坂井陽翔
坂井 陽翔(さかい はると、2005年4月5日 - )は、兵庫県加古川市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。 経歴プロ入り前加古川市立氷丘南小学校2年生の時に『HIOKAパワーズ』で野球を始め、主に外野手[2]。加古川市立氷丘中学校では硬式野球の『播磨ボーイズ』で外野手兼投手としてプレーしたが、投手としては3 - 4番手であった[3]。 滝川第二高校に進学すると、本格的に投手へ転向[4]。1年夏に背番号20でベンチ入りし、1年秋からはエースを務めた[2]。入学時は最速129km/hであったが、ウエイトトレーニングなどを経て、149km/hまでスピードアップ[5]。3年春は県大会準優勝[6]、3年夏は県大会準決勝で明石商業に敗れたものの[7]、ベスト4入りを果たした[6]。甲子園出場経験はなし[2]。 2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、東北楽天ゴールデンイーグルスから2位指名を受けた[5][6]。11月11日に契約金6000万円・年俸600万円(金額はいずれも推定)で入団に合意した[8]。背番号は53[9]。 選手としての特徴本人が「角度があって、伸びのあるストレートというのが、一番の武器と思っています」と話した[3]身長186cmから投げ下ろす[5]スピンの効いたストレートが武器[2]。高校時代の最速は149km/h[5]。 変化球も多彩であり、最も自信があるカットボールを筆頭に、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップなどを操る[4]。 滝川第二高校では1年時から4番を任され[6]、1年秋にはスイングスピード140km/hを計測するなど[3]、長打力を発揮し、打者としても野球センスが抜群であった[2]。 人物・エピソード幼馴染の田村武琉[6]に誘われて野球を始め、田村とは小学校2年生から高校まで共にプレーし[5]、バッテリーも組んだ[6]。ドラフト指名後に坂井へ花束を渡した田村は涙を流しており、「小・中とやりたいピッチャーをなかなかやれず報われなかった時期も見ていた。諦めないで頑張った坂井に、心の底からおめでとうという気持ちです」と話した[6]。坂井も田村について「僕に野球を教えてくれなかったら、ここまで来れてなかったし、どんなときでもそばにいてくれて支えてくれた。そこは僕がプロの世界で活躍して恩返しするしかないと思っています」と話した[5]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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