越中宮崎駅
越中宮崎駅(えっちゅうみやざきえき)は、富山県下新川郡朝日町宮崎字横田にある、あいの風とやま鉄道線の駅である[3]。富山県の最北端の駅および通年営業の駅としては富山県最東端の駅である[注釈 1]。 あいの風とやま鉄道線の所属駅であるが、当駅に停車する列車のほとんどが隣の市振駅から乗り入れてくるえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの列車である。 歴史年表
JR西日本時代当駅とその東隣の市振駅間に富山・新潟両県の県境がある。よって当駅が北陸本線において富山県内で最も東にある駅であり[13]、富山地域鉄道部の管轄も当駅までとなっていた(市振駅以東は糸魚川地域鉄道部の管轄であった)[14]。 駅構造島式ホーム1面2線を持つ地上駅[13]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。JR時代同様に無人駅である[13][15]。海側に駅舎が設置されており、ホームへは跨線橋で連絡している[13]。また、かつての出札窓口跡には臨時観光案内所が開設されることがある[16]。 2015年(平成27年)3月14日、北陸新幹線の金沢延伸時に当駅を含む北陸本線倶利伽羅駅 - 市振駅がJR西日本から経営分離され、当駅はあいの風とやま鉄道が管理する最東端の駅となった(隣の市振駅はえちごトキめき鉄道の管理となる)。ただし、あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道の運転系統の境界を泊駅とした関係で、あいの風とやま鉄道の自社列車の当駅への乗り入れは1往復のみであり、それ以外の列車はえちごトキめき鉄道からの片乗り入れ列車で占められる[17]。 あいの風とやま鉄道転換から12日後に、ICOCAおよび相互利用を行う交通系ICカードでの利用が可能になり[10]、2023年以降、JR西日本山陽本線の下関駅(山口県下関市)または四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の高松駅(香川県高松市)もしくは多度津駅(同県仲多度郡多度津町)[注釈 2]から続いたICOCAエリアの東限[注釈 3]となっている。ただし、利用可能区間は当駅からIRいしかわ鉄道線の大聖寺駅(石川県加賀市)まで[注釈 4]に限られているため、当駅から大聖寺駅を超えての利用[18]、または市振駅方面へは利用できない[10]。 のりば
到着メロディ2017年以前は直江津方面のりばに『かっこう』、泊方面のりばに『アニーローリー』が使用されていたが、2017年(平成29年)3月の新旅客案内システム導入に伴い、地元の伝統芸能・鹿島神社稚児舞のメロディをアレンジした「城の越しから」を到着メロディとして使用を開始した[19][20]。 利用状況2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は48人である[21]。 『富山県統計年鑑』及びあいの風とやま鉄道発表資料によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである[22][23]。
駅周辺海が近い。宿泊施設や温泉もある。鱈汁を出す料理店が数多くある。 隣の駅脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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