3Delight
3DelightNSI (スリーデライト エヌエスアイ) は物理ベースレンダラーの一つであり、RenderMan互換レンダラーであった3Delightの後継である。NSIは「Nodal Scene Interface」の略であり、新たに導入されたアプリケーションインターフェースを意味する。 歴史
2000年、3DelightはRenderMan互換でありながらも、REYESとレイトレーシングのハイブリッドレンダリングに対応する3Dレンダラーとしてリリースされた[4][2]。当時、本家の「PhotoRealistic RenderMan」(PRMan) はハイブリッドレンダリングに対応しておらず (2002年より対応[5])、3Delightは本家よりも先にハイブリッドレンダリングが可能であった。 2013年、DNA Researchは3Delight 11でPath Tracingモードを導入して[6]それを標準としたものの、REYESモードも併存した。 2018年、DNA Researchは3DelightNSI 1.0で旧来のRenderManインターフェースに代わる新たなインターフェース「Nodal Scene Interface」(NSI)を導入した。NSIインターフェース互換レンダラーはオープンソースのHydraNSI (hdNSI)を使うことで、Universal Scene DescriptionのHydra搭載ソフトウェアから使うことが可能となる。 搭載・対応ソフトウェア現行
過去RenderMan互換レンダラーであった頃は、RenderManインターフェース出力に対応する多くのソフトウェアからも3Delightを使用することができた。
採用例以下の映画に3Delightが使われている[10]。
出典
外部リンク |