとか言っていただけるのがうれしい。麻友さんようにAKB48として、アイドルとして、まっすぐ進んできたつもりなので」、「これからも麻友さんのように真面目にAKB48を愛して、しっかり守っていきたい」とも述べている[61]。 小栗がAKB48に浸透してゆくきっかけとして、自らがプロデュースする「青春はまだ終わらない」公演のメンバーに選んでくれた岩本輝雄はもちろんだが、れなっち総選挙でセンターに選んでくれた加藤玲奈には、すごく感謝している[62]。 2023年12月8日、AKB48劇場で行われた「18周年特別記念公演」において、2023年の1年間で最も活躍したメンバーらをメンバー間の投票で選ぶ「AKB48 Award Member of the Year」が開催され、小栗がMVPを受賞した[63]。 AKB48での参加楽曲シングル選抜楽曲
アルバム選抜楽曲『ここがロドスだ、ここで跳べ!』に収録
『0と1の間』に収録
『サムネイル』に収録
『僕たちは、あの日の夜明けを知っている』に収録
配信限定楽曲
劇場公演ユニット曲
岩本輝雄「青春はまだ終わらない」公演
「僕の夏が始まる」公演
「ここからだ」公演
作品→AKB48としての作品については「AKB48の関連作品」を参照
映像作品
コンサート→AKB48メンバーとしてのコンサート・ライブイベント出演については「AKB48のコンサート一覧」を参照
出演→AKB48メンバーとしての出演(コンサート・ライブイベントを除く)については「AKB48の出演一覧」を参照
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