アルベルティン・アロルディス・チャップマン・デラクルス(Albertin Aroldis Chapman de la Cruz, 1988年2月28日 - )は[2]、キューバのオルギン州オルギン出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのボストン・レッドソックス所属。愛称はザ・ミサイル。
姓はメディアによってはチャプマンと表記されることもある[3][4][5][6][7]。
MLB史上最速となる球速105.1mph(169.1km/h)の記録[8] を保持。世界記録にも認定された。
経歴
キューバ時代
当初、ボクサー志望で、一塁手を経て投手へ転向するが、2005年ジュニア世代のリーグ戦の成績は2勝6敗、防御率4.27であった。
2005-06シーズンのセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル出場。
2006-07シーズンには規定投球回数不足ながらリーグ最多奪三振のタイトルを記録した。
2007年7月に2007年パンアメリカン競技大会の野球キューバ代表に選出された。同大会では準優勝で銀メダルを受賞した。11月に第37回IBAFワールドカップのキューバ代表に選出される。同大会では大会最優秀左投手に選出された。
2009年3月に開催された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のキューバ代表に選出された[9]。同大会では第2ラウンドの日本戦で先発し、2.1イニングを3失点で敗戦投手になる[10]。7月には第12回ワールドポート・トーナメントのキューバ代表に選出された。大会期間中にヨーロッパの小国アンドラに亡命した[11]。
レッズ時代
2010年1月10日にシンシナティ・レッズと総額3025万ドルの6年契約を結んだ[12]。
開幕はAAA級ルイビル・バッツで迎え、先発で起用されるも6月に0勝4敗、防御率5.84と不振に陥り、シーズン途中に抑えへ転向。8月27日のコロンバス・クリッパーズ戦で105mph(約169km/h)を記録した[13][注釈 1]。8月31日にメジャーに昇格し、その日のミルウォーキー・ブルワーズ戦の8回にメジャー初登板。1回無安打、1奪三振、無失点でメジャーデビューを果たした。投球した8球のうち速球は6球で全て98mph(約158km/h)以上を記録し、最速は球場表示で102mph(約164km/h)を、テレビ中継では103mph(約166km/h)を記録。翌日にはPITCHf/xで103.9mph(約167.2km/h)を記録し、ジョエル・ズマヤに次ぐ歴代2位の球速と公式に認定され[14]、9月24日のサンディエゴ・パドレス戦で史上最速となる105.1mph(約169.1km/h)を記録[15][注釈 2]。この時に打席に入っていたトニー・グウィン・ジュニアは「目の前を通り過ぎるまで見えなかった」とコメントした。
2011年4月18日のピッツバーグ・パイレーツ戦では、球場の表示で106mph(約170.6km/h)を記録。しかし、テレビ中継の表示では105mph(約169km/h)、PITCHf/xでは102.4mph(約164.8km/h)と計時され、公式記録としては認定されなかった[16][17][18]。本人は「調子は良かった。でもスピードのことなんて気にしないで投げている」とコメントし、監督のダスティ・ベイカーは「彼は休み明け、106マイルを出しても不思議ではない」とコメントした[17]。この年の最高球速は103.4mph(約166.4km/h)[注釈 2]。
2012年は開幕直後に抑えに回り、与四球率を前年よりも大幅に改善するなど38セーブを記録した。この年の最高球速は102.7mph(約165.3km/h)[注釈 2]。
2013年の最高球速は104.0mph(約167.4km/h)[注釈 2]。
2014年1月28日にレッズと500万ドルの1年契約に合意した[19]。スプリングトレーニング中の3月19日に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦でサルバドール・ペレスの打球が顔面に直撃。翌日左目の手術を行い、投球練習までには10日から14日間かかり、実戦復帰には4週間から5週間かかった[20]。5月10日に故障者リストから外れた[21]。復帰後は例年どおりの調子を取り戻し、54試合に登板した。7月11日のパイレーツ戦で、リリーフとして歴代最高となる40試合連続奪三振を記録[22] し、その後記録を49試合まで伸ばした。54イニングで106奪三振は、9イニングあたりの奪三振率は17.7であり、これは2012年にクレイグ・キンブレルが記録した16.7を上回り、歴代最高記録(50イニング以上が対象)である。この年の最高球速は103.8mph(約167.0km/h)[注釈 2]。また、シーズンを通してのフォーシームの平均球速が初めて100mphを超えた[注釈 2]。
2015年7月19日、史上最速となる292イニングでの通算500奪三振を達成し、クレイグ・キンブレルが持っていた記録を更新した[23]。
ヤンキース時代
2015年12月28日にケイレブ・コーザム、エリック・ジャジーロ(英語版)、ルーキー・デービス(英語版)、トニー・レンダ(英語版)とのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[24]。
