『親父がくれた秘密〜下荒井5兄弟の帰郷~』(おやじがくれたひみつ〜しもあらい5きょうだいのききょう〜)は、2012年9月12日に放送された、テレビ東京のスペシャルドラマ。原作は大泉洋。主演は大森南朋。
概要
大泉洋が脚本・演出を担当し、2009年に日本全国行われた、演劇ユニットTEAM NACSの舞台「TEAM NACS第13回公演 『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』」を原作としている。話は原作の大まかな設定を残し、残りはオリジナルの脚本になっている[1]。
2012年9月のギャラクシー賞月間賞を受賞[2]。
2013年1月にDVDが発売された[2]。
放送時間
水曜21:00 - 23:08(JST)
- 21:00 - 22:48は当時『水曜ミステリー9』枠であるが、本作は『水曜ミステリー9』扱いはされなかった。
あらすじ
原作との相違点
- 原作では父・秦助の没後10年後を舞台としているが、ドラマでは没後12年後(十三回忌)を舞台としている[3][4]。
- 父・秦助と長男・大造は、原作ではギター教室の経営者だが、ドラマでは瓦屋の経営者である[4]。
- 三男・剛助は、原作では芸能事務所の経営者だが、ドラマでは映画制作会社の経営者である[3][4]。
- 五男は、原作での名前は「修一」であり、大手楽器メーカーに就職しているが、ドラマでの名前は「修」であり、大手生命保険会社に就職している[4][3]。また、五男の婚約者は、原作での名前は「城ヶ崎郁代」だが、ドラマでの名前は「片山郁代」である[3]。
キャスト
役名の隣の括弧は、原作「TEAM NACS第13回公演 『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』」でのキャスト[5]。原作でのキャストの記載のない役はドラマオリジナル[6]。
下荒井家
- 下荒井剛助(安田顕)
- 演 - 大森南朋
- 下荒井家の三男。映画制作会社の社長・プロデューサー。
- 下荒井佳代(戸次重幸)
- 演 - 長谷川京子
- 剛助の妻。元女優。
- 下荒井朋子
- 演 - 布施柚乃
- 剛助の娘。中学1年生。
- 下荒井秦助
- 演 - 橋爪功
- 剛助の父親。「下荒井瓦店」を営んでいた。13年前に死亡。
- 下荒井大造(森崎博之)
- 演 - ユースケ・サンタマリア
- 下荒井家の長男。父の跡を継ぎ「下荒井瓦店」を営む。独身。
- 下荒井大洋(音尾琢真)
- 演 - 小澤征悦
- 下荒井家の次男。10代のときに家出をする。詐欺罪で逮捕される。
- 下荒井健二(大泉洋)
- 演 - 高良健吾
- 下荒井家の四男。家に引きこもる。
- 下荒井修(戸次重幸[7])
- 演 - 永山絢斗
- 下荒井家の五男。東京の生命保険会社で働く。
その他
- 片山郁代(音尾琢真[8])
- 演 - 佐津川愛美
- 修の婚約者。父は銀行の頭取。
- 佐山陽子
- 演 - 奥山佳恵
- 剛助の元恋人。
- 川崎敦子
- 演 - 須藤理彩
- 兄弟の幼なじみ。クリーニング店を経営。
- 山崎きぬ
- 演 - 立石涼子
- 立花紀子
- 演 - 吉行和子
- 近所のおばちゃん。「下荒井瓦店」の事務員。
- 瀬戸内源公
- 演 - 大泉洋(特別出演/原作も担当)
- 下荒井家の菩提寺の住職。
スタッフ
放送局
脚注
外部リンク
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メンバー 森崎博之(リーダー) | 安田顕(初代・3代目サブリーダー) | 戸次重幸(2代目サブリーダー) | 大泉洋 | 音尾琢真 |
本公演 | |
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出演 |
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シングル | |
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各メンバーの項目 |
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関連項目 | |
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関連人物 | |
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