大張髙己
大張 高己(おおばり・たかみ、1974年8月15日[1] - )は、日本の実業家。新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長(第10代)、NEW JAPAN Pro-Wrestling of America Inc. CEO(初代)、株式会社ブシロード執行役員。 人物少年時代からバレーボールをやっており、日本専売公社広島地方専売局(専売広島、現・JTサンダーズ広島)が憧れのチームであったという[1]。その一方ではプロレス好きでもあり、プロレスラーになりたい夢もあったと語っている[1]。 経歴広島から東京学芸大学、日本電信電話とバレーボール選手として過ごし[3]、NTT東日本-神奈川のチームで25歳までプレーしていた[1]。その間にはV1リーグ参戦や国民体育大会での準優勝も経験しており、ポジションはセッターであったという[2]。 選手引退後はNTTの社業に専念し、アメリカのカリフォルニア大学へ留学してMBAを取得。その間にグレイシー柔術アカデミーの門下生となり、青帯を取得している[4]。同社福島支店時代には郡山営業支店長[5]、第一ビジネスイノベーション部長[6]を歴任している。 2018年にNTTからブシロードへ転じて執行役員となり、2019年に新日本プロレスへ出向し、経営企画部長に就く[1]。同年10月には新日本プロレスのアメリカ合衆国法人である『NEW JAPAN Pro-Wrestling of America Inc.』が設立された際には初代最高経営責任者(CEO)に就任した[7]。 2020年10月23日、ハロルド・ジョージ・メイの後を受けて第10代新日本プロレスリング代表取締役社長に就任した[8]。 2023年12月23日、新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長を退任し、棚橋弘至にバトンタッチした[9][10]。 人命救助2022年4月23日、帰国して電車での帰宅中に駅のホームにて車体との間に転落した幼女を発見し、ホームに寝そべって幼女の母と協力して引き上げ、救出した[11]。 脚注
外部リンク
|