2016年2月26日に前年オフに恋人に対して発砲8回と首を絞めたりしたなどのドメスティックバイオレンス(DV)の容疑で開幕から30試合の出場停止となる処分を受けた[25]。MLBがDVに関する規定を設けてから初の適用者となった。4月30日にアメリカ合衆国の市民権を取得[1] し、第4回WBCアメリカ合衆国代表選出を熱望していることを公表した[26]。5月9日のロイヤルズ戦で復帰し、移籍後初登板。翌10日の同カードでは移籍後初セーブを挙げた[27]。チームでは7回を投げるデリン・ベタンセス、セットアッパーのアンドリュー・ミラー、抑えのチャップマンで勝ちパターンとして起用され、この3人を「スリーヘッディッド・モンスター(三つ頭の怪物)」と呼称されたり、チームが3人の頭文字を取り得点(ラン)を与えないという意味でRun-D.M.C.を真似た「ノー・ランズDMC」Tシャツを販売したりもした[28]。ヤンキースでは31試合の登板で20セーブ、防御率2.01の成績だった。
カブス時代
2016年7月25日にアダム・ウォーレンら、マイナー選手3名とのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[29]。カブスではヘクター・ロンドンが抑えを務めていたが、ロンドンはセットアッパーに配置転換され移籍後も抑えを務めた。
移籍後は28試合で1勝1敗16セーブ、防御率1.01と好調を維持、シーズン通算では59試合で4勝1敗36セーブと5年連続30セーブを記録した。30試合の出場停止が響き、前年まで4年連続で達成していた100奪三振には届かなかった。ポストシーズンではサンフランシスコ・ジャイアンツとのナショナルリーグディビジョンシリーズ(NLDS)で4試合全てに登板。第3戦ではリードを守れず降板したが、それ以外ではセーブを挙げ、チームはリーグチャンピオンシップシリーズ進出を決めた。ロサンゼルス・ドジャースとのナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)では4試合に登板。2点リードの8回無死満塁の場面で登板した第1戦では同点2点適時打を打たれセーブに失敗したが、それ以外の3試合では合計3.2イニングをセーブこそつかなかったものの無失点に抑えた。クリーブランド・インディアンスとのワールドシリーズでは5試合に登板。1勝1セーブ、防御率3.52の成績だった。特に第5戦では1点リードの7回一死二塁の場面から登板し、2.2イニングを無失点。4奪三振で締めてセーブを記録した。11月3日にFAとなった[30]。
ヤンキース復帰
2016年12月8日、ニューヨーク・ヤンキースと5年8600万ドルで契約に合意したと報じられ[31]、12月15日に正式に契約を結んだ[32]。これは救援投手としては史上最高額であった[33]。
2017年は開幕から抑えを任されたが、5月14日に回旋筋腱板炎症で故障者リスト入りした[34]。
6月に復帰したが本調子ではなく、度重なる救援失敗で8月後半から中継ぎに配置転換された[35]。9月には11試合で12イニング無失点と復調し抑えに戻ったが、トータルでは22セーブ、防御率3.22と抑えを務めるようになった2012年以降では最も低い成績に終わり、連続30セーブも5年で途切れた。
2018年は開幕から好調を維持し、7月までに45試合登板で防御率1.88を記録していたが、シーズンを通じて左膝腱炎に苦しみ、8月22日から故障者リスト入りした[36]。9月に復帰したものの、抑えを務める場面は限られ、シーズン通算では55試合登板で3勝0敗32セーブ、防御率2.45という成績だった。なお、2016年及び2017年は平均球速が100.0マイル(約161.0km/h)を超えていたが、この年は99.1マイル(約159.5km/h)まで低下した[37]。
2019年は年間通じて故障離脱することなく抑えを務め、自身4年ぶりとなる60試合登板を達成。3勝2敗37セーブ、防御率2.21の好成績を記録したが、ロベルト・オスナと1セーブ差で最多セーブのタイトルは逃した。この年は前年から更に平均球速が低下する中で、フォーシームの比率が前年の73.8%から68.8%に減り、スライダーが25.4%から31.0%に上昇するなど、投球スタイルに若干の変化が見られた[38]。
オフの10月25日にロベルト・オスナ、リアム・ヘンドリクスらを抑えて最優秀救援投手賞を初受賞[39][40][41]。11月3日に残り2年の契約のオプトアウト権利を行使せず、2022年の1年1800万ドルの契約延長が発表された[42]。また、同年から新設されたオールMLBチームのセカンドチーム中継ぎ投手の1人に選出された。
2020年7月11日にCOVID-19の検査で陽性反応が出たことが発表された。そのため、23日の開幕には間に合わない見通しとなった[43]。8月17日に復帰後初登板を果たす。9月2日のタンパベイ・レイズ戦でマイク・ブロッソーに対し故意に頭部死球を与え3試合の出場停止となった[44]。平均100.5マイルのシンカーは2020年シーズンのMLBの中で最も速かった[45]。シーズンでは、11.2イニングを投げ防御率3.09で22奪三振を記録した。プレーオフではレイズとのデイビジョンシリーズでシーズンで頭部死球を与えたブロソーに勝ち越し本塁打を打たれた。
