ショーン・ダイチ
ショーン・マーク・ダイチ(Sean Mark Dyche, 1971年6月28日 - )は、イングランド・ノーサンプトンシャー州ケタリング出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。 姓のDycheは英国内でもダイシのように発音されることもあるが、本人の発音に基づくとダイチが比較的近いものとなる[1]。 選手経歴1987年にノッティンガム・フォレストFCのユースチームに入団し、1989年にトップチームに昇格するもリーグ戦出場はなく、翌1990年にチェスターフィールドFCに移籍し、1996-97シーズンまでディフェンスリーダーとして活躍。以降ブリストル・シティFC、ミルウォールFC、ワトフォードFC、ノーサンプトン・タウンFCなどを渡り歩き、2006-07シーズン終了後に引退。プレミアリーグではプレーすることなく選手生活を終えた。 指導者歴2007年にワトフォードFCのU-18のコーチに就任したダイチは、2011年8月にトップチームの監督に就任[2]。2011-12シーズンのフットボールリーグ・チャンピオンシップ (FLC、実質2部)で過去4シーズンの中ではベストとなる11位に導くも、シーズン終了後に退任した[3]。 2012年9月にU-21イングランド代表のスタッフに加わったが、同年10月にエディ・ハウの後任としてバーンリーFCの監督に就任した。就任2年目の2013-14シーズン、FLCで2位となり、クラブを5年振りとなるプレミアリーグに導いた。しかし、選手時代からも含め自身にとって初のプレミアリーグとなった2014-15シーズンは18位に終わり、わずか1年でFLCに降格。それでも2015-16シーズンはFLCで優勝し、1年でプレミアリーグに復帰を果たした。2016-17シーズンは16位で終えトップリーグ残留を果たすと、翌2017-18シーズンは7位にまで導き、クラブにとって52年振りとなる欧州カップ戦の出場権を手に入れた。以降バーンリーをプレミアリーグ残留に導いている。 2021年9月16日、助監督のイアン・ウォーンとともに新契約にサインし、2024-25シーズン終了まで契約延長した[4][5][6]。 2022年4月15日、残り8試合で降格圏の18位となり解任された[7]。 監督成績
タイトル個人
脚注
外部リンク |