松井五郎
松井 五郎(まつい ごろう、1957年12月11日 - )は、日本の作詞家。東京都出身(生まれは岐阜県)。 概要1980年のヤマハポピュラーソングコンテストに出場[2]。当初は曲も手掛け、自らギターも弾いた。このときの入賞は逃したが、これがきっかけとなりヤマハに誘われ、1981年、CHAGE and ASKAの2枚目のアルバム『熱風』で作詞家デビューを果たす[2][3]。以後、長渕剛、安全地帯、氷室京介、HOUND DOG、吉川晃司、工藤静香等といったニューミュージック、ロック系のアーティストを中心に作品提供を行う[2]。3300曲を超える膨大な数の歌詞を手がけたことで知られる[2]。1980年代後半は「6人目の安全地帯メンバー」とも言われ、安全地帯の専属作詞家的な状態であった。例えば、大友康平は松井を安全地帯のメンバーだと思っていたという[2]。 また、田村ゆかりなどの声優や山内恵介などの演歌歌手にも作品提供をしている。2009年「また君に恋してる」(坂本冬美)でレコード大賞優秀作品賞を受賞[2]。2010年、同曲で特別賞、JASRAC賞・銅賞を受賞[2]。東日本大震災の影響を受けて、2013年4月に開校した宮城県東松島市立鳴瀬桜華小学校の校歌の作詞も担当した(作曲は中村雅俊が担当)。2017年、葉加瀬太郎が連続テレビ小説のテーマ曲「ひまわり」の歌詞アイデアを公募、松井に選考と作詞が依頼されると、同年3月に合唱曲として復興支援音楽祭[4]で披露された[5]。2018年、「さらせ冬の嵐」(山内惠介)「恋町カウンター」(竹島宏)でレコード大賞作詩賞受賞などを受賞[2]。同年、「さらせ冬の嵐」(山内惠介)で藤田まさと賞受賞[2]。2023年12月、深海弦悟名義で作詞した辰巳ゆうとの「星くずセレナーデ」が、第56回日本作詩大賞において審査員特別賞を受賞した[1]。 速筆に定評があり、松井本人は「鉄は熱いうちに打て、なんです。打ち合わせ中に詞の8割はできている」という[3]。また、ア段で始まる語句を多用するのが松井の作詞のセオリーで、「『あ』の母音は音が届く。歌い始めとサビの頭には意識して使う。濁点もね」とも語っている[3]。 代表的な作品あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行わ行
旧ジャニーズ事務所関連
アニメ、特撮ソング、その他
著作
メディア出演ラジオ
脚注
関連資料
関連項目外部リンク
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