2021年7月4日に選手間投票で通算7度目となるオールスターゲームに選出された[46]。ただし、7月13日に開催されたオールスターゲームには参加はしたが、出場機会は無かった[47]。このシーズンは2シーズンぶりに30セーブを記録した。
2022年もリリーフの一角として起用されたが5試合連続失点を喫するなど不振に陥り、5月24日に故障者リストに入った。7月に入りロースター復帰を果たすも、8月27日に足に入れたタトゥーによって感染症を患い、再び故障者リストに入った[48]。チームは地区優勝を果たしポストシーズンに進出したが、ロースター外となった。このシーズンは防御率4.46、4勝4敗9セーブに終わり、平均球速・奪三振率はキャリアワーストの数字となった[49]。オフの11月6日にFAとなった[50]。
ロイヤルズ時代
2023年1月27日にカンザスシティ・ロイヤルズと1年375万ドルの契約を結んだ[51]。ロイヤルズでは31試合に登板し、4勝2敗2セーブ、防御率2.45という成績を残した。
レンジャーズ時代
2023年7月1日に コール・レイガンズ、ロニー・カブレラとのトレードでテキサス・レンジャーズに移籍した[52]。オフの11月3日にFAとなった[53]。
パイレーツ時代
2024年1月31日にピッツバーグ・パイレーツと1050万ドルの1年契約を結んだ[2][3]。
選手としての特徴
スリークォーターから投げる最速105.1mph(約169.1km/h)・平均球速99-100mph(約159-161km/h)のフォーシームと平均87-88mph(約140-142km/h)のスライダーの2球種で全投球の9割超を占めていたが、2018年ごろからスプリッターやシンカーも投球に加えている。[38]。奪三振率(K/9)が極めて高く、MLB通算奪三振率は15.0。その一方で細かな制球力に欠き、通算の与四球率(BB/9)は4.2[55]。
人物
ジャマイカにルーツがある[56]。
詳細情報
年度別投手成績
年
度 |
球
団 |
登
板 |
先
発 |
完
投 |
完
封 |
無 四 球 |
勝
利 |
敗
戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝
率 |
打
者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬
遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴
投 |
ボ 丨 ク |
失
点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P
|
2005-2006
|
HOL
|
15 |
15 |
0 |
0 |
-- |
3 |
5 |
0 |
-- |
.375 |
263 |
54.0 |
48 |
5 |
54 |
1 |
5 |
56 |
3 |
0 |
33 |
26 |
4.33 |
1.89
|
2006-2007
|
23 |
12 |
0 |
0 |
-- |
4 |
3 |
7 |
-- |
.571 |
350 |
81.1 |
59 |
4 |
50 |
0 |
9 |
100 |
5 |
1 |
26 |
25 |
2.77 |
1.34
|
2007-2008
|
16 |
16 |
2 |
1 |
-- |
6 |
7 |
0 |
-- |
.462 |
324 |
74.0 |
55 |
3 |
37 |
2 |
8 |
79 |
1 |
2 |
36 |
32 |
3.89 |
1.24
|
2008-2009
|
22 |
20 |
1 |
0 |
-- |
11 |
4 |
0 |
-- |
.733 |
515 |
118.1 |
109 |
7 |
62 |
2 |
9 |
130 |
14 |
0 |
56 |
53 |
4.03 |
1.45
|
2010
|
CIN
|
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
2 |
0 |
4 |
.500 |
51 |
13.1 |
9 |
0 |
5 |
0 |
0 |
19 |
2 |
0 |
4 |
3 |
2.03 |
1.05
|
2011
|
54 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
1 |
1 |
13 |
.800 |
207 |
50.0 |
24 |
2 |
41 |
2 |
4 |
71 |
4 |
0 |
21 |
20 |
3.60 |
1.30
|
2012
|
68 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
38 |
6 |
.500 |
276 |
71.2 |
35 |
4 |
23 |
0 |
4 |
122 |
4 |
0 |
13 |
12 |
1.51 |
0.81
|
2013
|
68 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
5 |
38 |
0 |
.444 |
258 |
63.2 |
37 |
7 |
29 |
0 |
3 |
112 |
6 |
0 |
18 |
18 |
2.54 |
1.04
|
