ハリー・マグワイア
ジェイコブ・ハリー・マグワイア(Jacob Harry Maguire、1993年3月5日 - )は、イングランド・シェフィールド出身のサッカー選手。プレミアリーグ・マンチェスター・ユナイテッドFC所属。イングランド代表。ポジションはディフェンダー。 経歴クラブ地元クラブのシェフィールド・ユナイテッドFCでプレーを始め、2011年4月のカーディフ・シティFC戦でトップチームデビュー[2]。 2014年7月29日、移籍金250万ポンドでハル・シティAFCに移籍。契約は3年[3]。2015年2月10日、1ヶ月の短期レンタルでウィガン・アスレティックFCに加入[4]。 2017年6月15日、ハルの降格に伴いレスター・シティFCに移籍、5年契約にサインした。移籍金は1200万ポンドで、活躍次第で1700万ポンドまで上昇する[5]。 レスター1年目の2017-18シーズンは、カウンターを志向するチームにおいて、ビルドアップの技術と自身の194cm100kgの屈強な体格を活かしたフィジカル勝負のプレースタイルが合致し、全試合に出場したうえに、チームの年間最優秀選手に選ばれた[6]。 2019年8月5日、マンチェスター・ユナイテッドFCに6年契約での加入が決定。移籍金はDF史上最高金額の8000万ポンドと報じられた[7]。背番号はリオ・ファーディナンドらがかつて着用した5番。2020年からアシュリー・ヤングの移籍に伴いキャプテンを務めることとなった[8]。2020年2月17日のチェルシー戦で移籍後リーグ戦初ゴールを奪い勝利した[9]。 2021-22シーズン、低調なプレー振りで大きく批判を受け、爆破予告の犯罪行為を受けた[10]。 2022-23シーズンは開幕と第2節こそリサンドロ・マルティネスと共に先発したものの、リヴァプールFC戦よりラファエル・ヴァランにポジションを奪われ、控えとなった。9月のUEFAネーションズリーグで出場した際も失点に絡みファンからブーイングを受けるなど低調なパフォーマンスが続く[11]一方で監督のエリック・テン・ハフはマグワイアへの信頼を強調した。[12]。 2023-24シーズンに復活を果たした[13][14]。第3節までは出番がなかったが、移籍期間が終了した直後の第4節のアーセナル戦で負傷したリサンドロ・マルティネスに代わりシーズン初出場となった。11月のリーグ戦は全試合で無失点、これに大きく寄与したハリーは、11月のプレミアリーグ最優秀選手賞を受賞した[15]。また、再び得点に絡む場面もみせた[16]。 代表2012年11月、U21イングランド代表としてU21北アイルランド代表との親善試合に出場した[17][18]。 2017年8月、A代表初招集。2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のマルタ戦とスロバキア戦の登録メンバーに選ばれたが、出場はしなかった[19]。10月の同リトアニア戦で初キャップ[20]。 2018年FIFAワールドカップロシア大会、準々決勝のスウェーデン戦で代表初ゴールとなる先制ゴールを決めた。 2021年6月、UEFA EURO 2020参加メンバーに選出された。準々決勝のウクライナ戦では1ゴールを決め、イングランド代表にとって約26年振りとなる準決勝進出に貢献した[21]。 2022年11月10日、2022 FIFAワールドカップに臨むイングランド代表に招集され、背番号6を着用することが決定した[22]。 個人成績クラブ
代表数
代表での得点
タイトルクラブ個人
代表歴
エピソード
脚注
外部リンク
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