2003年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは9月30日に開幕した。ナショナルリーグの第34回リーグチャンピオンシップシリーズ(34th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10月7日から15日にかけて計7試合が開催された。その結果、フロリダ・マーリンズ(東地区)がシカゴ・カブス(中地区)を4勝3敗で下し、6年ぶり2回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
両球団がポストシーズンで対戦するのはこれが初めて。この年のレギュラーシーズンでは両球団は6試合対戦し、カブスが4勝2敗と勝ち越していた[1]。今シリーズでは、カブスが58年ぶりのリーグ優勝を目指し第4戦で先に王手をかけたが、マーリンズが第5戦からの3連勝で逆転優勝した。ポストシーズンの7戦4勝制シリーズにおいて1勝3敗から逆転優勝したのは、今回のマーリンズが1996年ナショナルリーグ優勝決定戦のアトランタ・ブレーブス以来7年ぶり、延べ9球団目である[2]。第6戦でカブスは、3点リードで勝利まであとアウト5つに迫っていたが、8回表に一挙8点を失い逆転負けを喫した。このとき、男性ファンによるファウルフライ捕球妨害があったことから、そのファンはスケープゴートとして大バッシングを集めた[3]。シリーズMVPには、第1戦で2安打を放ち5打点を挙げるなど、7試合で打率.321・2本塁打・10打点・OPS 1.031という成績を残したマーリンズのイバン・ロドリゲスが選出された。このあとマーリンズは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者ニューヨーク・ヤンキースを4勝2敗で下し、6年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。
試合結果
2003年のナショナルリーグ優勝決定戦は10月7日に開幕し、途中に移動日を挟んで9日間で7試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
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10月07日(火) |
第1戦 |
フロリダ・マーリンズ |
9-8 |
シカゴ・カブス |
リグレー・フィールド |
|
10月08日(水) |
第2戦 |
フロリダ・マーリンズ |
3-12 |
シカゴ・カブス
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10月09日(木) |
|
移動日 |
|
10月10日(金) |
第3戦 |
シカゴ・カブス |
5-4 |
フロリダ・マーリンズ |
プロ・プレイヤー・スタジアム
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10月11日(土) |
第4戦 |
シカゴ・カブス |
8-3 |
フロリダ・マーリンズ
|
10月12日(日) |
第5戦 |
シカゴ・カブス |
0-4 |
フロリダ・マーリンズ
|
10月13日(月) |
|
移動日 |
|
10月14日(火) |
第6戦 |
フロリダ・マーリンズ |
8-3 |
シカゴ・カブス |
リグレー・フィールド
|
10月15日(水) |
第7戦 |
フロリダ・マーリンズ |
9-6 |
シカゴ・カブス
|
優勝:フロリダ・マーリンズ(4勝3敗 / 6年ぶり2度目)
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第1戦 10月7日
第2戦 10月8日
第3戦 10月10日
第4戦 10月11日
第5戦 10月12日
第6戦 10月14日
第7戦 10月15日
脚注
外部リンク
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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永久欠番 | |
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ワールドシリーズ優勝(2回) | |
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リーグ優勝(2回) | |
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できごと | |
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傘下マイナーチーム | |
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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文化 | |
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ライバル関係 | |
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永久欠番 | |
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ワールドシリーズ優勝(03回) | |
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ワールドシリーズ敗退(08回) | |
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リーグ優勝(17回) | |
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できごと | |
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傘下マイナーチーム | |
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