金盃
金盃(きんぱい)は、特別区競馬組合が大井競馬場で施行する地方競馬の重賞競走である。正式名称は「東京中日スポーツ賞 金盃」、東京中日スポーツを発行する中日新聞東京本社が優勝杯を提供している。1956年に創設。大井競馬では、羽田盃、東京ダービー、大井記念と共に半世紀以上の歴史を有する競走である。2023年の格付けはSII。 副賞は、特別区競馬組合管理者賞[2](2023年)。 概要創設当時は秋季開催であり、秋の鞍へと向かう最有力の前哨戦として機能していた。1964年に東京オリンピック記念が創設されるとこの役割はそちらに委ね、開催を春期に移動した上でアングロアラブの銀盃とともに上半期の古馬重賞シーズン到来を告げる名物ハンデキャップ競走となった。2007年からは別定戦となっている。 2015年時点では南関東競馬では統一JpnIである川崎記念の次に開催される中長距離重賞であり、ここを回避した、ないしは好走できなかった馬が多く出走する競走となっている。船橋競馬場で行われるダイオライト記念のトライアル競走としても位置付けられており、上位2着までにダイオライト記念への優先出走権が与えられる[1]。 なお、1974年から2000メートルの中距離戦として約40年にわたって開催されてきたが、2015年からは2600メートルで行われている。 2019年より本競走で上位に入線した大井所属馬にはサンタアニタパーク競馬場で行われる東京シティカップへの出走が可能になった[3]。 条件・賞金等(2023年)
歴史
歴代優勝馬
※Rはコースレコードを示す。 脚注参考文献注釈出典
各回の結果の出典
関連項目
外部リンク
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