古口大橋
古口大橋(ふるくちおおはし)は、山形県最上郡戸沢村にある最上川に架かる橋。 概要山形県道34号新庄戸沢線が通る。橋のすぐ近く(上流側)にはJR陸羽西線の第一最上川橋梁も架かる。古口大橋の古口は戸沢村の合併前に存在した古口村からきている。 歴史橋の誕生まで橋が完成する前は合併前の戸沢村(橋の北側)と古口村(橋の南側)を結ぶ道路橋がなく、陸羽西線を利用するか渡し舟を利用するしかなかった。車や歩行で渡るには新庄市を経由しなければいけなく、1955年の戸沢村合併後もその状況は続いていた。橋完成前は鉄橋に板を敷き、その上を歩いて移動する人もいたというが、バランスを崩して川に転落し死亡した事故も発生している。地元などの強い要望を受け山形県が1963年に工事を開始し、1963年9月に橋が完成した[3]。古口大橋の完成により、戸沢村から鮭川村へのアクセスも向上した。 歩道橋の新設学校に通学する子供の安全確保を目的とし、自転車と歩行者の専用道路「古口大橋自歩道橋」が2004年に併設された[3]。 脚注
外部リンク
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