ばら星雲
ばら星雲[3][2](ばらせいうん、英: The Rosette Nebula 、NGC 2237-9, 2246、Caldwell 49)は、いっかくじゅう座の方向にある散光星雲(HII領域)である。赤いバラの花飾り(ロゼット)のような姿であることから「ばら星雲(バラ星雲[4])」とよばれている。 概要NGC番号は 2237、2238、2239、及び 2246である[3]。ばら星雲全体はウィリアム・ハーシェルが発見した[1]が、NGC 2237と2246はスウィフト、NGC 2238はマース、NGC 2239はジョン・ハーシェルがそれぞれ個別に発見している[1]。 おおよそオリオン座α星ベテルギウスからこいぬ座α星プロキオンに向かって1/3ほど行った冬の天の川の中、いっかくじゅう座12番星を中心とする散開星団NGC 2244の周囲に広がっている。眼では感じにくいHα線の成分が強いため肉眼で見ることはできない[2]が、望遠鏡に干渉フィルターを用いることで視認することができる。視直径 80'x60'、距離5,500光年、実直径130光年となっている。 脚注
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