野沢橋
野沢橋(のざわばし)は、長野県佐久市市原 - 中込の千曲川に架かる長野県道144号本町中込停車場線の橋長167 m(メートル)の桁橋。 概要現橋
旧橋 歴史佐久甲州街道にあって千曲川を渡る橋として重要な地位を占めた。江戸時代には、1729年(享保14年)に水害のために流失したという記録が残されている[2]。 明治時代には、1870年(明治3年)7月に流失し、1871年(明治4年)9月に仮橋となった[6][7]。 1881年(明治14年)3月に橋長136 m、幅員2.5 mの木橋となった[8][9]。 1890年(明治23年)1月25日に橋長164 m、幅員5.5 mに本格的な木造方杖橋となったが、1898年(明治31年)に流失し、しばらく渡船に頼ることになった[8][10]。 1901年(明治34年)に橋長167 m、幅員3.9 mの木造方杖橋が架橋された。これは、木造ながら近代的構造を採用した下路ハウトラス橋であった。これは1910年(明治43年)に橋長163 mとなった[8][2][11]。 1927年(昭和2年)12月18日、鋼単純ポニートラス橋4連に架け替えられた。これは、当時の南佐久郡内で最初の永久橋である[3][5]。後年に歩道橋が併設された[5]。 この旧橋は1999年(平成11年)に撤去され[4]、2000年(平成12年)9月25日に新橋が同じ位置に開通した[3]。 脚注出典
外部リンク
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