2014
|
54 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
36 |
0 |
.000 |
202 |
54.0 |
21 |
1 |
24 |
0 |
2 |
106 |
4 |
0 |
12 |
12 |
2.00 |
0.83
|
2015
|
65 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
4 |
33 |
0 |
.500 |
278 |
66.1 |
43 |
3 |
33 |
1 |
5 |
116 |
7 |
0 |
13 |
12 |
1.63 |
1.15
|
2016
|
NYY
|
31 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
20 |
0 |
1.000 |
120 |
31.1 |
20 |
2 |
8 |
0 |
0 |
44 |
2 |
1 |
8 |
7 |
2.01 |
0.89
|
CHC
|
28 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
16 |
0 |
.500 |
102 |
26.2 |
12 |
0 |
10 |
0 |
0 |
46 |
6 |
0 |
4 |
3 |
1.01 |
0.83
|
'16計
|
59 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
1 |
36 |
0 |
.800 |
222 |
58.0 |
32 |
2 |
18 |
0 |
0 |
90 |
8 |
1 |
12 |
10 |
1.55 |
0.86
|
2017
|
NYY
|
52 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
3 |
22 |
1 |
.571 |
210 |
50.1 |
37 |
3 |
20 |
2 |
3 |
69 |
5 |
0 |
20 |
18 |
3.22 |
1.13
|
2018
|
55 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
32 |
1 |
1.000 |
212 |
51.1 |
24 |
2 |
30 |
0 |
5 |
93 |
9 |
0 |
15 |
14 |
2.45 |
1.05
|
2019
|
60 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
2 |
37 |
0 |
.600 |
235 |
57.0 |
38 |
3 |
25 |
0 |
1 |
85 |
6 |
0 |
18 |
14 |
2.21 |
1.11
|
2020
|
13 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
3 |
0 |
.500 |
45 |
11.2 |
6 |
2 |
4 |
0 |
1 |
22 |
0 |
1 |
4 |
4 |
3.09 |
0.86
|
2021
|
61 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
4 |
30 |
1 |
.600 |
243 |
56.1 |
36 |
9 |
38 |
2 |
3 |
97 |
7 |
0 |
23 |
21 |
3.36 |
1.31
|
2022
|
43 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
4 |
9 |
1 |
.500 |
160 |
36.1 |
24 |
4 |
28 |
0 |
1 |
43 |
6 |
0 |
18 |
18 |
4.46 |
1.43
|
2023
|
KC
|
31 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
2 |
2 |
8 |
.667 |
122 |
29.1 |
16 |
0 |
20 |
0 |
0 |
53 |
2 |
1 |
10 |
8 |
2.45 |
1.23
|
TEX
|
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
3 |
4 |
6 |
.400 |
127 |
29.0 |
21 |
4 |
16 |
2 |
1 |
50 |
7 |
1 |
14 |
12 |
3.72 |
1.28
|
'23計
|
61 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
5 |
6 |
14 |
.545 |
249 |
58.1 |
37 |
4 |
36 |
2 |
1 |
103 |
9 |
2 |
24 |
20 |
3.09 |
1.25
|
2024
|
PIT
|
68 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
14 |
22 |
.500 |
265 |
61.2 |
44 |
5 |
39 |
0 |
2 |
98 |
4 |
2 |
31 |
26 |
3.79 |
1.35
|
CNS:4年
