みやぎ生活協同組合
みやぎ生活協同組合(みやぎせいかつきょうどうくみあい)は、宮城県・福島県を事業範囲とする、生活協同組合である[1]。コープ東北サンネット事業連合加入。全国トップクラスの世帯加入率を誇る。 概要2020年3月期現在、宮城県内に約95万人の組合員を有し、宮城県内世帯加入率75.1%、ふくしまエリア世帯加入率29.2%で、県内世帯加入率は全国トップを誇る[2][3][4]。供給高は1259億円を超え、東北地方最大の消費生活協同組合である一方、エンドーチェーンが西友の傘下に入ってからは宮城県内に本拠を置く最大規模の小売り事業者としての側面を持つようになった。ただし、石巻都市圏に複数店舗を持つものの、店舗のほとんどが仙台都市圏に集中しており、その他の地域では1都市圏1店舗程度の出店となっている。2020年3月現在の店舗数は54、共同購入支部数は17、学校部支所は6[5]。年間2-3店舗ほどの新規出店を行う一方[6]、周囲の小型店舗の閉鎖も行っている。共同購入のメンバーは2016年までの5年間で約1万人増加して16.4万人となり、供給高も増加している。 2015年には、松島町で、エーコープ宮城との共同事業(両法人による共同出資にて、株式会社コープ松島を設立して運営)にて展開する店舗として、A&COOP松島店とコープドラッグ松島店を開業。 さらに2017年4月21日には県内で人口が最も少ない七ヶ宿町に、ファミリーマートと共同で「ファミリーマート+COOP七ケ宿店」を町役場近くに整備される予定の賑わい拠点エリア「なないろひろば」内に新規出店した[7]。こちらは、みやぎ生協子会社の「株式会社コープコンビニエンス」がフランチャイズとして事業を行う形式となっており、次いで2号店として「ファミリーマート+COOP鶴ヶ谷店」を既存のみやぎ生協鶴ヶ谷店の近隣に開業させ、みやぎ生協本体の組合員加入受付は行いつつも、既存の鶴ヶ谷店とは棲み分けを行うことになった。 2016年10月12日、生活協同組合コープふくしま(コープふくしま 本部:福島県福島市)、福島県南生活協同組合(福島県南生協 本部:同県西白河郡矢吹町)と2019年3月を目途に合併する方針を発表した[8]。合併方式は、コープふくしまと福島県南生協が全事業をみやぎ生協に譲渡・売却する方針と報じられている。実現すれば県を超えた生協の合併は全国では4例目になると報道された[9]。また、合併によって経営基盤の強化を図り、新規出店が少なかった福島県での出店を強化したいとしている。 2019年3月21日、生活協同組合コープふくしま、福島県南生活協同組合のすべての事業をみやぎ生活協同組合が譲受。事業継承後の福島県内の店舗は、「コープふくしま」(白河市の福島県南生協の店舗はコープふくしま天神町店として継続)として継続して使用されている。 沿革
店舗一覧→宮城県内の店舗については「https://www.miyagi.coop/shop/ 公式サイトの店舗一覧」を、福島県内の店舗については「https://www.fukushima.coop/shop/ 公式サイトの店舗一覧」を参照
過去に存在した店舗
脚注
外部リンク |