柏尾橋
柏尾橋(かしおばし)は、長野県飯山市大字瑞穂豊字柏尾 - 大字常郷の千曲川に架かる長野県道410号柏尾戸狩停車場線の橋長243.3 m(メートル )のトラス橋。 概要
歴史柏尾と大倉崎とを結ぶ渡しに1879年(明治12年)11月に船25艘、橋長78間(約142 m)、幅員2間(約3.6 m)の船橋が架橋されたが[2]、千曲川の増水のため流失し1891年(明治24年)には渡船に復した[3]。 1925年(大正14年)[注釈 1]に飯山線戸狩駅[注釈 2]開設に合わせて渡船場より約200 m上流に木桁橋が架橋される。これは、1928年(昭和3年)、1929年(昭和4年)に流失し都度復旧するも1930年(昭和5年)8月1日に流失する[4]。 1932年(昭和7年)4月3日に工費約4万円を費やして鉄筋コンクリート主塔、鉄トラス補剛桁の吊橋が架橋される。これは当地方で初めての近代吊橋であったが、1959年(昭和34年)8月14日[注釈 3]に台風第7号のため流失した[3][5][6]。 このため3年余の工期に工費約1億6000万円を費やし、1962年(昭和37年)12月に、トラス橋である現橋を架設した[3][7]。 脚注注釈出典
外部リンク
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