|
76 |
63 |
3 |
1 |
-- |
24 |
19 |
7 |
-- |
.558 |
1452 |
327.2 |
271 |
19 |
203 |
5 |
31 |
365 |
23 |
3 |
151 |
136 |
3.74 |
1.45
|
MLB:15年
|
796 |
0 |
0 |
0 |
0 |
55 |
45 |
335 |
63 |
.550 |
3113 |
760.0 |
447 |
51 |
393 |
7 |
33 |
1246 |
81 |
6 |
246 |
222 |
2.63 |
1.11
|
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- 「-」は記録なし
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P)
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2005-2006
|
HOL
|
15 |
4 |
11 |
3 |
0 |
.833
|
2006-2007
|
23 |
6 |
14 |
1 |
1 |
.952
|
2007-2008
|
16 |
4 |
11 |
2 |
0 |
.882
|
2008-2009
|
22 |
7 |
31 |
0 |
4 |
1.000
|
2010
|
CIN
|
15 |
2 |
1 |
0 |
0 |
1.000
|
2011
|
54 |
3 |
8 |
4 |
1 |
.733
|
2012
|
68 |
2 |
3 |
1 |
0 |
.833
|
2013
|
68 |
1 |
3 |
1 |
0 |
.800
|
2014
|
54 |
1 |
2 |
0 |
0 |
1.000
|
2015
|
65 |
1 |
2 |
0 |
0 |
1.000
|
2016
|
NYY
|
31 |
3 |
3 |
0 |
0 |
1.000
|
CHC
|
28 |
2 |
2 |
0 |
0 |
1.000
|
'16計
|
59 |
5 |
5 |
0 |
0 |
1.000
|
2017
|
NYY
|
52 |
1 |
3 |
0 |
0 |
1.000
|
2018
|
55 |
0 |
5 |
0 |
0 |
1.000
|
2019
|
60 |
1 |
3 |
2 |
0 |
.667
|
2020
|
13 |
0 |
0 |
0 |
0 |
----
|
2021
|
61 |
0 |
3 |
3 |
0 |
.500
|
2022
|
43 |
2 |
6 |
0 |
0 |
1.000
|
2023
|
KC
|
31 |
0 |
3 |
0 |
0 |
1.000
|
TEX
|
30 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1.000
|
'23計
|
61 |
0 |
4 |
0 |
0 |
1.000
|
2024
|
PIT
|
68 |
2 |
7 |
0 |
0 |
1.000
|
CNS
|
76 |
21 |
67 |
6 |
5 |
.936
|
MLB
|
796 |
21 |
55 |
11 |
1 |
.874
|
表彰
記録
諸記録
- シーズン奪三振率:17.7(2014年、救援投手として歴代最高、従来の最高は2012年のクレイグ・キンブレルの16.7)
- 通算500奪三振投球回:292(2015年7月19日、従来の記録はクレイグ・キンブレルの305)[23]
- 連続試合奪三振:49(2014年8月21日 - 2015年4月10日、救援投手として歴代最高)
- 最高球速:105.1mph(約169.1km/h、ジョーダン・ヒックスと並び歴代最速、ギネス世界記録)[8]
- 1回の契約での年俸総額:8600万ドル(2016年12月、救援投手として歴代最高、従来の最高は同月のマーク・マランソンの6200万ドル)[33]
背番号
- 54(2010年 - 2023年途中)
- 45(2023年途中 - )
代表歴
脚注
注釈
出典
- ^ a b [1] Aroldis Chapman (@_thecubanmissile54) - Instagram (2016年4月30日) 2016年6月6日
- ^ a b “Aroldis Chapman Stats”. MLB.com. 2019年5月26日閲覧。
- ^ a b 第280幕 人類最速球男・チャプマンが抱える問題点
- ^ シンシナティ・レッズ アロルディス・チャプマン 背番号 54
- ^ 【MLB】球宴選出のY.セスペデス「キューバ人でもメジャーで輝ける」
- ^ 球宴で登板のA.チャプマン、右脚に違和感も「自分はだいじょうぶ」
- ^ ヤ軍GM 主力放出を示唆 チャプマン、ベルトラン、ミラー候補か
- ^ a b “Yank throws 105.1 mph, is on Cubs' radar”. MLB.com. (2016年7月19日). https://www.mlb.com/news/aroldis-chapman-throws-a-pitch-1051-mph/c-190404910 2019年5月26日閲覧。
