川本紗矢
川本 紗矢(かわもと さや、1998年〈平成10年〉8月31日 - )は、日本のタレント、女優であり、女性アイドルグループ・AKB48およびJKT48の元メンバーである。A-music所属[2]。北海道野付郡別海町出身[3]。 略歴2012年 AKB48 第14期生オーディションを受けるも、3次審査で落選した[4][5]。 2013年 9月22日、同年11月に初開催となる『AKB48グループ ドラフト会議』の候補者オーディションにおいて、30人の候補生の中のひとりとして選出される[6]。 11月10日、グランドプリンスホテル新高輪で行われた『第1回AKB48グループ ドラフト会議』において、第2巡目でAKB48チームB、SKE48全3チーム、HKT48チームHの5チームから指名され、当時AKB48チームB所属だった島崎遥香が抽選で交渉権獲得の札を引き、AKB48チームBが川本との交渉権を獲得した[7]。5チームの指名競合は本ドラフト会議で最多だった[8]。 2014年 1月25日、TOKYO DOME CITY HALLで行われた『AKB48リクエストアワーセットリストベスト200 2014』の3日目公演において、他のドラフト生とともにお披露目され、チームBへの加入を報告[9]。 3月7日、梅田チームB公演で同じくドラフト生の横島亜衿とともに劇場公演デビューした[10]。 4月28日、新チーム倉持チームBによるAKB48 チームB 6th Stage「パジャマドライブ」公演の初日公演に出演[11]。 7月29日、北海道産のジャガイモの消費拡大を目的に、馬鈴しょ取扱会議とホクレン農業協同組合連合会が2012年8月に設立した「じゃがい問題研究所」の新しい助手に選ばれた[3]。 9月17日、日本武道館で行われた『第5回じゃんけん大会』で3位となり、優勝者のソロデビューシングルのカップリング曲選抜入りする[12]。 11月26日発売のAKB48の38thシングル「希望的リフレイン」で表題曲の選抜メンバーに初選出された[13]。なお、AKB48のシングル表題曲でドラフト生が選抜されたのは川本が初めてである[14]。 2015年 1月4日、初の冠ラジオ番組『ティー・バイ・ティー・ガレージ presents さややパルプンテラジオ』(エフエム北海道)の放送が、全国11局ネットで開始される[15][16]。 3月25日、さいたまスーパーアリーナで行われた『AKB48ヤングメンバー全国ツアー〜未来は今から作られる〜』の初日公演において、新しく結成された7人組ユニット「でんでんむChu!」への参加が発表された[17]。 3月26日、さいたまスーパーアリーナで行われた『AKB48春の単独コンサート〜ジキソー未だ修行中!』において、チーム4への異動が発表された[18]。 10月16日、著名人のプロデュースによるAKB48特別公演の第3弾として、ジャーナリストの田原総一朗氏が選曲・人選を行った「ド~なる?!ド~する?!AKB48」公演が初日を迎え、谷口めぐとともに同公演のWセンターを務めた[19]。 2016年 5月から6月にかけて投票が実施された『AKB48 45thシングル 選抜総選挙』で初ランクインして27位となり、アンダーガールズに選出された[20]。 2017年 5月から6月にかけて投票が実施された『AKB48 49thシングル 選抜総選挙』で29位となり、2年連続でアンダーガールズに選出される[21]。 AKBステージファイター第7回センター争奪バトルで第1位になる。後日上位16名でコンサート開催。 2018年 5月から6月にかけて投票が実施された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』で41位となり、ネクストガールズに選出される[22]。 9月15日から1か月間、両グループ1名ずつの「AKB48/JKT48短期交換留学企画」により、日本インドネシア国交樹立60周年親善サポーターとしてジャカルタのJKT48に短期留学し[23][24]、Team Tに加入[25][26]。9月27日に、JKT48劇場での「シアターの女神」公演で初パフォーマンスを披露した[27]。10月19日のチームT「シアターの女神」公演(さよなら公演)でJKT48での活動を終了した[28]。 