エクトル・オリベラ
エクトル・オリベラ・アマロ(Héctor Olivera Amaro , 1985年4月5日 - )は、キューバ共和国サンティアーゴ・デ・クーバ州サンティアーゴ・デ・クーバ出身の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。 父のエクトル・オリベラ・シニアもキューバリーグで活躍した選手で、1980年8月に東京で開催されたアマチュア・ワールドシリーズでキューバ代表として日本代表と決勝戦を戦った。 経歴キューバ時代キューバ代表の実績としては2006年の第1回WBC一次候補に入った。 2007年8月にはB代表としてオランダのロッテルダムで開催された第11回ワールドポート・トーナメントに出場。同年11月の第37回IBAFワールドカップでA代表メンバー入り。 2008年8月の北京オリンピックの野球キューバ代表に選出された。 2009年3月の第2回WBCのキューバ代表に選出された[1]。 2010年10月の第17回インターコンチネンタルカップでは27打数16安打の活躍で二塁手のベストナインに輝き、MVPを受賞した[2]。 2012-2013シーズンは左上腕二頭筋の血栓症のため、国内リーグの試合を欠場している[3]。2013年3月の第3回WBCに出場することも出来なかった。 ドジャース傘下時代2015年3月24日にロサンゼルス・ドジャースと6年契約総額6250万ドルで契約合意[5]。ビザの発行が遅れ、5月19日に正式に契約[6]。6月から傘下のマイナーで計12試合に出場した。 ブレーブス時代2015年7月30日にアトランタ・ブレーブス、ロサンゼルス・ドジャース、マイアミ・マーリンズの3球団による三角トレードが発生し、アレックス・ウッド、ジム・ジョンソン、ルイス・アビラン、ブロンソン・アローヨ、ホセ・ペラザとのトレードでパコ・ロドリゲス、ザック・バードとともにアトランタ・ブレーブスに移籍[7][8]。この年はセプテンバー・コールアップでメジャーに昇格し、三塁手として24試合に出場し、打率.253・2本塁打・11打点・OPS0.715というまずまずの打撃成績を記録した。守備面では、24試合中21試合で三塁手を守る機会を得て、4失策・守備率.905という成績に終わり、やや不安定だった。オフに、外野手への転向を打診されると、プエルトリカン・ウィンターリーグに左翼手として参加した。 2016年は同じキューバ出身のアドニス・ガルシアが正三塁手となった影響で、左翼手へコンバートされた[9]。4月13日、遠征先のワシントンD.C.のホテルで知人女性に暴行したとして逮捕され、同日付で制限リスト入りしている[10]。5月26日に82試合の出場停止処分を科せられ、これを受け入れた。処分は4月30日に遡って適用される[11]。7月30日にマット・ケンプとのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍[12]。直後の8月2日にDFAとなり[13]、そのままマイナーの試合にも出場することなく10日に解雇となった。 ブレーブス退団後2017年5月30日に独立リーグであるアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約。 詳細情報年度別打撃成績
表彰
背番号
代表歴
脚注
関連項目
外部リンク
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