M23 (天体)
座標: 17h 57m 04.0s, −18° 59′ 06″ M23 (NGC 6494) は、いて座にある散開星団。 概要少なくとも150以上の恒星から構成される[3]。アメリカのアマチュア天文家ジョン・マラスは、不規則な星の並びを10cm屈折望遠鏡で見てコウモリの形にたとえた。全体の形をダイアモンドリングの形にたとえる人もいる。 双眼鏡では天の川にまぎれてわかりにくいが、口径5cmの望遠鏡では数十個の星が浮かび上がる。倍率を高くすると広がりすぎて見えにくくなる。大口径望遠鏡で見ると微星が多くあり、どこまでが天の川との境界か分からなくなってくる。 観測史1764年6月20日にシャルル・メシエが発見した[2]。メシエは「いて座の弓の端とへびつかい座の右足の間、へびつかい座65番星の近くにある。この星団の星は互いにかなり接近している。」と記している[2]。 出典
関連項目
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