2020年 7月6日、AKB48 / OUC48プロジェクト「プロフィール48」のYouTube配信において、8月末にAKB48を卒業することを発表[29]。同年8月30日にAKB48劇場で『川本紗矢卒業公演〜2486日間の宝物〜』が開催され、翌31日の活動をもって卒業した[30][31][動画 2]。 12月2日、自身のSNSで芸能事務所「Incubation(インキュベーション)」に所属したことを報告した[32]。 2021年 6月15日から20日にかけて上演された、ノーティーボーイズの演劇制作「キズ絆-KIZUBAN-」にて、グループ卒業後初となる舞台出演[33]。 その後、9月に劇団岸野組の「極悪鬼道」に[34]、11月には劇団五反田タイガーの「Casket〜深海から見える星〜」に続けて出演し[35]、以降も定期的に舞台作品への出演を重ねている。 2023年 12月31日、自身のSNSにて、Incubationを退所した事を発表した[36]。 2024年 4月1日、A-musicへの移籍を発表[2]。 人物
特技は書道で「かなと硬筆と毛筆全部段位を持っています」とのこと[37]。 将来の夢はどんな演技をしても認められる篠原涼子のような女優になること[38]。また、女優の北川景子も目標の人物として挙げている[4]。 地元の別海町では「実家の周り、牛と草原しかない」環境であり[4]、同級生が「田舎だから1学年20人ぐらい」の学校に通っていた[39]。中学校では卓球部に所属し[37]、学校外ではヒップホップの小さなサークルに所属し、ダンスを習っていた[40]。 劇場公演でトマトが好きだと公言していたが、伊豆田莉奈によると食べている所を見たことがないという。また向井地美音と食事した時に「いらないの」に対して「いらない」といったことがある。 小さい頃から「漠然と『歌って踊る人になりたい』と思っていました」と川本は語っている。川本はAKB48の14期生オーディションで落選したため、「どうしても入りたくてリベンジで」とAKB48グループドラフト会議に応募した[37]。当時AKB48チームB所属だった島崎が抽選で当たりくじを引き当てたが、島崎の大ファンである川本は、チームBについて「一番入りたかったチームです」と涙した[41]。目標とする先輩は柏木由紀[4]、小嶋真子である[37]。 ドラフト会議時にチームBのキャプテンだった梅田彩佳は、川本の性格について「(ドラフト会議の)リハ(ーサル)から見ていて、おどおどしたところがかわいかったです」「すごく人見知りな子」と語っている。また、元チームBキャプテンの倉持明日香は、川本の性格について「中も外もこんなフワフワした子は初めて。『めっちゃ性格が悪かったらおもしろいのに』と思っていたけど、そのままでした。」と語る一方で、「がむしゃらとか一生懸命という言葉が、こんなにもはまる子はあまりいないです。そういう子が、今のAKB48には必要なのかなと思います」と評している[40]。川本によると、「笑いのツボが浅いから何でもすぐ笑っちゃって『また笑ってる!』みたいに言われます」とのことである[37]。 初めて参加した第5回じゃんけん大会では「じゃんけんは普段の生活でも負ける方が多かった」[37]にも関わらず、5連勝して準決勝に進出した[39]。準優勝した小嶋陽菜に敗れたはしたものの、3位決定戦で岩立沙穂に勝利して3位となった[42]。 AKB48在籍時の参加楽曲シングル選抜楽曲
アルバム選抜楽曲
その他の参加楽曲
配信限定楽曲劇場公演ユニット曲梅田チームB ウェイティング公演
岩本輝雄「青春はまだ終わらない」公演
田原総一朗「ド~なる?!ド~する?!AKB48」公演
外山大輔「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演
出演→AKB48メンバーとしてのコンサート・ライブイベント出演については「AKB48のコンサート一覧」を、AKB48メンバーとしてのその他の出演については「AKB48の出演一覧」を参照
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脚注注釈出典
動画
外部リンク |