高野貴裕
高野 貴裕(たかの たかひろ、1979年9月24日 - )は、政治活動家、元TBSテレビのアナウンサー。 来歴・人物福島県いわき市出身。血液型はA型[4]。福島県立磐城高等学校、青山学院大学文学部仏文科卒業後、2003年4月1日付で、アナウンサーとしてTBSに入社。同期入社のアナウンサーには小林麻耶と高畑百合子がいる。 入社後は、報道・情報・バラエティなど、幅広いジャンルのテレビ番組へ出演。『王様のブランチ』では、「高野ボンバー貴裕」と称して、DVDの新作ソフトを紹介するコーナー「熱血・DVD野郎」を担当した。その一方で、2006年の10月から2008年2月1日までは、『筑紫哲也 NEWS23』でキャスターを担当。同局の男性アナウンサーとしては初めてのスポーツキャスター[注 1] であったが、自身の着任と同時にサブキャスターへ就任した山本モナが諸事情につき短期間での降板を余儀なくされた直後から、毎日放送(MBS)からの出向扱いで三澤肇(元同局アナウンサーで当時は社会部の記者)が加入した2007年3月までは山本の役割も引き継いでいた。 2008年1月28日からは、『イブニング・ファイブ』(平日夕方の情報番組)で17時台の天気コーナー(気象予報士・森田正光のパートナー)と18時台のエンタテインメント(エンタメ)情報コーナー(関東ローカル放送)を担当。サブキャスター・小倉弘子の産前産後休暇(産休)に伴い、上記のコーナーを進行していた山内あゆがサブキャスター代理を務めることによる措置であった。実際には、小倉の復帰・山内の産休後(同年7月28日以降)を経て、2009年3月27日の最終回まで出演を続けていた。 2015年3月30日から2019年3月29日までは、平日早朝のテレビ番組『はやドキ!』の初代MCを務めた。 『はやドキ!』からの降板後は、Paravi向けに『丸のりパラビ』の企画を立案。この企画が実現してからは、MCを務めるほか、プロデューサーに準ずる役割を担っている。その一方で、アナウンサーとしての活動も継続。2019年9月30日から放送を開始した『グッとラック!』では、「芸能デスク」という肩書で、2020年9月までエンタメコーナーを担当していた[5]。 私生活では、2011年9月1日に星野真里と結婚。2015年7月30日に第1子(女児)を授かった[6]。2024年9月15日に星野は、この長女が、先天性ミオパチー(日本の厚生労働省が指定する難病の1つ)を患っていることや、日常生活での移動に電動車椅子を用いていることを公表した[7]。 その一方で、2019年11月4日に放送された『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議スペシャル』では、「ゲスト」として結婚後初めて星野と共演[8]。『グッとラック!』への出演期間中も、星野がコメンテーターを務める水曜日に共演していた。 TBSテレビでは「TBS Voice」(アナウンススクール)の講師も務めていたが、2022年7月1日付で所属部署のアナウンスセンターからTBSホールディングスへ出向。出向先では、総合プロモーションセンターの総合プロモーション部員と、総合編成本部編成局のプロモーション部員を兼務している[2][9][10]。 異動については正式発表の前(6月15日)にインターネット上でいち早く報じられたことから、高野自身がこの報道に対する驚きをtwitterの個人アカウントで吐露するとともに、報じられた内容がおおむね事実であることを認める一幕があった[11]。アナウンサーとして最後に担当した番組は6月30日の『TBS NEWS』(CS放送) [12]で、上記の個人アカウントでは、TBSホールディングスへの出向を機に「TBS総合プロモーター」という肩書を用いていた。 2023年4月1日付の人事異動でTBSテレビへ復帰。復帰後は、総務局のCSR推進部員と社長室のSDGs企画部員を勤務しながら、「CSRプロモーター」と称して「地球を笑顔にするWEEK」のプロモーション活動へ従事している[3]。アナウンス職失職後は、原則的には表舞台に出ないもののCSR推進部員としてその元アナウンサーという肩書を活用して系列のTBSラジオの番組に一般人社員としてCSR広報の一環で出演を不定期に行ってきたが、アナウンス部5期先輩にあたる外山惠理アナウンサーがパーソナリティを務めている2024年12月20日のTBSラジオ・金曜ワイドラジオTOKYO えんがわに生中継レポーター出演を行い、本日が実務的な最終出社日であり、2025年1月末で退職することを生報告した[13][14]。その後、2025年1月31日に諸手続きのため最終出社し退職したことを報告[15][16]。 退社以降の活動・転職等については非公表としていたが、同年2月3日、同年6月22日執行予定の東京都議会議員選挙で都民ファーストの会公認で世田谷区選挙区から立候補することが発表された[17][18]。 アナウンサー時代の出演番組レギュラー番組
不定期出演
YouTube脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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