松島海岸駅
松島海岸駅(まつしまかいがんえき)は、宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜(なみうちはま)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である[注 1][報道 1]。 歴史
駅構造多賀城駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが駅業務を受託する業務委託駅である[報道 2]。2021年(令和3年)11月30日まではJR東日本仙台支社(現・JR東日本東北本部)が運営する直営駅で、駅長のほか管理助役を置いていた。 駅舎には自動券売機[報道 2]、話せる指定席券売機[2][報道 2]、自動改札機[報道 2](Suica、えきねっとQチケ対応)が設置されている。毎年8月中旬に行われる松島花火大会の際には、2番線ホーム仙台寄りに仮設の臨時改札口が設けられる。 単式ホーム2面2線を有する高架駅の構造で、駅舎の上部分は崖になっており、この崖の部分にホームと線路を敷設している。そのため、ホームからは松島湾を見下ろせる構造になっている。海側の線路は両方のホームに接するが、2番線ホーム側は柵が設置されたため、1番線ホーム側のみの乗降となる。 当初は島式ホーム1面(現在の2番線ホーム)2線の構造で、かつ駅舎とホームの連絡手段が階段しかなかった。観光地・松島の最寄り駅であるにもかかわらず、ホームが狭いうえバリアフリーに対応していないことが、駅舎の老朽化とともに課題となっていた。そのため、駅舎の改築とともに、海側にホームを増設し2面化してともにエレベータを設置し、駅前ロータリーを再整備する事が決定した[4][報道 6][新聞 6][新聞 7]。2019年(令和元年)5月30日の発表で整備が着手され、同年12月から仮駅舎に切り替えた[新聞 3]。 2021年(令和3年)11月15日に新駅舎、新設1番線ホームならびに同ホーム用エレベーターが供用開始された[報道 2]。2021年(令和3年)12月には新駅舎の1階に土産店、2階にベーカリーカフェがオープン[新聞 8]。2022年(令和4年)2月末までに仮駅舎が撤去され、2番線ホーム用のエレベーターなどが完成して全ての工事が完了し、新駅舎およびバリアフリー設備の完成式典が3月6日に行われた[新聞 8]。 ホームの山側、さらに一段高くなっているところを東北本線が並走しており、東北本線にもホームを設ける構想があるが立地条件が厳しく[注 2]実現には至っていない。 2015年(平成27年)5月29日まで運行していた矢本行きの代行バスは、当駅が乗り換え駅だった。なお、普通乗車券や回数券を利用して列車と代行バスを乗り継ぐ場合は、改札口の有人通路を利用し、精算が必要な場合は当駅の改札口で下車駅までの運賃を精算のうえ、精算済証を持っての乗車だった。バス誘導はJR東日本東北総合サービス(松島海岸駅代行バスセンター)に委託していた。 のりば
利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,374人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺バス路線以下のバスが発着する。
隣の駅脚注記事本文注釈出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目外部リンク
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