- ^ “2009 Rosters” (英語). The official site of World Baseball Classic. 2015年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月18日閲覧。
- ^ '09 WORLD BASEBALL CLASSIC 試合結果 (第2ラウンド1組)[Game.1]キューバvs.日本 - 日本野球機構オフィシャルサイト
- ^ Doug Miller; Jesse Sanchez (2009年7月3日). “Cuban pitcher Chapman defects” (英語). MLB.com. 2016年12月12日閲覧。
- ^ Mark Sheldon (2010年1月10日). “Cuban star Chapman joins Reds” (英語). MLB.com. 2016年12月12日閲覧。
- ^ “チャプマン人類最速169キロ近日メジャー”. 日刊スポーツ. (2010年8月29日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20100829-671640.html 2011年3月21日閲覧。
- ^ “チャプマン最速左腕認定 167・3キロ”. 日刊スポーツ. (2010年9月9日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20100909-676147.html 2011年3月21日閲覧。
- ^ http://www.efastball.com/baseball/stats/fastest-pitch-speed-in-major-leagues/
- ^ MLB.com動画
- ^ a b チャップマン、171キロ出た!…スピードガン導入以降最速 スポーツ報知4月20日閲覧
- ^ チャプマン歴代最速球171キロは参考記録 日刊スポーツ、2011年4月21日。
- ^ Mark Sheldon (2014年1月28日). “Chapman avoids arbitration, gets $5 million for 2014” (英語). MLB.com. 2016年12月12日閲覧。
- ^ Mark Sheldon (2014年3月20日). “Surgery successful, Chapman's recovery begins” (英語). MLB.com. 2016年12月12日閲覧。
- ^ Mark Sheldon (2014年5月10日). “Reds reinstate closer Chapman from DL” (英語). MLB.com. 2016年12月12日閲覧。
- ^ Randhawa, Manny (July 12, 2014). “Aroldis sets MLB record with K in 40th straight game”. MLB.com. July 12, 2014閲覧。
- ^ a b “レッズのチャプマン、史上最速の500奪三振 大リーグ”. 日本経済新聞 (2015年7月20日). 2017年4月15日閲覧。
- ^ David Brown (2015年12月28日). “Yankees acquire closer Aroldis Chapman in trade with Reds”. CBS Sports. 2016年5月17日閲覧。
- ^ “Chapman gets 30-game suspension from MLB” (英語). MLB.com (2016年3月1日). 2016年7月26日閲覧。
- ^ 史上最速の投手がWBC出場に意欲。母国キューバの代表入りは無理でも、その手があった (2016年5月6日) 2016年6月6日閲覧
- ^ Yankees rally past Royals 10-7 despite Cain's 3 homers
- ^ ヤンキースにいる「三つ頭の怪物」は迫力満点ながら、寿命は短いかも(でも、来シーズンに復活するかも) (2016年7月21日) 2017年8月21日閲覧
- ^ "Cubs acquire LHP Aroldis Chapman from New York" (Press release) (英語). MLB.com (Chicago Cubs). 25 July 2016. 2016年8月30日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2016年12月16日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2016年12月8日). “Source: Yankees, Chapman agree to deal” (英語). MLB.com. 2016年12月12日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2016年12月15日). “Yankees finalize 5-year deal with Chapman” (英語). MLB.com. 2016年12月16日閲覧。
- ^ a b “チャプマンが5年総額97億円でヤンキース復帰 救援投手史上最高額の契約に”. Full-Count (2016年12月8日). 2017年4月15日閲覧。
