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境界駅

境界駅(きょうかいえき)とは、何らかの異なる区域間の境界となる鉄道である。 鉄道事業者間の境界駅では乗務員の交代が行われることが多い。

日本国内における代表的な境界駅の定義としては、以下のものが挙げられる。

JR旅客各社間の境界駅

JR北海道JR東日本の在来線の境界駅
JR西日本JR九州の在来線の境界駅

在来線

  • 2022年令和4年)現在、境界駅を跨がって運行される(会社間にわたり直通運転される)列車がある駅は太字

JR北海道とJR東日本

JR東日本とJR東海

JR東日本とJR西日本

JR東海とJR西日本

  • 米原駅(東海道本線:醒ケ井駅との間にある下り第一閉塞信号機が線路上の境界)
  • 猪谷駅高山本線杉原駅との間にある猪谷駅下り場内信号機が線路上の境界)
  • 亀山駅関西本線関駅との間にある亀山駅上り場内信号機が線路上の境界)
  • 新宮駅紀勢本線鵜殿駅との間にある新宮駅下り場内信号機が線路上の境界)
    • ※亀山駅はJR東海の管轄駅。猪谷駅・新宮駅はJR西日本の管轄駅
    • ※米原駅のうち在来線部分をJR西日本が、東海道新幹線をJR東海が管轄する

JR西日本とJR四国

JR西日本とJR九州

新幹線

  • 2022年(令和4年)現在、東京駅以外は境界駅を跨がって運行される(会社間にわたり直通運転される)列車がある。

(新幹線と在来線のみの管轄境界はここでは記載しない)

JR北海道とJR東日本

JR東日本とJR東海

  • 東京駅(東海道新幹線・東北新幹線)
    • ※東海道新幹線をJR東海が、東北新幹線及び在来線をJR東日本が管轄する。両新幹線の線路はつながっていない

JR東日本とJR西日本

JR東海とJR西日本

  • 新大阪駅(東海道新幹線・山陽新幹線:新大阪駅 - 新神戸駅間にある新大阪駅のATC第1場内地上信号機が線路上の境界)
    • ※新幹線部分をJR東海が、在来線部分をJR西日本が管轄する

JR西日本とJR九州

JR・私鉄・地下鉄の境界駅

東京地下鉄と各私鉄およびJR東日本

東武鉄道
西武鉄道
小田急電鉄
東急電鉄
東京都交通局都営地下鉄
  • 白金高輪駅(東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線 東京地下鉄の管轄駅)
    • ※目黒駅 - 白金高輪駅間は東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の線路共用区間(共用区間内にある白金台駅は東京地下鉄の管轄駅)
東日本旅客鉄道
その他

東京都交通局(都営地下鉄)と各私鉄

京成電鉄
京浜急行電鉄
  • 泉岳寺駅(京急本線・都営地下鉄浅草線 東京都交通局の管轄駅)
東急電鉄
  • 目黒駅(東急目黒線・都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線 東急電鉄の管轄駅)
京王電鉄

京都市交通局と各私鉄

京都市交通局と近畿日本鉄道
京都市交通局京阪電気鉄道

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)と各私鉄

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)北大阪急行電鉄
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)と近畿日本鉄道
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)阪急電鉄

名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)と各私鉄

名古屋市交通局名古屋市営地下鉄)と名古屋鉄道

JRと私鉄

私鉄同士

京成電鉄新京成電鉄
  • 京成津田沼駅京成電鉄京成本線・新京成電鉄新京成線 京成電鉄の管轄駅)
小田急電鉄小田急箱根
西武鉄道秩父鉄道
東急電鉄相模鉄道
近畿日本鉄道阪神電気鉄道
南海電気鉄道泉北高速鉄道
阪急電鉄と能勢電鉄
山陽電気鉄道と阪神電気鉄道

JR・私鉄と第三セクターの境界駅

※原則としてレールがつながる2社(線)の起点・終点となるもの、または乗り入れを行うものを記載。 電化・非電化の境界駅と重複するもの、レールがつながっていても通常乗り入れを行わない鉄道事業者間の境界駅(長津田駅東急田園都市線横浜高速鉄道こどもの国線など)は省略。関係する鉄道事業者のうち、直通列車が到着するホームを管理する事業者を太字に記す。鉄道事業者が複数の路線を現有またはかつて有していた場合は事業者名のほかに路線名も掲載。JRのみ事業者名を略称とした。


電化・非電化の境界駅

※原則として同一路線上、またはレールがつながる2線の起終点となる電化・非電化境界駅を記載

JR北海道
JR東日本
JR東海
JR西日本
JR四国
JR九州
JR以外

電化方式の違いによる境界駅

注釈

  1. ^ 博多駅 - 博多南駅間を運行する博多南線を含めてJR西日本管轄
  2. ^ 京王線の一部を成す
  3. ^ 成田市土屋。成田高速鉄道と接続

関連項目

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