守谷日和(もりやびより、1980年10月26日 - )は、日本のピン芸人、お笑いタレント。大阪府堺市出身。本名は守谷 崇宏(もりや たかひろ)。吉本興業東京本部所属。大阪NSC26期生。2021年4月から活動拠点を東京に移した。
略歴
かつては「幕末てんぐ」というコンビを組んでいた。解散後、芸人を廃業同然の状態で2年間のアルバイト生活を経て、「ポートボール守谷」の芸名でピン芸人としての活動を開始[1]。ある日、携帯電話の姓名判断ソフトで当時の芸名を調べたところ大凶で、「沈んでいたら、一生浮かび上がれません」と書かれていたため、現在の芸名に改名[2][3]。「サンキュー守谷」と「守谷日和」の2つの案があったが、周囲の反対を押しのけ、後者を選ぶ。
baseよしもと→5upよしもとに出演していたが、2014年2月に卒業。
2014年8月28日に、なんばグランド花月での初単独ライブ『守谷have a dream 〜NGK日和〜』が開催された。
R-1ぐらんぷり2020で初の決勝進出[4]。キャッチコピーは「ナニワの濃いくちアクター」。
2021年3月、よしもと漫才劇場を卒業。4月から活動拠点を東京へ移した[5]。
人物
- 身長167cm、体重74kg。
- 三人兄弟で、兄と姉がいる。兄とは誕生日が同じである。
- 元潜水士で[注 1]、一級小型船舶操縦士[注 2]、NAUIダイブマスターの資格を持つ。
- 専門学生時代、ドルフィントレーナーになるべく静岡の水族館あわしまマリンパークに一週間の実習に行き内定をもらったが、その間にホームシックとなり断った。
- NSCに入学する前は、USJのジョーズのメンテナンスダイバーとして2年半働いていた。この頃から急に体毛が濃くなり始めた。現在はヒゲの脱毛に通っている。
- 見た目がゴリラに似ているとよく言われている。昔はよく逆ナンされており、本人曰く、若い頃は森田剛に似ていた。
- 部屋が汚いらしく、夏場以外はずっと愛用している袢纏があるが、滅多に洗濯しないため鹿の死骸の臭いがすると言われている。
- 好きな食べ物はにらとポテトチップスと白飯。好きな果物はモモとナシ。
- 趣味はサッカー。特技は素潜りと三点倒立、手紙を書くこと。
- 好きなアーティストはTHE YELLOW MONKEY。
- 好きなタイプは目を頑張ってる人。
- ロイヤルホストでネタ作りをすることが多い。地方の営業の合間等、ロイヤルホストが近くに無い場合はコメダ珈琲でネタ作りをする。
- 目指している芸能界のポジションは国民の弟。
- たむらけんじから「もしもコンビ組むんやったら守谷日和とがええわ」と言われている。
- オールザッツ漫才2016の「輝け!ニュースターバトル」に出場し、落選したが、途中からネタ組に参戦。「女キャッチャー」のネタで、本来のネタ組芸人との対決を次々と制した末に、「フルスイング王決定戦」で優勝した。女キャッチャーの名前は、“美”しく“捕”球すると書いて「美捕」。43歳、所属チームは「阪神メスタイガース」、弁天町でスナック「インサイドワーク」を経営しており、座右の銘は「絶対綺麗になってやる」という設定。
- Whiteberryの「夏祭り」を口を動かさずに歌うことが出来る。
- THE ORAL CIGARETTESの「Mr.ファントム」を流しながら汗を拭き続けるネタがある。
- 俳優の松風ホトトギスというキャラに扮するネタがいくつかある。単独ライブ「激情ウホウホ」以来、単独ライブに度々登場している。ドラマ以外にもアクション映画、時代劇、Vシネマ等幅広く活躍しているという設定である。
- 穴芸という、お尻の穴を探してもらう芸がある。
- お笑い芸人で構成された演劇ユニット「ギャーギャーギャー」のメンバーである。最近はお芝居の公演に出演することが多く、鞄の中に常に台本が入っている。
- 吉本新喜劇メンバーの森田展義、脚本家の後藤ひろひとらで開催されている、即興演劇イベント「インプロビアス・バスターズ」および「インプロマニア」のレギュラーメンバーである。インプロネームはキャンサー。
出演
テレビ
WEB
ラジオ
- オンスト(YES-fm、2012年7月2日 - 7月30日) - 月曜日
- ハンドレッドレディオ第2部吉田たち・守谷日和のクール番長(MBSラジオ、2013年10月3日-12月26日)
ドラマ
舞台
- 2013年
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- 8月27日 - 演劇ユニット「ギャーギャーギャー」第一回公演「ロマンチック」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 10月4日 - 「B.A.M.Y.」(5upよしもと/大阪)
- 12月6日、8日 - 「B.A.M.Y.2」(5upよしもと/大阪)
- 2014年
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- 1月28日,30日 - 劇団ひろひょう「荒波次郎」(インディペンデントシアター2nd/大阪)
- 2月2日 - 演劇ユニット「ギャーギャーギャー」第二回公演「つみぎ」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 4月16日、17日 - 「B.A.M.Y.3」(5upよしもと/大阪)
- 5月7日 - 演劇ユニット「ギャーギャーギャー」第二回公演「つみぎ」追加公演(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 5月17日 - 演劇ユニット「ギャーギャーギャー」第三回公演「亀触った奴は黙ってろ!!」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 9月11日 - よしもとLaugh+Theater Project「HAPPY MAN〜さよなら竜馬〜」(5upよしもと/大阪)
- 10月4日 - 演劇ユニット「ギャーギャーギャー」第四回公演「あいつ風邪ひいたっていうてたはずやのに」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2015年
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- 5月25日、27日 - よしもとLaugh+Theater Project「天使は瞳を閉じて」(HEP HALL/大阪)
- 6月13日 - 演劇ユニット「ギャーギャーギャー」第五回公演「金盞花」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 8月16日 - ひぐちえりか芝居公演「逆転恋愛」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2016年
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- 4月8日、10日 - 「道頓堀エレジィ」(朝日劇場/大阪)
- 2017年
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- 2月10日、11日 - 「廻る」(朝日劇場/大阪)
