ジョーダン・ピックフォード
ジョーダン・リー・ピックフォード(Jordan Lee Pickford、1994年3月7日 - )は、イングランド・シティ・オブ・サンダーランドのワシントン出身のサッカー選手。プレミアリーグ・エヴァートン所属。イングランド代表。ポジションはゴールキーパー。 クラブ経歴サンダーランド8歳でサンダーランドAFCの下部組織に入団し、2011年にトップチームに昇格した[1]。 下位リーグへのレンタル2012年1月、カンファレンス・ナショナルのダーリントンFCへレンタル移籍し、同月21日のフリートウッド・タウンFC戦でデビューを果たした.[2][3]。 2013年2月25日、同じくカンファレンス・ナショナルのアルフレトン・タウンFCに1ヶ月の短期レンタルで加入[4]。 2013年8月2日、フットボールリーグ2のバートン・アルビオンFCに移籍した[5]が、同月17日に退団。9月13日、バートン・アルビオンFCに再加入した。 2014年2月8日、フットボールリーグ1のカーライル・ユナイテッドFCに1ヶ月の短期レンタルで加入[6]。 2013-14シーズン終了後、サンダーランドと2018年までの新契約を結んだ[7]。 2014年7月21日、フットボールリーグ1のブラッドフォード・シティAFCに加入した[8]。 2015年7月31日、チャンピオンシップのプレストン・ノースエンドFCに加入。 サンダーランド復帰2016年1月1日、サンダーランドに復帰。2016-17シーズンのプレミアリーグでサンダーランドは19位と低迷したが、ピックフォード自身は好プレーを連発し評価を高めた。 エヴァートン2017年6月15日、エヴァートンFCへの移籍が発表された[9]。5年契約で移籍金はボーナスを含めると3000万ポンドであり、これはイングランド人キーパーとしては史上最高額であり、当時のゴールキーパー史上3番目の金額である。同シーズンはリーグ戦全試合に出場した。 2018-19シーズンもリーグ戦の全試合でゴールマウスを守り、昨シーズンと同様にマンチェスター・ユナイテッドFCの関心を持たれた[10]。一方で3月にニューカッスル・ユナイテッドFCのサポーターとトラブルになったり[11]、駐車場の身体障害者用のスペースに愛車のランボルギーニを止めるなど、ピッチ外での問題も目立った[12]。 代表経歴2017年8月、W杯最終予選に望むイングランド代表に初選出されたが、怪我による影響で辞退。 同年11月、親善試合ドイツ戦で代表デビューを果たし、無失点に抑えた。 2018 FIFAワールドカップのメンバーにも選出され[13]、本大会ではグループリーグ初戦から正GKとして出場。ベスト16のコロンビア戦ではPK戦でカルロス・バッカのキックを止めるなど、それまでW杯のPK戦過去3戦全敗だったイングランドを初勝利に導いた[14]。準々決勝のスウェーデン戦では数回の好セーブでピンチを救い、イングランドのベスト4進出に貢献し、MOMに選ばれた[15]。UEFA EURO 2020のメンバーにも選出され、決勝のイタリア戦ではPK戦でアンドレア・ベロッティとジョルジーニョのキックをセーブしたが[16]、味方3人が失敗して準優勝に終わった[17]。 2022年11月10日、2022 FIFAワールドカップに臨むイングランド代表に招集された[18]。 UEFA EURO 2024では、正GKとして全試合に出場。自身も好セーブを連発し決勝進出に貢献したが、決勝でスペインに敗れ、2大会連続の準優勝に終わった[19]。 エピソード既婚者で、1人の子供がいる。2021-22シーズン終了後にはモルディブで挙式した[20]。 個人成績クラブ
代表歴出場大会試合数
タイトル代表個人
脚注
外部リンク
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