- ^ ヤンキース守護神チャップマンがDL入り 左肩回旋腱板腱炎で約1か月離脱 Full-Count (2017年5月15日) 2017年10月2日閲覧
- ^ Chapman loses job as Yankees' closer MLB.com (英語) (2017年8月20日) 2017年8月21日閲覧
- ^ ヤンキース守護神チャップマンがDL入り ブーン監督「大打撃だが何とかなる」 Full-Count (2018年8月23日) 2018年10月2日閲覧
- ^ 村上雅則、友成那智『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2019』廣済堂出版、2019年、48頁。ISBN 978-4-331-52217-2。
- ^ a b FanGraphs Pitch Type
- ^ “MLB最優秀救援投手賞にチャップマンとヘイダーの両左腕 ヘイダーはメジャー3年目で2年連続選出”. baseballchannel (2019年10月27日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “最優秀救援チャプマン「この受賞は大きな意味持つ」” (2019年10月28日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Relievers of the Year: Aroldis Chapman, Josh Hader”. MLB.com (2019年10月26日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “チャップマン、ヤンキース残留を選択 オプション行使せず新たに3年契約結びなおす”. サンケイスポーツ (2019年11月4日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “ヤンキース チャップマンが陽性反応 新型コロナウイルス”. NHKニュース. (2020年7月12日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200712/k10012511121000.html 2020年7月13日閲覧。
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- ^ Sarah Langs, Thomas Harrigan (July 11, 2021). “Your 2021 MLB All-Stars by position” (英語). MLB.com. July 13, 2021閲覧。
- ^ Bryan Hoch (July 15, 2021). “Judge scores AL's 1st run, ready for 2nd half” (英語). MLB.com. August 2, 2021閲覧。
- ^ “ヤンキースに吹く“逆風”。故障者相次ぐ投手陣で、次は守護神チャップマンがタトゥーが原因でIL入り「思わぬ離脱」”. THE DIGEST 編集部. (2022年8月28日). https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=59660?mobileapp=1 2023年4月3日閲覧。
- ^ “人類最速左腕の止まらぬ“転落” 数値最悪、守護神は剥奪、無断欠席…疑問残る再起”. Full-Count. (2023年1月20日). https://full-count.jp/2023/01/20/post1328824/ 2023年4月3日閲覧。
- ^ “131 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (November 6, 2022). November 14, 2022閲覧。
- ^ “人類最速左腕チャップマン、1年4.8億円でロイヤルズと合意 15.7億円の大減俸”. Full-Count. (2023年1月20日). https://full-count.jp/2023/01/20/post1327465/ 2023年11月27日閲覧。
- ^ “Rangers trade for Aroldis Chapman to bolster 'pen” (英語). MLB.com. 2023年6月30日閲覧。
- ^ “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (November 3, 2023). November 9, 2023閲覧。
- ^ “player” (英語). baseballsavant.com. 2021年11月20日閲覧。
- ^ Aroldis Chapman Stats | Baseball-Reference.com
- ^ Dan Fappiano (January 26, 2023). “Aroldis Chapman has fans’ heads spinning with WBC announcement for Great Britain” (英語). February 19, 2023閲覧。
- ^ “All-MLB Team” (英語). MLB.com. November 27, 2021閲覧。
関連項目
外部リンク