東岩瀬駅
東岩瀬駅(ひがしいわせえき)は、富山県富山市岩瀬御蔵町にある、富山地方鉄道富山港線の駅である。駅番号はC37。 歴史
駅構造LRT化後千鳥式ホーム2面1線の地上駅である[16]。駅構内には御蔵町踏切がある[17]。 富山港線のLRT化によりホームは低床ホームとなっており、旅客上屋等の設備が設けられている[18]。 のりば
※同じ線路を用いるため、「方面別のりば」となっている。 普通鉄道当時単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[19]。貨物取扱の行われていた時代には、駅舎反対側に側線を有し、貨車の留置に供用されていた[3]。 木造平屋建の駅舎は1924年(大正13年)に竣工したもので、下見板張に大きな窓枠が廻らされている[20]。富山港線各駅の駅舎は富山ライトレール移管時に取り壊されたが[21]、この駅舎と富山ライトレール移管前に用いられていたホームは保存されており、駅舎内部には改札口や白熱灯等が残され、往時の写真が展示されている[16]。2010年(平成22年)1月26日には富山県教育委員会によってとやまの近代歴史遺産百選に指定された[22]。休憩所として用いられているほか[21]、2016年(平成28年)7月9日からは岩瀬地区の老人が交流するサロンが駅舎内に開設され、ミニキッチンやカラオケ設備等が整備された[23]。また、2007年(平成19年)には売店や車掌室のあった場所を改修し、便所が設備されている[21]。 当駅と大広田駅(現・萩浦小学校前駅)との駅間距離は450mであり、これは日本国有鉄道や旅客鉄道線各社において最も短いものとして知られていた[24][25]。
貨物取扱当駅における貨物取扱は、1984年(昭和59年)2月1日に廃止された[13]。 1951年(昭和26年)12月15日付『鉄道公報』第732号通報「専用線一覧について(営業局)」別表によると、当駅接続の専用線は次の通りであった[26]。
1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[27]。
1983年(昭和58年)4月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[28]。
利用状況『富山県統計年鑑』によると、当駅における各年度の一日平均乗車人員は以下の通りであった[29]。
駅周辺隣の駅脚注
参考文献
関連項目外部リンク
|