本千葉駅
本千葉駅 (ほんちばえき) は、千葉県千葉市中央区長洲一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。 概要千葉市都市計画マスタープラン[3]による千葉都心(本千葉地区)に位置する官庁街及び文教地区の中心駅である。 東日本旅客鉄道(JR東日本)の外房線が乗り入れ、蘇我駅より乗り入れる内房線の列車も利用できる。近傍には千葉都市モノレールの県庁前駅が位置している[注釈 1]。 室町時代に屋形号を称する事が許された有力な大名(関東八屋形)であった千葉氏の初代当主である千葉常重が亥鼻町に居館を構えた亥鼻城(千葉城)があり、周辺は亥鼻公園(歴史公園)として整備されている。江戸時代(幕末)には千葉八景「猪鼻山の望月」に選定されており、古くから名所旧跡として親しまれている。 千葉県庁、千葉県警察本部、千葉市消防局中央消防署、千葉地方裁判所などの行政機関は千葉駅付近ではなく当駅の北東側にある。千葉県立中央図書館、千葉市立郷土博物館、千葉県文化会館、千葉大学附属病院、柏戸病院などの施設も集約している。 駅東口方面は官庁街のほか、千葉大学(医学部、薬学部、看護学部)をはじめ千葉県立千葉中学校・高等学校などを有する文教地区として知られる。 2019年以降、千葉駅・津田沼駅に代わり「BOSO BICYCLE BASE(鹿野山・内房・外房など)」の停車駅になっている(自転車を解体せずホーム・車内に持ち込める構造である為)[4]。 乗り入れ路線当駅に乗り入れている路線は外房線であり、内房線も乗り入れる。 千葉都市モノレール「県庁前駅」から徒歩4分、京成電鉄「千葉中央駅」から徒歩10分の場所に位置している[注釈 1]。 歴史当駅が開業したのは1896年(明治29年)と国内でも早い部類に属しており、その開業は房総鉄道によるものである[1]。開業当初は寒川駅(さむかわえき)と称していたが、1902年(明治35年)に本千葉駅に改称された。 房総鉄道は1907年(明治40年)に国有化され、当駅はその後房総線・房総東線を経て、1972年(昭和47年)には外房線の駅となった。開業当初は京成電鉄千葉中央駅付近に位置していたが第二次世界大戦中に被害を受け、戦後復興の一環として移転した。 年表
駅構造島式ホーム1面2線を持つ高架駅で、駅舎は高架下にある。同じ高架下の改札口すぐ外には売店NewDaysとブックオフ本千葉駅前店がある。 JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している千葉統括センター(千葉駅)管理の業務委託駅で[2]、指定席券売機設置駅。2007年(平成19年)12月より、コンコース階とホーム階を結ぶエレベーター・エスカレーターが稼働している。 当駅付近を京成千原線が並行して走っているが、千原線に駅は設置されていない。当初、小湊鉄道が路線を計画していた際は当駅が起点となる予定だったが、後に京成千葉駅(現在の千葉中央駅)に変更されている。 のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
発車メロディー
利用状況2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は12,300人である[JR 1]。 近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺千葉県庁や千葉地方裁判所などは千葉駅付近ではなく当駅の北東側にある。 駅東口方面は官庁街のほか、千葉大学(医、薬、看護)をはじめ千葉県立千葉中学校・高等学校などを有する文教地区として知られる。 周辺の駅東口(市場町・長洲・末広・亥鼻・葛城)
西口(長洲・寒川・港町)バス路線小湊鉄道バスによって運行されており、駅前の道路上にある「本千葉駅」停留所にて発着する。 隣の駅脚注注釈出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目外部リンク
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