三菱重工相模原ダイナボアーズ
三菱重工相模原ダイナボアーズ(みつびしじゅうこうさがみはらダイナボアーズ、英: Mitsubishi Heavy Industries Sagamihara DYNABOARS)は、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属の神奈川県および相模原市をホストエリアとするラグビーユニオンチーム。略称は「相模原DB」。プロ契約選手、三菱重工社員選手で構成されている。練習グラウンドは、三菱重工相模原ダイナボアーズグラウンド(神奈川県相模原市中央区)。 概要
チームスローガンマスコットキャラクター
歴史前身の三菱日本重工ラグビー部は、1960年の第1回関東社会人リーグ(2部)から参加。その後、三菱重工東京製作所を経て、1971年の三菱重工相模原製作所の発足に伴いラグビー部も相模原に移転。同年を創部年としている[1]。 1977年に関東社会人リーグ3部ブロック初優勝、1986年に同2部ブロック初優勝。1989年に関東社会人リーグ1部(当時の関東社会人リーグは東日本社会人リーグの下位リーグ)に昇格した。2000年の関東社会人リーグ1部・Aブロックで2位に入ると、続くチャレンジリーグ[14](秩父宮)で新日鉄釜石を1点差で破り、悲願の東日本社会人リーグ昇格を果たした。前身時代も含め初めてのトップカテゴリーでの戦いとなった2001年は7戦全敗に終わり、1年で関東社会人リーグ1部に降格した[1]。 2003年のトップリーグ開幕に伴い、トップイースト10に所属となる。2006年度のトップイースト11で優勝を果たし、トップチャレンジでは九州電力に敗れたものの、近鉄に32-31の僅差で勝利。神奈川県のチームとしては初となるトップリーグ昇格を果たした[15]。 しかし2007年度トップリーグにおいては「ディフェンス力、取れる状況でスコアに結び付けられない精度の低さ」(相良南海夫監督)などにより、東日本社会人リーグに続いてまたも全敗(勝ち点3)最下位となり、トップイースト11に自動降格した[1]。 2012年に新設された相模原市ホームタウンチーム認定制度の第一号に選ばれ、地域での普及活動や社会貢献活動を行う[16]。 2016年度シーズンまでは主に三菱重工相模原グラウンド[17] で公式戦が行われていたが、現在は練習場となっている。以降、相模原麻溝公園競技場(相模原ギオンスタジアム)にホームグランドを移した。 トップイーストでは強豪として君臨し、2017-18シーズンからはトップチャレンジリーグに参戦し、2018-19のトップリーグ入替戦で豊田自動織機に31-7で勝利し、2019-20シーズンのトップリーグに12年ぶりに復帰した[1]。 2020年2月15日には、NECグリーンロケッツと対戦し、トップリーグ初勝利を果たした[1]。 2021年7月16日、新リーグJAPAN RUGBY LEAGUE ONE DIVISION2(2部リーグ)に振り分けされることになった[18]。 2022年5月21日・28日に行われたリーグワンの1部・2部入れ替え戦で、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安を2戦合計勝ち点8-0(第1戦33-25で勝利、第2戦33-19で勝利)で下し、次期2022-23シーズン DIVISION1(1部リーグ)への昇格を決めた[19]。 2024年4月13日、三菱重工業の発祥の地である長崎(長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場)で、リーグワンDIVISION1第13節の試合を開催した[20]。リーグワンとしても長崎県での開催は初[21][22][23]。 タイトル最上位リーグ なし 下位リーグ
7人制大会
成績リーグ戦戦績
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
2024-25シーズンの順位
2024-25シーズンのスコッドカテゴリA(日本代表の実績または資格あり)は、試合登録枠17名以上、同時出場可能枠11名以上。カテゴリB(日本代表の資格獲得見込み)は、試合登録枠・同時出場可能枠ともに任意。カテゴリC(他国代表歴あり等、カテゴリ A, B以外)は、試合登録枠3名以下。 三菱重工相模原ダイナボアーズの2024-25シーズンのスコッドは下記のとおり(2025年1月29日現在)[30]。 ヘッドコーチ: グレン・ディレーニー
過去の所属選手
【2024年5月退団】 脚注注釈出典
三菱重工業のスポーツチーム
関連項目
外部リンク
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