M35 (天体)
座標: 06h 08m 54.0s, +24° 20′ 00″ M35 (NGC 2168) はふたご座にある散開星団。 概要星が多く、見ごたえのある散開星団の一つである。肉眼ではぼんやりと輝き、銀河の一部のように見える。双眼鏡では丸い星雲状のかたまりの上に、明るい星が少しばかり見え始める。北東にある二重星の主星が赤く、この星団のアクセントになっている。写真の右側にある星雲状のかたまりが散開星団NGC 2158である。NGC 2158はM35よりも5倍ほど遠方にあり、10倍ほど年月を経た星団である[2]。このような特徴から、かつては球状星団に分類されていたこともあった[2]。 観測史1745年から46年にかけてジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾーが発見した[2]。シェゾーは「ふたごの北の足の上にある星団」と記録を残している[3]。また、1750年以前にジョン・ベヴィスが独立して発見している[2]。1764年にシャルル・メシエは「カストールの左足にある非常に小さな星の集団」と記している[3]。 出典
関連項目
|