大阪府立東住吉高等学校
大阪府立東住吉高等学校(おおさかふりつ ひがしすみよし こうとうがっこう、英称:Osaka Prefectural HigashiSumiyoshi High School)は、大阪市平野区にある公立の高等学校。愛称は「ヒガスミ」。 概要全日制普通科高等学校として1955年に開校した[1]。1993年には芸能文化科が併設され、普通科との2学科体制となっている。 芸能文化科では、関西を中心とした日本の芸能について歴史や理論・実践などを深く学ぶことを目的としており、歌舞伎・文楽・能・落語・箏曲、放送・演劇・舞台技術・芸能史など、芸能に関する各分野の専門科目が開講されている。また、歌舞伎役者や落語家、放送・演劇の技術スタッフなど、芸能の第一線で活躍する人たちが、特別非常勤講師として専門科目の授業を担当することもある。日本の高等学校全体をみても同種の学科は珍しいことから、芸能文化科に関しては、大阪府外からの受験・入学も可能となっている。一方で芸能文化科は、タレント等芸能関係者の養成を目的としているわけではなく、また、高校生相当の年齢で芸能事務所に所属する者(アイドルタレント等)が芸能活動をしながら学校に通学するのを目的にしているわけでもない。それらの点は東京の私立高等学校の一部に存在する芸能系の学科やコースとは全く異なる。 2020年4月より共生推進教室の設置校[2]となり、大阪府立なにわ高等支援学校との連携のもとで、知的障害を持つ生徒を受け入れている。共生推進教室の生徒の学籍は大阪府立なにわ高等支援学校となるが、週4回東住吉高等学校に通学し、同校の生徒とともに授業などを受ける。 沿革1955年に全日制普通科高校として開校した[1]。創立当初は大阪市立摂陽中学校の仮校舎で授業をおこない、1年後の1956年に現在地(当時は東住吉区中野町)に校舎が完成した[1]。 1993年には、日本の高等学校で初となる芸能文化科が設置された。 年表
著名な出身者
交通
脚注関連項目外部リンク |