- 4月8日、9日 - 「love火照る」(ABC Hall/大阪)
- 5月31日 - 壱劇屋「新しい生活の提案」(HEP HALL/大阪)
- 8月4日、6日 - 「愛のなきがら」(HEP HALL/大阪)
- 2018年
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- 8月23日、26日 - 「たましいコテージ」(アカルスタジオ/大阪)
- 10月23日、25日 - 「Small town, Big city 大阪でひろった4つの小石」(ABC Hall/大阪)
- 2019年
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- 空晴プロデュース「ボクのサンキュウ。」
- 10月30日〜11月5日(HEP HALL/大阪)
- 11月8日〜10日(CBGKシブゲキ‼/東京)
- 2020年
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- 10月30日 - 「ケガの恋」(アカルスタジオ/大阪)
- 2021年
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- 9月20日、21日 - リーディングアクト「ドウキの…」(よしもと有楽町シアター/東京)
- 2022年
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- 2月4日〜6日 - 「結 -MUSUBI- 」(渋谷区文化総合センター大和田さくらホール/東京)
- 2月11日〜13日 - 「結 -MUSUBI- 」(COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール/大阪)
- 10月15日〜17日、21日〜23日 - 「結 -MUSUBI- 」(大阪城夢祭 楽市楽座)
- 2023年
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2月17日、18日、19日、20日、22日、24日、25日
- ・『5BRAIN~脳・能・濃・悩・know?~』しずる村上脚本「シンセキのにいちゃん」(小劇場 楽園 東京)
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9月1日、2日、3日
- ・久馬君と石田君の演『デザイアーズマンション』(近鉄アート館 大阪)
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2024年
- 『ギャングアワー』(RouteTheater 東京)
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4月16日、17日、18日、19日、20日、21日
単独ライブ
- 2012年
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- 1月16日 - 「ウホウホ」(5upよしもと/大阪)
- 5月22日 - 「ウホウホ公園」(5upよしもと/大阪)
- 8月11日 - 「激情ウホウホ」(5upよしもと/大阪)
- 2013年
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- 2月22日 - 「さよならウホウホ」(5upよしもと/大阪)
- 9月9日 - 「守谷日和の30分」(5upよしもと/大阪)
- 11月5日 - 「蘇るウホウホ」(5upよしもと/大阪)
- 2014年
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- 2月20日 - 「ずっとMoriYa!!」(5upよしもと/大阪)
- 5月11日 - 「演るもりや」(5upよしもと/大阪)
- 6月20日 - 「守谷日和のみちくさライブ漫談編」(道頓堀ZAZA POCKET'S/大阪)
- 8月28日 - 「守谷 have a dream〜NGK日和〜」(NGK/大阪)
- 11月20日 - 「守谷日和のみちくさライブ漫談とコントと他他編」(道頓堀ZAZA POCKET'S/大阪)
- 2015年
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- 4月9日 - 「守谷な僕のネタ日和P」(道頓堀ZAZA POCKET'S/大阪)
- 5月5日 - 「ごめん、その日、守谷日和の単独やねん」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 7月26日 - 「ソレドコスン」(道頓堀ZAZA POCKET'S/大阪)
- 10月26日 - 「MoRiyaチャンパンジーリーグ」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2016年
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- 1月30日 - 「もりゃもりゃもりゃ」(道頓堀ZAZA POCKET'S/大阪)
- 6月12日 - 「ウホウホは眠らない」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2017年
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- 4月30日 - 「ほのかに薫るウホウホ」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 11月11日 - 「陽の当たるウホウホ」(道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2018年
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- 6月30日 - 「あなたの知らないウホウホ」(よしもと漫才劇場/大阪)
- 2019年
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- 5月26日 - 「衝動に駆られるウホウホ」(よしもと漫才劇場/大阪)
- 12月28日 - 「東京ウホウホ」(ヨシモト∞ドームステージⅠ/東京)
- 2020年
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- 10月31日 - 「ウホウホの誘惑」(よしもと漫才劇場/大阪)
- 2021年
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- 3月12日 - 「大阪ベストウホウホ〜配信も新ネタも」(よしもと漫才劇場/大阪)
出囃子
和田アキ子「さぁ冒険だ」
受賞歴
関連項目
脚注
注釈
- ^ 免許証を紛失しており、再発行しなければいけない。
- ^ 免許期限切れのため、再更新に行かなければいけない。
出典
外部リンク